見出し画像

2021年9月27日(月)14:00~ 野党合同国会 第5回「コロナ対策ヒアリング」 文字起こし記録

内容:抗体カクテル療法の自宅使用、コロナによる子どもの貧困対策などについて、厚生労働省、内閣府などよりヒアリング

<参考>
1 動画
(1)ツイキャス「立憲民主党 国会情報+災害対策」
2021年9月27日 野党合同国会 第5回「コロナ対策ヒアリング」

https://twitcasting.tv/cdp_kokkai/movie/703042517
(2)YouTube立憲民主党【りっけん】国会情報
2021年9月27日 野党合同国会 第5回「コロナ対策ヒアリング」

https://www.youtube.com/watch?v=VaymO8DS8ts
(3)YouTube石垣のりこ
2021年9月27日 野党合同国会 第5回「コロナ対策ヒアリング」

https://www.youtube.com/watch?v=v7OFJjilhHA
(4)YouTube Movie Iwj
IWJ(INDEPENDENT WEB JOURNAL)

2021.9.27 野党合同国会第5回「コロナ対策ヒアリング」―内容:新型コロナウイルス対策などについて、厚生労働省、内閣府、内閣官房より
https://www.youtube.com/watch?v=kFwZKa0U5ZU

2 配布資料https://www.dropbox.com/sh/6l6ui32ytm7inil/AABusTAQCoPqyspqwAgrBmH7a?dl=0

<参照1>
●最新の知見に基づいたコロナ感染症対策を求める科学者の緊急声明(2021年8月18日)
http://web.tohoku.ac.jp/hondou/stat/
●朝日新聞DIGITAL 医療サイト 朝日新聞アピタル(2021年8月27日 20時24分)
 「コロナは空気感染が主たる経路」 研究者らが対策提言
 https://www.asahi.com/articles/ASP8W6KSKP8WULBJ00H.html
●毎日新聞 (2021/9/12 16:00(最終更新 9/17 11:01))※途中から有料記事
国や専門家が認めないコロナ 「空気感染」は不都合な真実か
https://mainichi.jp/articles/20210910/k00/00m/040/354000c
●朝日新聞DIGITAL (2021年9月26日 5時00分)※途中から有料記事
(新型コロナ)「空気感染する」認めた世界 経路、日本は「飛沫」「接触」のみ明記
https://www.asahi.com/articles/DA3S15056074.html

<参照2>
読売新聞オンライン (2021/09/03 05:00)
【独自】自宅療養者の個人情報、34都府県が市町村に伝えず…健康状態の確認など難航
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210903-OYT1T50026/

<参照3>
産経新聞 THE SANKEI NEWS プレスリリース (2021.9.22 18:44)
「夏休み 子どもの食 応援ボックス」利用者アンケート結果について~国際NGOセーブ・ザ・チルドレン
https://www.sankei.com/economy/news/210922/prl2109220638-n1.html
新型コロナウイルス感染症緊急子ども支援 「夏休み 子どもの食応援ボックス」利用者アンケート結果(2021年9月 公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
https://www.savechildren.or.jp/scjcms/dat/img/blog/3681/1631752835110.pdf

<参照4>
NHK首都圏ナビ もっとニュース (2021年9月27日)
緊急事態宣言解除なら制限緩和は?1都3県が国に要請 知事の発言詳細
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20210927c.html

<参照5>
厚生労働省サイト
新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料等(第46回~)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00294.html

<参照6>
東京都防災ホームページ
【令和3年度】東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1013388/index.html

2021年9月27日(月)野党合同国会 第5回「コロナ対策ヒアリング」質問項目
 文書でご回答いただき、ヒアリングでご説明いただきますようお願い申し上げます。
1、緊急事態宣言は、全面解除しますか。まん延防止措置に移行する自治体はありますか。それぞれの自治体の病床や新規感染者など、緊急事態宣言の解除の判断の参考になる最新の指標を資料で配布し、ご説明下さい。
2、抗体カクテル療法の自宅使用については、どこの自治体で、それぞれ何人に投与されたか。また、それぞれ投与後に、回復か、重症化か、状況はいかがか。
3、今日まで、自宅使用したいと申請があったのは、どの自治体で、それぞれ何人ですか。申請があったのに、却下された事例があるなら、それは何人で、それはどのような理由ですか。
4、医療機関が、抗体カクテル療法が必要な患者に対して、自宅使用の申請を都道府県に上げた場合、その医療機関には、抗体カクテルは、翌日か翌々日には届きますか。何日以内に届きますか。日数がかかると抗体カクテル療法が使えなくなるので。
5、自民党総裁選で、4候補は、全員が子育て予算の倍増を訴えているが、最優先で、貧困家庭への子育て世帯特別給付金5万円の再支給を選挙前に実施してほしい、と、貧困子育て家庭の支援団体が要望している。予備費2.5兆円の中から2000億円を使い、早急に実施すべきではないか。
6、10月に子育て世帯特別給付金の再支給を政府が決めたら、いつ5万円は手元に届きますか。政府が決めてから、何日くらいかかりますか。
7、診療報酬、介護報酬、障がい報酬のコロナ加算が9月末で廃止されるとのことだが、継続すべきではないか。
8、それぞれ、この4月から9月末で、いくらの予算でしたか。また、それぞれ補助金に変えるとのことだが、その補助金の総額は、それぞれ、診療報酬、介護報酬、障がい福祉のコロナ加算の総額よりいくら多いのか、あるいは、同額なのか、いくら少ないのか。
9、今回、コロナ加算を廃止するのは、10月からコロナが収束するからか。理由は何ですか。
10、そもそも4月から9月まで、診療報酬、介護報酬、障がい福祉報酬にコロナ加算をつけた理由は何ですか。その加算は、それぞれどのような使途を想定していましたか。
11、モデルナワクチンの異物混入問題について、国立医薬品食品衛生研究所での異物混入バイアルの調査状況について教えていただきたい。
12、これまでの医薬品について、異物混入していた場合の厚生労働省の対応について、過去の事例について教えていただきたい。
13、診療報酬、介護報酬、障害福祉報酬の4月から9月の予算額つまり国費負担はそれぞれいくらか。また、自己負担や保険料財源も含めた総事業予算は、それぞれいくらか。さらに、診療報酬、介護報酬、障害福祉報酬のコロナ加算を廃止する代わりに、それぞれどのような補助金にするのか。それぞれの国費負担額と総事業費はいくらか。以上、資料を配布し、ご説明下さい。
14、抗体カクテル療法の自宅使用の診療報酬を引き上げるとのことだが、いくらに引き上げるのか、資料を配布しご説明下さい。
15、緊急事態宣言もまん延防止措置も解除された場合、『お酒は晩8時まで』などと自治体が規制した場合の飲食店への協力金の財源はどこが負担するのか。国が全額負担すべきではないか。    以上

【山井和則 衆議院議員】13:59:57
えぇ、定刻になりましたので、あの、始めさしていただきたいと思います。
今日は、原口代行が、あの、佐賀県からでご参加ということになっております。まず、何よりも、えぇ、役所の皆さん、日々、コロナ対策で大変な中、お時間をお取りいただきまして、ありがとうございます。
まぁ、(自民党)総裁選は真っ盛りですが、逆に、目の前のコロナ対策というのは、逆に、後回しになってるように思います。そういう意味では、非常に重要な、急ぐ問題点だけ、えぇ、今日は議論をさしていただきたいと思います。
えぇ、特に、自宅、抗体カクテル療法が、なかなか進んでない、ということ。
また、診療報酬、介護報酬、障害福祉報酬が、コロナがまだ続いているにもかかわらず、廃止されてしまう、ということ。
また、あの、田島先生からも強く要望をいただいておりますけれど、5万円の貧困家庭への子どもの給付金。これは、選挙前にぜひやってほしい、ということ。まぁ、(自民党)総裁候補4人とも、「子育て予算倍増」とおっしゃってるわけですから。まぁ、こういうことは、当然、今すぐやるべきではないか、と思っておりますし。
また、緊急事態宣言や、まん延防止措置が外された場合、えぇ、地方自治体への協力金の財政支援はどうなるのか。
そういう4点などを、主に議論をさしていただきたいと思います。
それでは、まずは、原口代行、よろしくお願いいたします。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:01:11
はい。えぇ、皆さん、こんにちは。

【(出席議員)】14:01:14
こんにちは。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:01:14
えぇ、佐賀の方から、失礼いたします。えぇ、立憲民主党の原口でございます。えぇ、私の方からは、皆さんに感謝を申し上げ。
ただ、総裁選の、この激しい権力争い。自分たちの生き残りのためにですね、国民を犠牲にするのはやめていただきたい、っていうことをまず申し上げたいと思います。
えぇ、我が佐賀県もですね、コロナ対策予算は、もう、あと3億円しかありません。で、地方がこれだけ困っているのに、それを手当てする国会が、私たちの「野党合同国会」っていう形になっていること、極めて残念であります。
また、あ、先週(9月22日・第4回ヒアリング)、お話をさせていただきましたけども、えぇ、空港検疫についても、新たなことが分かってきましたんで、今日、また、皆様とお話をさせていただきたい、と。
今、山井さんがお話になった、各種の支援ですね。そういったものの打切りを、どうしてこんなに早くやるのか。
そして、この間、長妻さんがお話になりましたけども、空港に待機をしてもらう、その時間を、なぜこんなふうにするのか、と。何の検査をやってるのか。
様々な疑問がございますんで。ぜひ、今日、皆様と。ただ、目の前におられる役所の皆さんは、本当、このところ、大変誠実なご対応をいただいていることを心から御礼を申し上げ、えぇ、冒頭のご挨拶にしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。以上です。

【山井和則 衆議院議員】14:02:36
それでは、長妻厚労部会長、よろしくお願いいたします。

【長妻 昭 衆議院議員】14:02:41
えぇ、どうも。(マイク交換)これですかね。えぇ、どうも。

【山井和則 衆議院議員】14:02:48
マイク、入ってない?

