女性ならば誰しも憧れるパリ。なぜこんなにもパリは私達を魅了するのか？
それは、あの街がありとあらゆるこの世の「素敵」を集めた場所だから。
そしてあの場所にいる人達はきっと、美しく時間を楽しむことの天才だから。

日本にいても、そのエッセンスを取り入れて私の毎日を素敵にする。
毎日のなかで少しでいいから時間や空間を味わい、心の豊かさを実感する時間を持てたら。

今回は日々に彩り豊かな時間を増やしてくれるパリ発ブランドを5つご紹介いたします。

1.　ASTIER de VILLATTE（アスティエ・ド・ヴィラット）

現在唯一パリに陶器工房を構えるブランド。 陶器にはじまり、お香、フラワーベースなど数多くのラインナップがあり、ファンの多いパリを代表する大人気ブランドです。

一度手にすると、コレクションしたくなってしまうその世界観に一瞬でとりこになります。 お気に入りの器でいただく食事は見慣れたメニューが輝きだし、お気に入りのカップで飲むお茶は優雅さを与えてくれ、好きな香りでいっぱいになった空間に身を置く自分はまるで素敵なオーラをまとった女性になれたかのような幸福感を覚えるのです。

そしてなんといっても最大の魅力は、ここから得られる「余韻」。 その場を離れても消えぬ幸福の余韻が、いつまでも私をハッピーでいさせてくれる。 どれもこれも、想像しただけですぐにでもその世界に浸りたくなってしまいます。

2.　MARIAGE FRÈRES（マリアージュ・フレール）

さきほどのアスティエ・ド・ヴィラットで楽しみたい最高のお茶、それがこのマリアージュ・フレール。 紅茶専門店でありながら、緑茶ベースやノンカフェインティーなど香り豊かなお茶の世界を楽しむことができるブランドです。

ブランドを象徴するフレーバードティー「マルコポーロ」は、チベットの花と果実が織りなす魅力あふれる芳香のお茶。万人に愛され、世界中で広く楽しまれています。

「マルコポーロルージュ」は、マルコポーロのルイボスティータイプでカフェインフリー。カフェインを気にせず安心して楽しむことができ、眠る前の最高のリラックスタイムを演出してくれます。

3.　Diptyque（ディプティック）

さまざまな香りが楽しめるフレグランスキャンドルや香水のブランド。 通年購入可能な定番シリーズに加え、シーズンやイベント毎に発売される限定品も楽しみの一つです。

またデザインが素敵なグラスは、キャンドルを使い終わった後も楽しみが残っています。 フラワーベースやペン立て、またパウダールームでの活用などインテリアとしてサスティナブルに有効活用できる点も魅力の一つとなっています。

4.　Buly（ビュリー）

Bulyは香水やオイルで有名な1803年創業の歴史ある総合美容専門店。 自身のスキンケア、ボディケアに取り入れるのもおすすめですが、ギフトとしても大変喜ばれるものばかりです。

また自然派美容の教科書といった書籍や、健やかな美しさに欠かせない美容道具として舌クリーナーが販売されているのも、総合美容専門店ならではのラインナップです。

全身まるごとお手入れできる、ここには自愛ケアの全てが揃っていると言っても過言ではありません。

5.　Tsé&Tsé Associées（ツェツェアソシエ）

こちらはパリ在住の2人のデザイナー・ツェツェが創り出す日常が楽しくなるポップな雑貨達です。 なかでも私がおすすめしたいのはキュービストライト。

こちらは日本の和紙にインスパイアされ作成されたもので、日本のインテリアにも違和感なくスッと馴染んでくれます。 夜は部屋の電気を全て消して、和紙のライトの灯りのみで過ごす。そんな1日の疲れの癒し方も素敵な過ごし方ですね。

四月の花器。こちらを一つ取り入れるだけで、お部屋が一気に華やかになるフラワーベース。「部屋をお花でいっぱいに」がこの一つですぐに実現可能です。大好きなお花屋さんで購入したお花やお散歩途中で見つけたお花を、自分流にカスタマイズしながら楽しむことができます。生花を飾ること、生きているものを空間に置くことが活力やパワーの源になるといいます。
飾られたお花の数だけ、昨日より豊かになった自分を感じてみてはいかがでしょうか。

今回は日本にいながらパリのエッセンスを取り入れ、心豊かに暮らすおすすめブランドを5つご紹介いたしました。ご自身の生活に取り入れながらお気に入りを見つけて、楽しんでみてください。

そしてお気に入りができたなら、ぜひ今度はご家族ご友人や大切な方へのギフトとして選んでみてはいかがでしょうか？

パリのエッセンスで十分に満たされた後には、きっと誰かにこの幸せのお裾分けをしたくなっているはず。そんな自分になれていることこそが、心豊かな毎日に変わったという幸せのサインなのだと思います。