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乳がん記録 #27 術後1ヶ月半


滲出液ゼロまであと少し

2023年8月3日。1週間ぶりに滲出液を抜くために形成外科へ。
いままでは背中に滲出液が溜まっているのが自分でも分かるくらい、背中がタプタプしていたのだが、今回はそのタプタプが無かったので、もしかしたら溜まってないかも・・・?と思っていたら、先生からも

「そうですね。エコーで見ても、抜かなければならない程の量は溜まってないですね。今回は抜かなくて大丈夫です。」

と言われる。
ようやくここまで来たーーー!という感じ。

「来週もう一度診て、溜まってたら抜くことになるけど、この感じだともう多分大丈夫でしょう」

とのこと。
滲出液を抜かなくて済むようになれば、今後は月イチとか隔月の経過観察のみになるので、週イチの通院は終了。
結局滲出液が出なくなるまで手術から1ヶ月半くらいかかったんだなあ。

傷テープについて

そして今回は以前から気になってた「傷に貼るテープ」について先生に聞いてみた。
ネットの情報や知り合いから聞く話だと、このテープを貼っておくと傷口が盛り上がったり太くなったりせず綺麗に治る、ということで、3ヶ月くらいは貼っておく、というケースが多い。
私の場合、術後17日でテープを貼らなくて良くなり、「これからは塗り薬と飲み薬で傷を治していきます」と言われたのだが、そういうケースはあまり見かけないので、実はちょっと不安だったのだ。

で、先生に聞いてみると「テープ貼ります?貼りたいならどんなテープが良いか教えますよ」と言われる。
なんかちょっと拍子抜け(笑)
確かにテープを貼ることで傷口はキレイに治るので、いまの状態が気になるようであれば貼っても良いとのこと。
ただ、「いまのままでも十分綺麗だし、この状態だとテープを貼っても多分そんなに変わりませんよ」と言われ、そんなものか〜、と納得。
傷に薬を塗るたびにテープを貼り直すのも面倒だし、テープかぶれもする体質なので、これまで通り、塗り薬と飲み薬を続けることにした。

胸の痛みとブラジャーについて

これまでの日記を読み返していたら、術後すぐくらいの日記に「胸に時々刺すような痛みがある」と書いてあった。
この痛み、そういえば今は全くない。
多分、退院後だんだんと痛む頻度が少なくなっていき、術後1ヶ月くらいでほぼ傷まなくなった気がする。

あと、退院してしばらくしてから「乳頭が上外向きになっていっている気がする」と感じていたのは、その後特に変化はなし。
左に比べると、やや上向き、外向きなような気がしなくもないが、よく見ないと分からない程度。

そしてブラジャーについて。
術後はブラジャーをすると脇の傷が擦れて少し痛みがあったため、ユニクロで買っていたゆるゆるの前開きブラジャーを着けていたのだが、最近ようやく、ナイトブラくらいのホールド感があるブラジャーを着けても傷が傷まなくなった。
ただ、何となくあまり締め付けたくないので、もうしばらく、ユニクロブラジャーが活躍しそう。

退院後初の遠出

2023年8月5日。
天気も良いし、「どこかに遊びに行きたいな〜」と思う余裕が出てきたので、早朝から鎌倉へドライブ。
鶴岡八幡宮で人形祓いをし、小町通りをブラブラ。
まだ店も開いたばかりで人も少なく、「人にぶつかったら怖いな」というような不安はなかった。
まだ無理は禁物、ということで、昼には鎌倉を出て帰路へ。
退院後、野菜中心の食生活に変えたので、帰りにJA直売所で野菜を大量に買って帰る。

外出時間、約7時間。
車にも長く乗っていたし、暑い中1〜2時間は歩いたかな。
体力はほぼ入院前に戻った気がする。


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