【長妻 昭 衆議院議員】14:02:49
えぇ、入ってない?あ、入ってますね。
えぇ、(厚生労働省の)梅田さんはじめ、本当に、連日、お疲れ様でございます。今、ちゃんと寝ておられますか、夜は。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課室長】14:02:58
(お辞儀)

【長妻 昭 衆議院議員】14:02:59
はい。まぁあの、多少、まぁ、新規の感染者が、まぁ、減った、ということで、えぇ、あります。えぇ、が、ですね、えぇまぁ、我々は、最大の、今、使命は、第6波、年末年始、えぇ、起こったとしても、波を低くして、そして、絶対にですね、二度と、「入院できずに自宅で亡くなる」という方を出さない、と。まぁ、この準備をする、今、大切な時期だ、というふうに思っております。
やはり、そこで、もう、政府にも何度も申し上げてるんですが。まぁ、その「最悪の事態」が起こった時、ワクチンの効きにくい変異株も猛威を振るう、ということも含めたですね、その想定が「最悪の事態」だと思いますが。その時、ベッドが、一体、日本全国でですね、どれだけ必要になるのか。MAXの数字。そして、宿泊療養のMAXの部屋の数、これを、まず出してみてですね、そして、現状から、そこに引き上げるには、今、何をしたらいいのか、と。まぁ、こういうような形で、ぜひ、取り組んでいただきたい、っていうことで。ただ、その目標値が、まだ出ておりませんのでですね、まぁ、そこについてもご検討いただきたい、というふうに思います。
そして、あとはですね、この、あまり、非常に重要なことにもかかわらず、あまり議論をされていないことを、まぁ、3点、簡単に申し上げますと。
1つはですね、この、空気感染。このデルタ株については、空気感染をすると、えぇ、いうことを。WHOも、「空気感染」の定義はですね、「飛沫核すなわちエアロゾルによって感染が起こること」と。こういうふうに定義しておりまして。えぇ、WHOもですね、「エアロゾル感染がある」と。そして、アメリカCDCも、「エアロゾル感染がある」と。つまり、「空気感染」を海外は認めているんだけれども。まぁ、日本国内ではですね、空気感染、エアロゾル感染っていうのを、なかなか政府はおっしゃっていない。注意喚起を、それに基づいたものをしていない、っていうことが、気になる点。
で、2番目としてはですね、やはり、あの、「第6波で、えぇ、不幸な自宅死の方を出さない」ということでありますので。その、自宅療養者の情報共有はですね、えぇ、今、7道県どまり。つまり、えぇ、都道府県にはですね、えぇ、情報がもちろんあるわけですが。7道県のみがですね、その配下の町、えぇ、市、えぇ、村にですね、その、基礎自治体と情報を共有しているということで。他の40(都府県)についてはですね、共有がなされてない、と。まぁ、こんなような実態があるんじゃないか、と。これ、早急に共有を促す通知を出していただきたい、と。
で、3番目は、コロナ突然死の疑いのある方が、相当数おられるんじゃないか、と。先月1か月だけで、自宅などでお亡くなりになった方のうちですね、えぇ、死後に「コロナ死」と判明した方がですね、65名もおられる、ということで。これについて、「一切、調査をしない」っていうことでしたので、えぇ、厚労省に、ちょっとお願いをしたところですね、えぇ、「検討します」と、「調査を」というような返事が、先週、ございましたので。
ぜひ、実態を解明して、第6波に備えてですね、えぇ、今、本当に準備をする大切な貴重な時間だと思いますので。まぁ、我々も、えぇ、全力を尽くしますので、えぇ、役所の皆様も、よろしくお願いしたいと思います。
以上です。

【山井和則 衆議院議員】14:06:33
それでは、早速、あの、議題に入ってまいります。いつものように、この配布資料の後ろに、えぇ、「コロナ対策ヒアリング」の紙の裏、1ページ目と2ページ目に、15問、質問通告がさしていただいておりますが。えぇ、今日、文書回答をいただいております。7、8、9、10、13、14と。
まず、この診療報酬、介護報酬、障害報酬のコロナ加算が、9月末で廃止される。えぇ、このことについて、議論をしたいと思います。
これは、私たちも、えぇ、先日から継続の要望をしておりますし、確か、与党も継続の要望をしていた、というふうに思います。まぁ、緊急事態宣言、解除されそうですけれど、コロナは続いているのに、コロナ加算が早々に廃止されるということは、これは、あの、現場からは、大変な怒りの声が上がっております。
まぁ、これからお話をお聞きしますが。補助金に変える、ということですが。
まぁ、最初から言っておきますが、もう、コロナ対策の補助金は、私たち、もう嫌と言うほど、痛い目に遭っておりましてですね。「申請しないと駄目だ」、「書類が多い」、「給付に時間がかかる」、結果的には、「ほとんどもらえない」とかですね。もう、本当、現場は泣いてるんです、この「補助金」には。だから、この、「診療報酬、介護報酬、障害報酬がいい」ということを、現場の、まぁ、全員とは言いませんが、多くの方がおっしゃる、(おっしゃっ)てるにもかかわらず、切られる。いや、これ、(自民党)総裁選挙をやって、「コロナ対策、頑張る」と言ってる足元から、コロナ加算は廃止する。これは、もう、やってることがチグハグなんではないかと思います。
この点について、それ、一応、ここにありますけれど。一応、診療報酬については220億、介護報酬については15億、障害福祉サービス報酬は8億。このお金をカットする、ということなんですね。
まぁ、このことについて、ご説明をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

【高宮祐介 厚生労働省保険局医療課保健医療企画調査室長】14:08:27
はい、えぇと。はい。えぇと、厚生労働省の、あの、保険局、えぇ、保険医療企画調査室長でございます。
えぇと、いただいているご質問、あの、診療報酬、介護報酬、障害報酬の、あの、コロナの、まぁ、加算、えぇと、なんですけれども。えぇと、コロナ患者受け入れ、あるいは、あの、受け入れてない、まぁ、医療機関、あの、全て関わらず、えぇ、9月末までということで、あの、外来診療の場合は1回あたり5点、入院の場合は1日あたり10点、まぁ、などの、あのえぇ、加算措置を行ってきたところです。
で、これについて、えぇと、まぁ、「継続すべきではないか」など、あの、「補助金に切り替えるのであれば、その内容」などのご質問です。で、今回、えぇと、回答を、この、あの、文書で書いてございますが。
まず、この特例措置の趣旨です。えぇと、これについては、あの、新型コロナに対応するためには、あの、特に、かかり増し経費が必要となることなどを踏まえて、あの、実施をしてきているものです。
で、この予算額ですけれども。えぇと、令和3年度予算において、国費ベースで、診療報酬は、えぇ、220億、介護報酬は15億、えぇ、障害福祉サービス等報酬は、えぇ、約8億を措置してきております。
で、次に、えぇと、このえぇ、まぁ、補助金に、まぁ、切り替えるという場合の、まぁ、補助金の総額。それから、えぇと、コロナの患者の診療報酬、えぇ、をさらに引き上げるということを検討しているわけですが。まぁ、その内容などについてご質問いただいています。
で、これについては、えぇと、その、切り替える補助金の内容、あるいは、あの、コロナ患者の診療報酬の内容について、まだ、政府内で、あの、調整をしているところです。で、あの、なんで、あの、今の調整の方向について、あの、ご回答いたします。
えぇと、この特例措置、10月以降の取扱いにつきましては、あの、昨年末に、あの、関係大臣の、あの、合意を、あの、しております。で、その中で、えぇ、「感染状況、あるいは、地域医療の実態等を踏まえて、必要に応じ柔軟に対応する」とされています。で、これを踏まえまして、えぇと、今、政府内で調整をしています。で、その方向としては、あの、3つポツ(・)が書いてあるとおりです。
えぇと、まず、「医療機関等における感染症対策については、えぇ、より直接的に、感染対策に係る経費を支援する観点から、えぇ、診療報酬から、えぇ、かかり増し経費の実費補助への切替え」、それから、「コロナ患者への診療・治療に対する診療報酬上の特例について拡充」、さらに、あの、「小児の診療に関する特例を、50点で支援を継続する」という方向で、(財政当局と)調整中でございます。
で、また、あの、介護、障害についても、同様の考え方に基づいて、えぇ、報酬の特例から補助金等による支援に切り替える方向で、この、調整しております。
以上です。

