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30代でカスタマーサポートからWebデザイナーになった理由

Webデザインの活動し始めてから1年半経ったので自己紹介兼ねて、なぜデザイナーになったのか、活動軸、今後についてまとめてみることにしました。

私自身noteを見返して日々の業務に追われて忘れがちな軸を大切にしていきたいです。

略歴: 3カ国3業界でカスタマーサポート

ベトナム時代の写真

・法政大学国際文化学科 卒業
・5年間国内外のラグジュアリーホテルで勤務
      (東京、沖縄、ベトナム、シンガポール)
・シンガポールでIT事務3年程
・英国で代替医療セラピー留学
      -コロナ禍で帰国-
・国内で外資系Eコマースのカスタマーサポート1年半
・2022年6月からフリーランスWebデザイナー

略歴

3カ国で3業界、大きく分けるとカスタマーサポートの領域で仕事していました。

特にホテルからITへ、物理的空間から情報空間へ仕事に変わった時に感じたのは、「同じような質問ややり取りが一日に何回もある!」です。

当然ホテルでも同じようなルーティンの繰り返しではあるのですが…見ているものが人からパソコンに変わり、それをより一層そう感じるようになりました。


Eコマースで体感した「もったいない!」現実

最後の正社員、Eコマース勤務時はいわゆるD2Cと言われる会社で、初めて「モノを売っているメーカー」で働く体験をしました。

その中で、私は返品問い合わせの担当でした。つまり不満がある方々への対応です。
割合でいうと全体のわずか数%ではありますが、毎日その手続きをしている身からするとものすごい量です。

返品理由は様々ですが、常々「もったいない!!!」と思っていました。
そこにかかる輸送費も輸送する方々の労力も、そこで発生するやり取りも(ユーザーにとっても企業にとっても)、廃棄になってしまう可能性がある開封された商品も(リサイクルを心がけている企業だったのは幸い)。

この経験から何かを売る時、
・そもそも販売するモノ自体を120%満足してもらえるものにしてから届ける(※特に物理的なモノの場合途中修正や変更はできない為大事)
・過不足ない適切な情報提供で本当に必要としている人に届ける

この2つが大事です。

勤務先は外資系の会社だったこともあり、割と自由に意見を言わせてもらえて、カスタマーサポートの観点で社内の製品とホームページの改善点など携わらせてもらいそこからWebサイトデザインの勉強を始めました。


カスタマーサポート経験から「無駄をなくしたい!」


ポートフォリオやツイッターの自己紹介には「届けたい人に届ける」という柔らかい言葉を選んでいますが、最初は無駄な問い合わせをなくしたいと思いデザインの勉強を始めました。

本当に必要としている人に必要な情報・モノを届ける。
これは企業にとってもユーザーにとっても大切なことだと強く思っています。

内容がしっかり伝わっていないせいでガッカリする消費者をなくしたい。
内容がしっかり伝わっていないせいで発生する企業の無駄なオペレーションをなくしたい。

企業の中のいちカスタマーサポートだとやはりできることに限りがあり、もう少し影響力のある分野で仕事したいと考えてデザイナーとして本格的に活動することにしました。


デザイナーとしての活動軸

「素敵なサービスを提供している人のお手伝いをしたい」

活動軸

デザイナーの勉強を始めた時は無駄をなくしたい!が主な動機でしたが、
必要な人に必要な情報を届けるお手伝いができるのがデザインだと考えています。

なので、駆け出しの頃から応援したくない事業のお仕事は絶対にやらないと決めています。(当たり前ですが)

素敵だな!応援したいな!と思える事業だと、リサーチも楽しくできるし真剣にどうやって伝えるか考えることができるので、自分が良いと思うサービスのお手伝いをすることはずっと大切にしていきたいです。


今後について

今現在はWebサイト、広告バナー、SNS画像、スライド資料などコミュニティーデザインの領域でお仕事させてもらっています。

今後は少しずつですが、プロダクトデザインでユーザー体験を作りだす仕事もしていきたいと考えています。

ただ、コミュニケーションデザインも同じくらい大事だと思っているので最終的には両方一貫してブランディングデザインできたら最高だなと思います。

これからも素敵なサービスを提供している方々のお手伝いができるように、対応範囲もデザイン力も日々コツコツと磨きます!


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