第65回 自力の視力回復体験談 0.1以下から0.7まで1年4ヶ月 6度目の挑戦(2)星の力~
神奈川県横浜市戸塚区の女性ライダー弁護士西村紀子です。
一人の弁護士として、一人のライダーとして、そして、一人の人間として、日々感じたり観察したりしたことで、皆様のお役に立つと思えることを、つぶやき発信していきます。
本日は、『自力の視力回復体験談』。
年齢40代半ば、
視力0.05~0.06(乱視あり)、
左は緑内障(眼圧等により視神経が欠損し、視野が欠けていき、ひいては失明に至る恐い眼病)あり、
メガネ歴33年(コンタクト歴25年)、
であった私が、一念発起により、
1年4ヶ月で、視力を両眼0.7(運転免許眼鏡等条件解除)まで回復することができました。
この体験から、多くの近視の方達に、
実は自力で視力回復できる可能性が高い
ことをお伝えするための企画です。
(読んでくださっている皆様、いつも大変お待たせしてしまって申し訳ありません)
本日は、第65回。内容は、
“6度目の挑戦(2)”
です。
前回、第64回では、2021年12月下旬、年末の仕事が一段落して、ふと周囲を見回してみると、以前よりもさらに周囲がクリアになっていることに気付き、2021年12月27日、ダメ元ででも、所轄の警察署に行って視力を計測してみようと決めたところまでつぶやきました。
前回はこちらです。
↓
筆者は、玉砕した6月30日の時と同様、自転車で、所轄の警察署に赴きました。
玉砕した6月30日の記事は以下の2本。
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所轄警察署に到着して、入り口を入ると、すぐに運転免許証の担当の窓口があります。
そして、、、その窓口には、6月30日のときと同じ、眼鏡をかけた女性警察官がいらっしゃいました。
今回は慣れたもので(ただ、その女性警察官が筆者のことを覚えていらっしゃるのかどうかは気になって少し緊張しました)、筆者は、その女性警察官の方に、
"最近視力が良くなってきたような気がするので、「眼鏡等」の条件解除ができないかどうか視力検査をお願いしたいのですけれど"
と伝えました。
女性警察官の方は、筆者から受け取った運転免許証を確認した上で、前回と同様、
"わかりました。では、その機械の中を見てください。"
と、前回と同様、受付の右脇にある灰色の視力計測器を覗くように指示しました。
筆者も前回の経験から勝手はわかっていたので、早速覗きました。前回と同様、
カシャッ
という音がはじまります。
が、輪っかの向きというより、咄嗟に、輪っか自体が見えませんでした。
焦りましたが、ピントが合い、輪っかとその向きが見えました。
「左!!」
とすかさず答えます。
カシャッ
と次の音。輪っかはさらに小さくなりましたが、見えました。
「右!!」
さらに
カシャッ
と次の音がして、輪っかはさらに小さくなったようでしたが、なんとか見えました。
「下!!」
ただし、最後は答えられたものの、100%の自信ではなかったので、
大丈夫だったかな?
と頭によぎったのですが、その女性警察官の方が、
「大丈夫ですねー。では、こちらの紙を書いてください。見えにくいときには、眼鏡をかけてくださいね。」
とおっしゃりながら、私に1枚のA4の紙を渡してくれました。
それは、運転免許証の内容の変更に関する書類でした(詳細は覚えていませんが)。
筆者は、目標達成を感じて少し手を震わせながらその紙を書いたのですが、今回の変更は免許証更新時期ではないため、
筆者の運転免許証はどのようになるのだろう?
という疑問が頭に巡ってきていました。
表面の「眼鏡等」に二重の取り消し線が付されるのだろうか?
などと考えながら、紙を書き終えて、女性警察官の方に渡しました。
引き換えに女性警察官は、筆者の運転免許証を渡してくれました。
筆者の運転免許証の「眼鏡等」は、以下のような形になっていました。
運転免許証を受け取って見て、
なるほど、こういう具合になるものだったのか。
と納得しつつ、いろいろな気持ちが湧き上がってきました。
13歳の中学1年生の時からの近視での苦しみ
眼鏡やコンタクトレンズで苦労したこと
0.05~0.06の視力で眼鏡なしでは生活困難であったこと
ドライアイで何度も眼科に駆け込んだこと
そういったことが走馬灯のように駆け巡って、そして、
やっと解放されたのだ
という達成感で一杯になりました。
もっとも、「眼鏡等」の条件が解除されたといっても、それは、完璧な視力ではありません。
最低限の視力は確保されている、というだけです。ですから、喜びに浸りつつも、
さらに視力を上げていきたい
という決意を新たにしました。
2021年12月27日。
2020年8月末に自力の視力回復を試みてから1年4ヶ月のことでした。
(続く)
次回はこちら
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次回までお待ちください。
私がやったことはこちら
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