【山井和則 衆議院議員】14:11:07
いや、もう、何か説明になってないと思うんですね。コロナが全然収束してない。まぁ、そりゃね、減ってはきてるけれど、終了したわけではなくて。消毒液に使う実費とか、そういうのは続いているにも関わらず。それで、かつ、厚生労働省も、まぁ、与党も強く継続を要望してた、と聞いております。にも関わらず、これが廃止される、と。
ご意見いかがでしょうか。議員の皆さん。
あぁ、どうぞ、どうぞ。どうぞ、どうぞ。あ、そしたら、どうぞ。

【畑野君枝 衆議院議員】14:11:46
はい、はい。

【山井和則 衆議院議員】14:11:47
あぁ、はい。どうぞ、どうぞ。

【畑野君枝 衆議院議員】14:11:39
あ、先、よろしいですか。

【山井和則 衆議院議員】14:11:47
あぁ、はい、どうぞ。マイクを回してください。

【畑野君枝 衆議院議員】14:11:50
はい。えぇと、この問題については、あの、閉会中審査の衆議院の委員会でも議論になってますよね?で、与党の議員からも継続を求める声が出ているわけですから。
で、今、ご説明あったように、「本特例措置の10月以降の取扱いは、昨年末の合意だ」っていうんですから。
で、それで、今、5波が来てね、今後、第6波、心配されてるときに、こういうことを継続しなくてどうするんですか、ということを、皆さん、おっしゃっているわけですよ。
で、それに対して、まぁあの、大臣含めて、どうするのか、と。
まぁ、今ねぇ、次の大臣がどうなるか分からないっていう、まぁ、そういうこともあるのかもしれないけど。そんな空白を作っては駄目なので。
それ、「(額を)上げて継続すべきだ」と、与党も野党も言っているわけですから、きちっと対応していただかないと、困るんですけど。そういう話はないんですか。

【高宮祐介 厚生労働省保険局医療課保健医療企画調査室長】14:12:49
あ、はい。えぇと、あの、ご指摘いただいたとおり、あのえぇ、コロナの第6波に備えるという観点、非常に重要だと考えています。
で、その観点から、今回の、えぇと、医療機関の感染症対策については、診療報酬から、あの、より直接的に感染対策に関する経費への支援という観点で、まぁ、補助金に切り替えて、えぇと、継続をいたします。
で、その上で、えぇと、さらに、えぇと、コロナ患者、あるいは、疑い患者を受け入れる医療機関に対する診療報酬上の特例措置を、まぁ、拡充することによって、あの、第6波、特に、あの、えぇと、まぁ、今回、第5波で、あの、入院ではなくて、あの、自宅療養、宿泊療養のところの、まぁあの、医療的な対応というようなこと、えぇと、課題で上がっていますので。そのようなところの診療報酬の拡充というものを、今、調整をしているところです。

【畑野君枝 衆議院議員】14:13:39
何かね、結局ね、一部分はそういうふうにするけれども、全体としてやるっていうのは、それ、おかしい話で。全体を底上げしてね、充実する、と。それを何か、全体を丸めて、増えないようにするとかね、そういうのは、違うわけですよ。
だって、これまで自身も、診療報酬の問題っていうのは、もっとね、底上げするべきだということを。まぁ、前回は(9月22日・第4回ヒアリング)、訪問診療の点でも言いましてね、それを、この間、お答えいただいたんだけども。いうことだと思うんですよ。
もっと、その、現場の声を、先ほどね、山井さんおっしゃったように、もう本当に、使い勝手の問題含めて、えぇ、この制度のあり方っていうのは、ずーっと議論になってきているわけですから。これは、ちょっと、もう検討をし直して、充実をしていただく、と。診療報酬について。そういうふうにお願いを重ねてしておきたいと思います。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:14:24
山井さん、いいですか。

【山井和則 衆議院議員】14:14:25
あ、どうぞ、どうぞ。原口先生、お願いします。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:14:29
あの、原口です。
今、お話を聞いてると、その、制度を切り替えるんだ、と。で、切り替えるから、今までの制度を止めるんだ、と。それは、まったく不合理ですよね。

【畑野君枝 衆議院議員】14:14:40
うん。そうだ。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:14:40
切替えがあるまでは、今の制度を継続して、次の制度が、より充実した制度が始まったら、それを切る、というのが普通じゃないですか。

【畑野君枝 衆議院議員】14:14:52
うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:14:53
今のご説明だと、もう、総裁選やってて、そして政治空白があるから、もう誰も指示しないから、えぇ、今まで通り、えぇ、「もう去年の合意通り、えぇ、止めます」と。こういうことをおっしゃってるに等しいんで。

【畑野君枝 衆議院議員】14:14:56
うんうん。うん。そうね、そうね。うんうん。そうですね。

【山井和則 衆議院議員】14:14:58
そうそうそう。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:15:08
そういう理解でよろしいでしょうか。

【畑野君枝 衆議院議員】14:15:10
そういうことなんだ。

【高宮祐介 厚生労働省保険局医療課保健医療企画調査室長】14:15:15
はい。えぇと、まぁ、まだ政府内で調整をしているところですので。

【畑野君枝 衆議院議員】14:15:18
うん。

【高宮祐介 厚生労働省保険局医療課保健医療企画調査室長】14:15:19
えぇ、ですけれども。えぇと、まぁ、今回の診療報酬から、あの、補助金の方に切り替えるということにあたって、あのまぁ、空白が生じることのないような対応を、あの、検討を引き続きしたいと考えています。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:15:35
ん?それは、予算で担保されてるんですか。

【高宮祐介 厚生労働省保険局医療課保健医療企画調査室長】14:15:41
えぇと、えぇまぁ、まだ調整中ですので、ちょっと、どのような措置を取るのか、というのは、そのえぇ、まだ、お答えできないという状況ですので。

【山井和則 衆議院議員】14:15:50
はい。では。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:15:51
いやぁ、本当に、あの、気の毒な答弁だと思いますよ。政治が機能してない、っていうことを、今、おっしゃったに等しいと理解をしました。

【畑野君枝 衆議院議員】14:15:53
うん。そうね。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:15:58
ありがとうございます。

【山井和則 衆議院議員】14:15:59
あぁ、どうぞ。よろしいですか。

【(出席議員)】14:16:01
はい。

【山井和則 衆議院議員】14:16:02
いや、もう、原口さんおっしゃるとおりで。私も、正直言って、ちょっとね、あの、役所も「継続したい」っていう思いを持ってたということなんで、言いづらいんだけれど。

【畑野君枝 衆議院議員】14:16:05
うん。うん。うん。そうね。

【山井和則 衆議院議員】14:16:12
結局、総裁選挙で、「コロナ対策、頑張ります」、「頑張ります」って言ってるけど、目の前では、コロナが全然収束してないのに、コロナ加算は終了します、廃止します。

【畑野君枝 衆議院議員】14:16:17
うん。うん。

【山井和則 衆議院議員】14:16:22
それで、まぁ、今後、その、次、「今後の先のことは検討します」、「補助金、作ります」と言うけれど、おそらく、それにかける予算も、今までよりは大幅に減ったり、申請が必要になって、使い勝手が悪くなって、使えなくなるわけですよね。

【畑野君枝 衆議院議員】14:16:28
うん。うん。うん。うん。

【山井和則 衆議院議員】14:16:38
だから、まぁ、これは。いや、私ね、現場のショック、大きいですよ。

【畑野君枝 衆議院議員】14:16:42
うん。うん、そう。

【山井和則 衆議院議員】14:16:45
例えば、私、行ったデイサービスセンターもおっしゃってましたよ。そのデイサービスセンターでは、(介護報酬加算の特例措置で)1か月7000円ぐらいかもしれないけど、消毒液の費用とかだ、と。じゃあ、10月1日から、消毒液、必要になくなるんですか、と。何で、わざわざ、それを補助金にするのか、とかね。

