見出し画像

乳がん記録 #29 術後2ヶ月


ついに滲出液ゼロ!

2023年8月10日。1週間ぶりの形成外科。
今週も滲出液は溜まっていない、とのことで、週1回の通院からようやく卒業!!
結局、滲出液が完全になくなるまで、退院から約1ヶ月、手術からは約1ヶ月半かかった。
3ヶ月くらいかかる人もいるらしく、先生からは「思ったより早かった」と言われた。
滲出液が無くなったからと言って、胸や背中が劇的に回復するわけではないが、気持ち的には随分ラクになった。
次回の診察は3週間後。
これから月単位での経過観察のみとなる。

締め付けによる胸の色の変化について

この日、先日の「ややピッタリ目のユニクロブラトップを着て、胸に青あざが出来てしまった」件を先生に聞いてみた。
まず、術後2ヶ月目は、それまで順調に柔らかくなってきていた傷跡が固くなってしまう時期なんだそうだ。
そして3ヶ月目に入る頃からまたグングン柔らかくなっていくらしい。
まだ乳房が固く完全に体に馴染んでいないため、この先まだまだ変化するし、特に術後1ヶ月を過ぎたこの時期は変化が多く、辛抱強く見守る時期だそうだ。
あともう1つ、胸の上の方が若干凹んできたような気がするのだが、それも胸が固いことで、重みで下がってきているのかも、ということだった。
これに関してはサポート力のあるブラジャーを付けたいところだが、上記の件もあるので、しばらくは出来るだけ締め付けのない下着で過ごしつつ、様子を見ることになった。

再建した胸の形について

2023年8月16日。もうすぐ手術から2ヶ月。
最近は脇や背中の傷のつっぱり感はほとんど感じなくなった。
ヨガをやっていても、左の脇腹を伸ばす運動と同じくらいの加減で右の脇腹が伸ばせるようになったし、バンザイしてもつっぱり感はほとんど感じなくなった。
ただ、まだ微妙に「背中に板が張り付いている」感覚は残っていて、ちょうど乳房の裏側あたりにかまぼこ板1枚分くらいの範囲で固さを感じる。

そして再建した胸については、いまのところほぼ変化なし。
10日の診察時より少し柔らかくなってきた気がする。
以前、気になっていた「乳頭が上外に向いてきた」件については、その後はそれ以上動きはなく、気になるほどでもなく。
もう一つ、胸の上部の凹みもそれ以上進むことはなく、気にならなくなってきた。
「広背筋が縮むので少し小さくなる」と聞いていたが、いまのところ大きさはほぼ変わりなし。
ただ、ちょっと胸の皮膚の色が濃くなってきた。
まあ、ちょこちょこと変化はあるけれど、凄く気になる!というほどではない。
このまま順調にいけばいいな。

ホルモン治療の副作用について

2023年8月20日。タモキシフェンを飲み始めて1ヶ月半。
心配していた副作用については、生理が10日ほど遅れた。
これまでほとんど遅れることがなかったので、「おお!副作用でいよいよ閉経か!」と喜んでいたのだが、遅れただけだった・・・
他には特にこれといった副作用はなし。
結構覚悟していたので、「ほんとに?こんなもの?」と逆に不安。

いま一番心配している副作用は「太る」こと。
「太る」=「再発リスクを上げる」ことになるので、どの副作用よりも警戒していて、最近は甘いものを控え、毎朝ヨガをし、ウォーキングも続けている。
おかげで体重の増加はなし。
できればもうちょっと痩せたいんだけどな(笑)

そういえば、胸の皮膚の色が濃くなっていたのは元の色に戻ったみたい。
まだあと1ヶ月は色んな変化がありそうだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?