【畑野君枝 衆議院議員】14:17:00
うん。

【山井和則 衆議院議員】14:17:01
まぁあの、担当者の方が悪いんでもないので、責めづらいんですけれど。これは、まぁ、明日4時の(立憲民主党)コロナ対策本部でも議論をしますので、ぜひ再考して。
あぁ、どうぞ、どうぞ。

【畑野君枝 衆議院議員】14:17:12
はい。

【長妻 昭 衆議院議員】14:17:13
いい?ちょっと、一点だけ。まぁ、皆さんは、まぁ、これね、もう上の方針というか、まぁ、総裁選で忙しいでしょうから、まぁ、あんまり考えずに色々なことをやってるんじゃないかと思うんですが。

【畑野君枝 衆議院議員】14:17:17
うーん。うーん。うん。うん。

【長妻 昭 衆議院議員】14:17:25
これ、あの、マスコミの皆さんにも言いたいのは、その、補助金と加算って、全然違うんですよ、手間が。

【山井和則 衆議院議員】14:17:32
全然違う。うん。

【長妻 昭 衆議院議員】14:17:33
まぁ、補助金はね、やっぱり申請、なかなかしにくいですよ。

【畑野君枝 衆議院議員】14:17:35
そう。うん。計算しなきゃいけない。

【長妻 昭 衆議院議員】14:17:37
そりゃ、何百万とかね、すごくお金が来る場合は手間暇かけますが。相当、この、全然、その、あの、申請の度合いが違う、っていうことで。

【山井和則 衆議院議員】14:17:39
そう、そう。

【長妻 昭 衆議院議員】14:17:50
一点だけ、まぁ、皆さんにお伺いしたいのは、じゃあ、この加算から補助金に変えるときに、現場の声っていうのを、1例、2例でも聞かれたのかな、ということだけ教えてください。

【畑野君枝 衆議院議員】14:17:52
うん。うん。うん。うん。そうだ。

【高宮祐介 厚生労働省保険局医療課保健医療企画調査室長】14:18:06
あの、えぇと、まぁ、当然、あの、我々、診療報酬の内容について検討するにあたっては、あの、まぁ、関係団体と話をしながら調整、あの、相談をして、あのまぁ、考えていますので。まぁ、その過程で、あの、様々な意見をお伺いしました。

【長妻 昭 衆議院議員】14:18:21
えぇと、関係団体はどこですか。そこは、「まぁ、しょうがないや、いいですよ」という了解を得た、っていうことですか。

【高宮祐介 厚生労働省保険局医療課保健医療企画調査室長】14:18:31
まぁその、医療関係団体にも様々ありますので、その声を聞いています。

【畑野君枝 衆議院議員】14:18:36
了解してるの?

【長妻 昭 衆議院議員】14:18:36
だから、それは、了解、「了解です」っていうことだったんですか。

【高宮祐介 厚生労働省保険局医療課保健医療企画調査室長】14:18:43
まぁあの、医療関係団体の、あのまぁ、了解を得て、と言うよりも、まぁあの、えぇと、政府の方で、まぁ、調整をしているところですので。何か、あの、その、関係団体がどうかという、あの、見解は、あの、我々の方というよりも、関係団体の方から、あの、お聞きいただければと思います。

【畑野君枝 衆議院議員】14:19:00
え?

【山井和則 衆議院議員】14:19:01
あの、本当ね、担当者を責めるのも、僕らも、辛いんですよ。上が決めたことだからね。でも、これ、特に介護報酬の加算廃止、障害福祉報酬の加算廃止なんか、これ、賛成する団体とか、現場なんか、ありますか、そんなん?

【畑野君枝 衆議院議員】14:19:06
うん。うん。

【山井和則 衆議院議員】14:19:17
補助金になった方が、手続きややこしくなって、申請しないと駄目になって、「助かる」というところの、多分、ないと思うんですよ。
いや、これね、あの、辛いのは分かって、あの、言ってるんですよ。

【畑野君枝 衆議院議員】14:19:27
うん。うん。

【山井和則 衆議院議員】14:19:30
まぁまぁ、これは、もう、あの、回答は結構ですけれど。
やっぱり、長妻さんもおっしゃるように、これね、私、一番心配してるのはね、現場の精神的ショック。

【畑野君枝 衆議院議員】14:19:41
うん。

【山井和則 衆議院議員】14:19:41
「あ、もう、政府は、10月からコロナは、まぁ、終わって、予算節約に入ったんだね」と。

【畑野君枝 衆議院議員】14:19:46
そうね。うん。うん。うん。

【山井和則 衆議院議員】14:19:50
これは、もう現場からしたらね、もう、やってられないんじゃないかと思います。
あのまぁ、これは、明日4時から、また、(立憲民主党)コロナ対策本部で議論を続けますので。ぜひ。もう言っちゃ悪いけど、財源的にも割と少ない額ですからね。ぜひ、これ、継続をしてください。そうしないと、現場がやる気をなくすと思います。

【畑野君枝 衆議院議員】14:20:07
そうだ。うん。

【山井和則 衆議院議員】14:20:09
それでは、この担当の方、もうお帰りください。どうも、すいませんでした。

【畑野君枝 衆議院議員】14:20:12
ありがとうございました。

【山井和則 衆議院議員】14:20:12
そしたら、続きまして、抗体カクテル療法に移らしていただきます。
抗体カクテル療法、まぁ、10日前に(→9月15日)菅総理が「モデル事業で自宅使用」とおっしゃったわりには、全然、数が進んでないんじゃないんですか、ということで。

【畑野君枝 衆議院議員】14:20:24
うん。

【山井和則 衆議院議員】14:20:30
10日経ったけれど、いくつの自治体で、何人が、自宅で投与されて、どのような結果か、ということ。
それと、もう1つ。あの、私の地元のお医者さんたちから、「早くモデル事業をやめて、全国展開してほしい」と。そうしないと、「このままだと、第6波が来た時に使えない」と。

【畑野君枝 衆議院議員】14:20:48
うん。うん。

【山井和則 衆議院議員】14:20:53
だから、もう、モデル事業は終わって、全国展開して、あの、必要な能力のある診療所、在宅医が、えぇ、要望したら、えぇ、すぐに、このロナプリーブが入るようにしてほしい、ということなんですけど。この点について、よろしくお願いいたします。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課室長】14:21:13
あ、はい。えぇ、厚生労働省、健康局、梅田です。
あの、えぇと、お手元に、えぇと、回答をですね、お配りしているかと思いますけれども。えぇと、まぁ、そこを、かいつまんでご説明申し上げますと。
今、ご質問いただいた点についてですね、あのまぁ、17日から、そのえぇ、居宅における往診での投与についても、まぁ、一定の要件、これ、あの、病状悪化の時の、まぁ、体制の確保でございますけれども。まぁ、そういったことが満たされているということを確認した上で、えぇ、可能となっているわけであります。
で、あのまぁ、現時点で、えぇ、複数の自治体からですね、あの、問合せというのは、あの、受けてはおります、えぇ、ところ、まぁ、ご指摘のようにですね、却下した、あのまぁ、ご質問にいただいたように、まぁ、「申請しても却下されるような事例があるか」っていうことについては、えぇ、これまでのところ、ご指摘のような、まぁ、「却下した事例はない」ということでございまして。
えぇまぁ、実施自治体としては、大阪では、すでに、まぁ、自宅療養者の居宅における往診での投与を開始しているということで、えぇ、承知をしております。
で、えぇ、なかなか、その、進んでない、っていうお話もいただいておりますけれども。あのまぁ、17日に決定して、まぁあの、えぇ、土日等を挟んだっていうこともあるのかも知れません。あの、自治体ではですね、あの、問合せもいただいておりまして。その体制整備を行ってる、というふうにも聞いております。えぇまぁ、あのえぇ、今日以降ですね、さらに進むものと思いますし。
それから、あのえぇ、これまでにもやっておりました、その拠点を作って、えぇ、そこで、えぇ、こう、投与していく、ということで進めてまいりました。その点については、あの、これまでもですね、えぇ、約3万人、えぇ、2万7千人を超えるですね、あの、方に対して投与をしてる、という実績もございます。
ですので、まぁ、そういったことと組み合わせて、さらに、その、往診での、えぇ、投与ということも広げていく、ということで、えぇ、考えているところで、えぇ、おります。
で、あの、えぇと、あとですね、えぇと、どれぐらい日数がかかるか、と。申請してから、どれぐらいかかるか、っていうことであります。
あのまぁ、個別の、今、確認をさしていただいている、っていうことでございますけれども。あの、ロナプリーブの登録センターへの登録が必要っていうことで。まぁ、その日の15時までに取りまとめたものについては、大体ですね、あの、原則「1日か2日程度で送付される」ということで、あの、進めているところで、えぇ、ございます。
で、あのえぇ、今後ですね、あのまぁ、その、今、一定の要件というのを確認をする、っていうことで進めておりますけれども。これ、また実績等を踏まえましてですね、さらに多くのところで、あのまぁ、そのえぇ、「できる」と、「体制が、えぇ、整備される」というようなことが、えぇ、整ってくればですね、あのまぁ、その、全国的に、まぁ、通知を発出して、えぇ、自治体で、えぇ、その通知に基づいて、やっていただく、というようなこともですね、将来的には、あの、可能になるものだ、というふうに思っておりますが。
現時点においては、あの、こういった体制の確認を含めて、しっかりと着実に、えぇ、このえぇ、利用が進むようにですね、あの、あの、取り組んでまいりたい、というふうに思っております。

【山井和則 衆議院議員】14:24:51
あの、ちょっと、私が発言さしてもらって、申し訳ありません。
いや、これ、私たち、もうね、これ、本当に、このヒアリングで1か月要望して(9月3日・第1回ヒアリングより)。1か月要望して、やっと菅総理が9月15日でしたかね、「モデル事業を開始」と。今から12日前ですね、おっしゃって。「あぁ、これで自宅使用、進むんだな」と思って。あれから12日経って。

【畑野君枝 衆議院議員】14:25:15
うん。

【山井和則 衆議院議員】14:25:15
ちょっと答えにくいと思いますが、あの、答えていただけませんか。いくつの自治体で、何人に、自宅使用をされたんですか。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課室長】14:25:25
はい。あの、すいません。えぇと、今、承知をしている、24日時点での数で申し上げればですね、その、大阪において、えぇ、3名の方、それから、東京においては1名の方、ということで、実績としては、あの、ございます。

【山井和則 衆議院議員】14:25:32
はい。えぇ?

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課室長】14:25:45
ただ、あの、先ほど申し上げたとおり、他の方でありますとか、あるいは、あの、自治体においても、体制整備をして、えぇ、開始を予定しているところ、それから、検討を進めてるところ、色々ございますので、今後、あの、増えてくるものというふうに承知しております。

【山井和則 衆議院議員】14:26:01
いや。これね、もうね、その、27000人、25000人ですか。

【畑野君枝 衆議院議員】14:26:08
7000人。

【山井和則 衆議院議員】14:26:08
抗体カクテルが処方されて。
私たちが、1か月、頼み込んで、やっと自宅使用が認められた。12日とって、4。「4人の、に、処方しました」って。「今後、増えていくでしょう」って。
まぁ、言っちゃ悪いけどね、失礼な言い方すると、増えませんよ。うん。はっきり言って。12日間で4人なんだから。
いや、これ、「第6波が来たときの切り札」って言われているわけですよ。これを早くできたら、重症化が防げる。亡くなる人が無くなる。切り札が、総理が指示して、12日間で4人ですか。やっぱり、これ、ちょっとね、あんまりだと思いますし。
繰り返し言いますけどね、私たち、これ、もう1か月半、言い続けてるから。もう、ちょっと、待てないんですよ。命のかかった問題で。
だから、せめて、いつ、もうモデル事業終わって、全国どこででも。もちろん、必要な人がいればですよ、当たり前の話。全国展開できるか、っていう目途ぐらい、言っていただけませんか。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課室長】14:27:08
あのえぇ、先ほどご説明したとおりでございますけども。あの、この、この抗体カクテル療法、あの、これまで、あのえぇ、もですね、あの、使用を拡大してまいったわけでありまして。
そういう点では、その、自宅療養者に対しての、その、アクセスという点ではですね、その、往診も、往診ができるようになってますけど。その前にもですね、その、拠点を作って、そこで外来的にやっていただく、というようなことで、進めてまいりました。
だから、自治体として、まぁ、そういう方向で、えぇ、やっている中で、さらに、その、ご指摘もあってですね、あの、自宅での投与ということも、必要に応じて、えぇ、体制整備をしていくという中で、えぇ、今、実績としては申し上げたところであります。
ですから、あの、まさにおっしゃったように、あの、今後、必要があればですね、我々としても、それは、あの、もう認められることになってるわけですから。あの、自治体と連携してですね、えぇ、必要な、その、自宅療養者に対して、さらに往診での対応がスムーズになるようにですね、我々としても、えぇ、考えているところでありますし。
それから、従来から続けております、そういった拠点での、えぇ、自宅療養者に対しての投与ということについてもですね、これは充実してやっている自治体もありますので。
まぁ、そういったことを総合的に、あの、評価をいただければな、というふうに思っています。

【山井和則 衆議院議員】14:28:34
はい。田島さん、どうぞ。

【田島麻衣子 参議院議員】14:28:35
はい。参議院の田島です。
あの、本当に、4人にしか、あの、投与してないなら、「本当に少ないなぁ」と、私は思ったんですが。
「その他の自治体でもやっているところがある」っていうふうにおっしゃっていて。数が分からないんだと思うんですね。
で、あの、自宅で療養中に、命を失った方の数が、本当に正確に分からない。ホテル療養中に命を失った方が、本当に、正確に何人いるのかも分からない、と。
コロナ政策を振り返ったときに、1つの反省点、私は、「数がきちんと分からない」ってことだと思うんです。で、数が分からない、データがなければ、やっぱり、政策って、きちんと立てられないと思うんですね。
で、これ、HER-SYS(新型コロナウイルス感染者等 情報把握・管理支援システム)に、私たち、13.8億円も、あの、予算をかけてますね。国民の税金を使って、13.8億円使って、HER-SYSっていう、ものすごい大きなシステム作ってるんですから。きちんと、これ、あの、「抗体カクテル療法、何人投与されたか」、「副作用は何人あるか」っていうことを、統計的に分かるような制度に変えていただけないでしょうか。いかがですか。

【梅田浩史 厚生労働省健康局結核感染症課室長】14:29:35
はい。あの、データの把握、集計、分析。えぇ、これ、あの、まさにご指摘のように、えぇ、対策を打つにあたってはですね、必要なことだというふうに、あの、私どもとしても承知をしています。
まぁ、そういう中で、HER-SYSを立ち上げて、えぇ、今、発生状況の把握、それから、えぇ、アドバイザリーボードでも、その分析等の、えぇ、資料作りの基礎資料としてですね、まぁ、データを、まぁ、そういったところで、えぇ、管理しているわけであります。
で、あの、ご指摘のあった、そのえぇ、色んな情報の把握という点ではですね、あのえぇ、死亡者の把握ができてない、っていうのも、あったかと思いますけど。そういった点についてもですね、やはり、あの、まだ、えぇ、十分でないというふうなところはですね、徐々に改善をしていくということで、えぇ、常に、えぇ、システムの改修も含めてですね、やってきているところでございます。
あの、「入力が進まない」っていうことについても、なかなか、その、ハードルが高いとかですね、色んな情報を、あの、いただておりますので。まぁ、それを改善しながらやっている、と。で、それから、あの、死亡者に対しての、そのえぇ、「転帰」として死亡した場合には入力を徹底していただく、というようなこともですね、改めて、あの、事務連(絡)を、あの、先日、出さしていただいたところであります。
あの、ご指摘のことについてはですね、あの、私どもも、まぁその、データの把握管理ということでは重要だ、というふうに思って、日々、えぇ、改修等をしてですね、あの、さらに、えぇ、今後もですね、ええ、より的確な把握・分析ができるようなシステム作りっていうことは、やってまいりたいと思っております。

【田島麻衣子 参議院議員】14:31:32
はい。14億円って、決して少なくない額ですので。国民の皆さんの命に直結するデータは、きちんと、その時に取れるようなシステムを、ちゃんとしっかり改修していただきたいと思っています。

【山井和則 衆議院議員】14:31:44
また、これも、引き続き議論したいと思います。
えぇ、それでは、あの、梅田さん、もうこれで退却をいただいてですね。ちょっと、入れ替わっていただいて。あの、子どもの給付金と、緊急事態宣言のことを。
それでは、あの、次、子どもの給付金のことを、いかせていただきます。
あの、今回、(自民党)総裁選挙で、4総裁候補がこぞって「子育て予算を倍増する」と約束した、と。まぁ、すっごい喜ばしいことだと思うんですけれど。
今日の配布資料にもございますように。あの、前回(9月22日・第4回ヒアリング)もやりましたけれども。配布資料の、えぇ、23、24ページですか。この、子どもたちの食料支援の貧困家庭の方からの手紙ですね。「私は普段、肉とお魚をあまり食べていません」。この23ページ、24ページ。「私は普段、肉とお魚をあまり食べていないので、とても食料支援、嬉しかったです」、「そして私はミカンが大好きなので、とても驚いたのと、とても嬉しかった」とかですね。この、「食料をいっぱいいただいて、すごく助かりました」、えぇ、「本当」とか、そういう声ですね。「お米がなくなってしまったので、どうしようかと思っていたところです。ありがとうございました」、「お肉がすごく美味しかったです。ありがとうございました」と。
これ、長引くコロナの中で、貧困家庭のお子さんが苦しんでて。また、お母さんやお父さんはですね、えぇ、濃厚接触者となって、仕事がなくなって、2週間分の給料がなくなったり。保育園や小学校が休園になって、そして、お母さん、お父さんも休んだら、有給休暇がもらえなかったりとか。本当に、もう大変な思いをされてるんです。
まぁ、ちょっと、田島さんにも続けていただきたいんですけれど。
やっぱり、その、ねぇ、総裁候補が「子育て予算倍増」って、4人言ったということは、誰が総理になっても、これ、最優先でやる、ということですよね。ということは、もう、いの一番に、この5万円の給付金、再支給やってほしいと思うんです。まぁ、これは、私の意見ですけど。田島さんも、いかがですか。

【田島麻衣子 参議院議員】14:33:49
はい。あの、皆さん、貯金がそんなにたくさんあるわけではないと思うので。あの、それも数字、出てましたけれども。あの、1週間給料がない、2週間収入がないっていうと、本当に死活問題になると思うんですね。
なので、あの、「4月、5月のものを、今、払ってます」ではなくて。本当に、今、また必要な方に、しっかり届けていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。

【山井和則 衆議院議員】14:34:13
どうぞ。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:34:15
はい。ありがとうございます。あの、厚生労働省の子ども局の山口と申します。
えぇと、あの、(質問通告の)番号で言いますと、5番と6番と思います。
あの、お手元に資料、あの、回答のメモの方を、あの、お配りさしていただいていると思いますけれども。あの、今、お話がありましたように、キッズドアさんの、あの、渡辺さんのお話、あの、先日(9月22日・第4回ヒアリング)、お伺いしましたし。また、あの、個別にも、あの、お話をちょっと聞きたいと思って、今、日程調整をしているところですが。あの、このコロナの影響で、非常に、まぁ、ご苦労されているご家庭のお話、まぁ、手紙もございます。あの、貯金も、データでありました。
で、そういった中で、あのまぁ、今、我々としては、あの、この特別給付金ということを今、支給をしておりますので。まずは、これをしっかり、必要としている方々に行き渡るよう努めていきたい、というふうに考えています。
それから、6番になりますけれども。あの、10月に、えぇ、再支給を政府が決めたら、いつ5万円は手元に届けますか。で、何日くらいかかりますか、ということでございますけれども。
これは、ちょっと、あのまぁ、制度設計にもよりますので、あの、なかなか、あの、お答えすることが難しいんですけれども。あのまぁ、今回の特別給付金のように、まぁ、自治体が支給をするということになりますと、これは、あの、自治体で予算を計上しなければいけない、ということになります。あの、補正予算という形になるのか、市長の専決という形になるのか、まぁ、それは自治体ごとによって、あの、自治体の、あの、議会の関係で決まってくる、とは思うんですけれども。あの、そういった形で、えぇ、自治体において予算計上をしなければいけませんので、あの、少なくともそういった期間が必要になるというふうに、えぇ、思っております。

【山井和則 衆議院議員】14:35:51
はい。ご意見、ご質問、いかがでしょうか。はい。あ、どうぞ、どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】14:36:03
あ、ありがとうございます。
あの、これですね、まぁ、この配布資料の10ページですかね。

【山井和則 衆議院議員】14:35:09
10ページですね。はい。

【長妻 昭 衆議院議員】14:36:12
えぇ、これは、非常に、カナダが、まぁ、ある意味では、自国の政策の、あの、優位性を言うために、わが国のですね、えぇ、まぁあの、問題を指摘した研究結果ではないか、と思うんですが。まぁ、これ、やっぱり、改めてこれ、拝見すると、驚くわけですが。
まぁ、昨年10月にですね、あの、前年の自殺された方に比べると、相当、この、日本の自殺されておられる方が、あの、大きくなってる、と。
で、確か、えぇ、昨年のですね、えぇ、5月頃ですか。あの、10万円、全国民に配ったっていうのは。

【山井和則 衆議院議員】14:35:55
そうです。そうです。はい。

【長妻 昭 衆議院議員】14:36:57
まぁ、そこの周辺っていうのは、まぁ、ある程度、財政出動ができた。で、その後、先細りになって、えぇ、いくような、まぁ、状況がある、ということが。まぁ、これは、あの、トロント大学の研究だ、ということなんですけども。
まぁ、ここら辺を鑑みていただいてですね。やっぱり、あの、私もかねてより感じておりますのは、日本はですね、本当に困ってもですね、あの、声をなかなか上げづらい。えぇ、過度な自己責任論が行き過ぎてしまってですね。まぁ、そういう。欧米はですね、あの、「権利だ」っていうことで、声が上がるケースは、日本よりも多いと思うんですけども。
ですから、ぜひですね、色んな、この指標を見ていただいて。お子さんの自殺も、相当、増えてますですよね。そういうような、あの、ことを見て。日本は、なかなか声が上げにくい社会なんで、色んな指標も見ていただいてですね。
まぁ、何しろ、今、やっぱり「財政規律」っていう議論もありますけども。私自身も、もう、今は、同年代の中の格差を何とか是正をして。コロナが終わった後ですね、皆が元気に頑張れるような。もうコロナが終わって、皆が倒れてたら、これ、もう元も子もなくなるわけなんで。えぇ、一気にですね、えぇあの、かなりの財政出動をしていただいて、やはり手当てする時期が、今、あると思いますんで。
まぁ、ぜひ、そういうことのデータも皆さんが集めて、上を説得する材料って、いっぱいあると思いますんで。ぜひ、お願いをしたいと思います。

【山井和則 衆議院議員】14:38:33
はい。あの、これね、前回もお話しましたように、この、子育て特別給付金は、私たちが提案して、まぁ、それを菅総理もほぼ丸呑みしてくださって、5万円を400万人、2000億円ですから。予備費2兆5000億円残ってるわけですから。その10パーセント弱のお金で、すぐ、できるんですね。えぇ。
それで、ここにもありますように、例えば、これ、残念ながらね、今、中学生、高校生の自殺って、コロナの後、増えてしまってるんです。これ、あの、私も、確証はありませんが。この、中学生、高校生の自殺が増えてる1つの理由っていうのは、やっぱり、こういう貧困問題っていう、経済的な理由もですね、もしかしたら、背景にあるんではないか、という指摘も、専門家の中にあるんですね。
まぁ、今度、10月上旬の枝野代表の代表質問でも、当然、それまでに、これが実現されてなかったら、あの、強く要望をしてもらいまして。新しい総理大臣、誰になっても、「子育て予算、倍増にする」って、約束して総理になった人ですから。多分、「NO」はないと思うんですね。えぇ。
いかがでしょうか。皆さん、ご意見。あぁ、どうぞ。畑野さん。

【畑野君枝 衆議院議員】14:39:38
はい。(マイク不調)あの、この間。(マイク交換)ごめんね。何か。
あの、この間も、申し上げましたけれども。それで、あの、今、本当に、あの、痛ましい、子どもをめぐる事件が相次いでいて。まぁ、コロナ禍の暮らしが、もう1年半以上、続いているわけですね。で、やっぱり、その、生活苦。で、その中でも、本当、皆さん、頑張ってらっしゃると思います、子育ての中で。だけど、そういうところから、落ちこぼれていかざるを得ない世帯もあるわけですね。
で、そういう時に、まぁ、一縷の望みとして、こういう支援をね、えぇ、また行うっていうのは。いや、去年で収束してればよかったですよ。収束してないわけですから。これ、やるのは、もう当然のことだ、ということです。
それで、やっぱり、これから年末にかけて、第6波の懸念もされてるわけですから。今、対策を取らないとね。「感染を抑える」と、「命を守る」って言ってるので。先ほど、あの、お話があったように、去年ね、あの、自殺の問題を、お話しされていましたけれども。やはり、必要な、国からの支援があることで、それを、思い止めていただく、そういうものになってるっていう、まぁ、そういう統計的なものも出されていますから。これは、ぜひ、あの、困窮の方々への支援を、至急やっていただきたい、ということです。
で、えぇ、それは、今後、検討は、今、されているんですか。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:41:25
あ、はい。ありがとうございます。
あの、このキッズドアの代表の渡辺さんもですね、あの、先ほど長妻議員がおっしゃったように、あの、なかなか、やっぱり、こう、他の制度といっても使いづらいところがあって、現金給付というのが、まぁ、一番、こう、希望になります、なるんだということを、この前、お話いただいたんだ、というふうに、あの、受け止めています。

【畑野君枝 衆議院議員】14:41:40
うん。うんうん。うん。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:41:49
あの、色んなお声があるわけなんですけれども。
あの、そういった中で、あの、我々としては、まず、あのまぁ、これ、7月におおむね給付がなされている自治体が多いと思うんですけれども。今回の特別給付金ですね。
ただ、まだ、あの、全部のところで、まだ終わってませんので。しっかり、あの、今ある仕組みがまだ届いていない、ということですから。そこを、まず、あの、きちんと行き届かせるように、まずは、今、取り組んでいる、というところでございます。

【畑野君枝 衆議院議員】14:42:04
うん。うん。
で、その後、どうするんですか。今、困っている人は、どうするんですか。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:42:21
あのえぇ、そこはですね、あの、ちょっと、私の所管では、また、ないわけですけれども。
あの、就労を支援する様々な仕組みであったりとか、あの、特別な、あの、貸付金だったりとか、あの、また、他に、自立支援給付とか、様々な制度がございますので。
あの、そういった制度もあわせて活用していただきながら支援をしていく、ということであろう、というふうに考えております。

【畑野君枝 衆議院議員】14:42:44
いや、要するに、「1回もらったから、もう大丈夫でしょう」ってことなんですか。そうじゃないでしょう。ずーっと困ってるんだから。だから、制度も、もう1回、再支給するっていうのは、当然じゃないですか、と。
それ、「1回目もまだ届いてません」って。それは遅いと思うけれども。色んな状況があるんでしょう。
だけど、次の手立てを考えていかないと、救われませんよ、と。希望も持てませんよ、と。で、現状として、訴えてるんだから。そのプランをもう考え始めなかったら、駄目なんじゃないですか。
だから、「考えてるんでしょう?」と。「考えてないんですか」って。「どっちなんですか」って、聞いてるんです。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:43:22
山井さん、いいですか。

【山井和則 衆議院議員】14:43:23
はい、どうぞ。原口さん、どうぞ。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:43:31
山井さん。

【山井和則 衆議院議員】14:43:32
はい。あ、どうぞ、どうぞ。はい。

【畑野君枝 衆議院議員】14:43:32
はい。どうぞ。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:43:33
よろしいですか。

【山井和則 衆議院議員】14:43:33
どうぞ、どうぞ、どうぞ。ご発言ください。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:43:34
あの、今、お2人がお話のように。あの、厚労省の皆さん。
例えば、アメリカは、コロナ対策予算で、850兆(円規模)も出してるんですね。

【畑野君枝 衆議院議員】14:43:42
うん、うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:43:43
で、日本は、まぁ、GDP比4分の1だとしても。あの、これまでに出した、追加の予算って、90兆に満たないでしょう。しかも、30兆を使い余してる、と。この現状なんですよ。

【畑野君枝 衆議院議員】14:43:47
うん、うん。うん。うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:43:57
で、多くの国が、消費税も凍結をし。
そして、アメリカに至っては、15万(円相当)の特別給付を、もう3回やってますよね。

【畑野君枝 衆議院議員】14:44:06
うん、うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:44:07
だから、それからすると、いかに日本が、この。
地域を回ってると、「棄民」っていう言葉さえ、出てくるんですよ。自分たちは、打ち捨てられてる、と。

【畑野君枝 衆議院議員】14:44:10
うん。うん。うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:44:19
で、そこで、溺れてる人がいたら、浮き輪を投げますよね。浮き輪を投げなきゃいけないのに、「浮き輪の値段が高いから」っつって止めるなんていう選択肢はない、っていうことを、どうぞ、厚労大臣はじめ、皆に言ってください。

【畑野君枝 衆議院議員】14:44:23
うん。うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:44:32
リーダーシップがないから、全く、その、財務省の言いなりになって、縮こまってる、っていうのが、今じゃないんですか。

【畑野君枝 衆議院議員】14:44:33
うん。うん。うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:44:39
上の方に、ぜひ。まぁ、もうじき代わるかも分かんない。代わるんでしょう。だけど、言っといてください。

【畑野君枝 衆議院議員】14:44:43
うん。うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:44:45
そして、さっき、自治体の、あの、予算化って話があったけど。だとすると、いつ届くんですか。それだけ、ちょっと教えてください。

【畑野君枝 衆議院議員】14:44:52
うん。うん。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:44:57
「自治体が、予算組みをしないといけません」って、おっしゃいましたよね。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:45:01
あ、よろしいでしょうか。

【山井和則 衆議院議員】14:45:02
はい。はい。お答えください。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:45:03
はい。あ、はい。ありがとうございます。
あの、自治体の予算、まぁあの、まず、その、専決処分でできるのか、それとも、補正予算をかけないといけないのか、っていうのが、あの、自治体によって、えぇ、異なると思いますので。えぇ、そのどちらかによって、まぁ、幅があるわけですけれども。
まぁ、専決であれば、まぁ、そんなにかからないと思うんですが。

【畑野君枝 衆議院議員】14:45:23
うん。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:45:24
あの、補正予算ってことになりますと、あの、通常の、そのえぇ、市町村の議会のスケジュールによると思いますので。まぁ、これも、また、市町村によって異なるわけなんですけれども。あの、それにかけて、えぇ、通すという手続きが必要になりますので。まぁ、自治体の、その、予算の、議会のスケジュール次第、ということになろうかと思います。

【原口一博 衆議院議員(立憲民主党・国会対策委員長代行)】14:45:44
いや、その。

【畑野君枝 衆議院議員】14:45:44
うん。うん。

【山井和則 衆議院議員】14:45:44
長妻さん、どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】14:45:47
あの、山口室長、ですよね?

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:45:49
(頷く)

【長妻 昭 衆議院議員】14:45:49
あのまぁ、山口さんも、思いは、あの、我々と一緒だ、というふうには、本当、思うんで。まぁ、ぜひ、速やかに、上を説得していただきたいのと。
やっぱり、あのえぇ、速やかにですね、私は、あの、臨時で、相対的貧困率の調査をですね、もう、していただきたいんですよね。

【畑野君枝 衆議院議員】14:46:09
うん。うん。

【長妻 昭 衆議院議員】14:46:11
本当に、素早くやれば、あの、早くできますので。
まぁ、それを待って、今回の措置をする、っていうんじゃなくて。今回のは、もう、速やかにやっていただいて。
まぁ、今後、政権の中でですね、やっぱり、現状把握するっていうのが、あの、第6波、備えで、大変重要なんで。
この、お子さんの相対的貧困率をですね。あのまぁ、サンプル数は、これ、一定の、あの、確率的有意があるサンプル数で。社人研(国立社会保障・人口問題研究所(厚生労働省施設機関))が、もう、プロがいっぱい、いますんで。
それ、緊急に、今、やっていただくと、私は、おそらく、驚く数字が、相当、格差が急拡大してると思うんですね、この1年で。

【畑野君枝 衆議院議員】14:46:45
うん。うん。

【長妻 昭 衆議院議員】14:46:47
で、そうすると、じゃあ、その、急拡大した相対的貧困率を、まぁ、せめて、コロナ前に戻すには、どのくらいの財政出動が、どのくらいの層に必要なのか。相対的貧困率の改善率っていうのも、計算で出ますんで。それで政策を打っていく、と。
まぁ、こういうような形で、財務省等、上を説得する、社会を説得すればですね、非常に説得力が増してくるんで。
つまり、コロナが終わった後、皆が倒れてたら、日本再生は、できないわけですから。
まぁ、ぜひ、相対的貧困率も、緊急にですね、調査着手をしていただきたい、っていうことも、ぜひ、あの、関係部署に共有していただければ、と思います。

【山井和則 衆議院議員】14:47:27
田島さん、どうぞ。

【石垣のりこ 参議院議員】14:47:28
いいですか。

【山井和則 衆議院議員】14:47:29
あぁ、どうぞ。石垣さん、どうぞ。はい。はい。

【石垣のりこ 参議院議員】14:47:32
まぁ、今、長妻議員がおっしゃっていたことと、まさしく、あの、私も、同じことを考えていて。
現状をどのように把握されていらっしゃるのか、っていうのが、全然、見えないんですね。で、これ、本当に、大変な状況だと分かっていて、何もなさっていらっしゃらないのか。何となく、漏れ聞こえて、「大変そうだなぁ」と思っていて、「やらなきゃいけないなぁ」っていう、非常に甘い認識でいらっしゃるのか、といったことを。どうも、後者なんじゃないだろうか、というようなのが、お話を聞いていて、非常に感じるところで。で、あの、民間の、えぇ、支援団体の調査結果を基に、「あ、そうなんだ」っていう発見されてる、っていうか、今、お気づきになってらっしゃるっていうのは、まぁあの、行政を司る側としては、非常に、あの、残念な対応である、としか言いようがないと思います。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:48:11
(お辞儀)

【石垣のりこ 参議院議員】14:48:12
で、まぁ、例えば、9月の22日に、セーブ・ザ・チルドレンが、えぇ、「夏休みこども(の)食応援ボックス利用者アンケート」が。3000人くらいの方を対象にしたアンケートですけれども。えぇ、コロナ禍で、収入ゼロが「12.7%」なんですね。

【山井和則 衆議院議員】14:48:26
えぇ?そんなに、あるんだ。

【石垣のりこ 参議院議員】14:48:28
で、あの、およそ3割の世帯が、「(収入が)半分以上減少」という数字が出ております。

【山井和則 衆議院議員】14:48:32
うわぁ。

【石垣のりこ 参議院議員】14:48:35
で、もう、それで、えぇ、大学進学も諦める、えぇ、という方たちも、相当数いらっしゃるという、この調査結果がありますので。まぁ、もちろん、こういうことも参考にしていただきたい、と思いますし。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:48:47
(頷く)

【石垣のりこ 参議院議員】14:48:48
何のための、こう、調査機関。機関を持っていらっしゃる、っていうか、手段を持っている行政なので。「まず、現状把握っていうのが、当然あるべきなんじゃないか」と。いや、あの、非常に、あの、強く申し上げたいと思います。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:48:59
(お辞儀)

【田島麻衣子 参議院議員】14:49:00
あの、いいですか。1つだけ。

【山井和則 衆議院議員】14:49:01
あぁ、どうぞ、どうぞ。はい、はい。

【田島麻衣子 参議院議員】14:49:02
すいません。えぇと、私、ちょっと質問なんですけれども。小学校休業等対応助成金ね、これ、あの、9月の7日に「再開をする」っていうふうに公表されましたが。その後、何にもなくて。
で、ずーっと、この会議でもね、取り上げてるんですが(9月3日・第1回ヒアリング、9月7日・第2回ヒアリング、9月14日・第3回ヒアリング)。「すぐやります」、「すぐ、あの、詳細を公表します」とおっしゃってますが。今日の今日になっても出てこない理由は、何なんでしょうか。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:49:28
(後ろを確認)ちょっと、すいません。担当がいないので。

【田島麻衣子 参議院議員】14:49:29
いらっしゃらない?

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:49:30
伝えます。小学校休業助成金の件ですね。

【田島麻衣子 参議院議員】14:49:32
はい。あの、詳細が出てこない理由について、教えてください。お願いします。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:49:36
(お辞儀)

【山井和則 衆議院議員】14:49:38
そしたら、これも、明日の、(立憲民主党)コロナ対策本部で議論をしたいと思います。
それでは、あの、山口さん。私たち、あの、応援しておりますので、ぜひ、頑張ってください。

【山口正行 厚生労働省子ども家庭局総務課少子化総合対策室長】14:49:44
(お辞儀)

【山井和則 衆議院議員】14:49:45
よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
そしたら、あの、緊急事態宣言の担当の方、大変、お待たせしました。山口さんは、お帰りください。あと10分間、この議論をさしていただきます。
と言いますのが、まぁ、緊急事態宣言も、まん延防止措置も解除される、ということなんですけれど。
例えばね、もう単刀直入に言いますと、自治体が、多少、心配してるのは。これ、まん延防止措置もなくなると、「その他地域」になるんですよね。「その他地域」になったときに、例えば、「(午後)8時までの(飲食店等の営業の)時短」ということを地方自治体が言った時に、(時短)協力金の8割の財政負担とかは、(国から)出るのか。
つまり、まん延防止、緊急事態が外れることによって、その協力金の財政、国の財政負担が減っちゃう部分があるような気がするんです。その点について、いかがでしょうか。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】14:50:40
あ、ありがとうございます。あの、質問、頂戴いたしております、その、まず、1番に関して、まぁ、全面解除という前提で、今、お話はいただいておりますけれども。

【山井和則 衆議院議員】14:50:42
はいはい。はい。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】14:50:47
いずれにせよ、あの、今日、資料で、あの、ちょっと派手な、あの、資料をつけております。(配布資料:都道府県のステージ判断のための指標(9月23日時点))

【山井和則 衆議院議員】14:50:51
はいはい。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】14:50:52
まぁ、要は、あの、私ども、これを1つの要素だとしながら議論をしておりまして。あの、これを見ながら、最終的な判断をするということになるということでございます。

【山井和則 衆議院議員】14:50:58
はい、はい。はい。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】14:50:59
右側が「感染の状況」、で、左側が「医療提供体制」ということになっております。
あの、ご覧いただきますと、黄色が「ステージⅢ相当」、赤が「ステージⅣ相当」。
で、これ、多少、あの、大変申し訳ないんですが、あの、ちょっと、9月23日時点ということで、先週の金曜日に公表したデータになっておりますので、また、改めまして、あの、新しいものは、また、明日以降、ご報告できればな、というふうに思っております。

【山井和則 衆議院議員】14:51:15
はい。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】14:51:21
まぁ、これを見ながら、あるいは、その、基本対処方針の中でもですね、あの、こういったものを踏まえて、あの、政府対策本部長が、基本的対処方針分科会の意見を十分踏まえた上で、ということになっておりますので。あのまぁ、一つ、予断を持たずに、まぁ、議論をしたいんだ、というふうに思っておるのが、今の状況でございます。
まぁ、その上で、あの、交付金の件で。はい。

【山井和則 衆議院議員】14:51:38
協力金のね、国の負担の件。

【中山公太 内閣府地方創生推進室参事官補佐】14:51:43
はい。協力金の担当でございます。
今、あの、ご質問にありました、あの、えぇと、財源負担の件でございますが。

【山井和則 衆議院議員】14:51:49
はい。

【中山公太 内閣府地方創生推進室参事官補佐】14:51:50
えぇと、資料を1枚、お配りしてございます。えぇと、青い、タイトルが青い帯で、えぇ、真ん中に黄色があるものでございます。(配布資料:地方創生臨時交付金における「協力要請推進枠」について(飲食店関係))

【山井和則 衆議院議員】14:52:01
ん?えぇ?

【中山公太 内閣府地方創生推進室参事官補佐】14:52:02
あ、配布されていませんか。

【山井和則 衆議院議員】14:52:04
あれ?ん?渡してないですか。

【中山公太 内閣府地方創生推進室参事官補佐】14:52:05
あ、えぇと。

【(スタッフ)】14:52:07
こちらの資料ですか。

【中山公太 内閣府地方創生推進室参事官補佐】14:52:08
(指さし、頷く)

【山井和則 衆議院議員】14:52:08
あぁ、すいません。ちょっと、配ってもらえますか。すいません。申し訳ないです。

【長妻 昭 衆議院議員】14:52:17
(配布者に)あ、すいません。申し訳ありません。

【中山公太 内閣府地方創生推進室参事官補佐】14:52:26
えぇと、こちらは、あの、臨時交付金の、あの、協力要請なんかで使っている、あの、臨時交付金のもので、えぇ、現状の制度を説明する資料でございます。
えぇまぁ、中ほどに、あの、四角、黒四角でですね、あの、「対象店舗数」、「給付金の額」って、これ、「A」、「B」と。で、最後に「×80%」、「C」とございますけれども。この「80%」というものが、あの、国の負担割合という形になってございまして。
この負担割合というものは、あの、「緊急事態宣言の区域」も、「まん延防止等重点措置の区域」も、あと、「その他」の何も宣言がかかってないところもですね、えぇと、同様の措置になってございますので。まぁ、現状でいえばですね、まぁあの、(国の財政負担が)8割という形になっております。

【山井和則 衆議院議員】14:53:10
いや、そこでね、ここに書いてありますように、「上記以外」って書いてあるでしょう?「時短要請9時(→21時)まで」。「(午後)9時まで」の場合は、えぇ、云々で、と書いてありますでしょう?
ところが、「(午後)8時まで」、例えば。例えばですよ、東京が、「いやいや、9時では、ちょっと危ないから、東京都は8時までにしたいんです」ということになれば、当然、9時までよりも協力金、普通、上乗せしないと駄目ですよね。その上乗せ分は、国が8割みてくれるんですか。

【中山公太 内閣府地方創生推進室参事官補佐】14:53:38
えぇと、まぁ。えぇと、現状の、まぁ、ルールとしては、あの、こちらについて、まぁ、「上記」の、えぇと、「以外」のところ、まぁあの、まぁ、コロナの、えぇ、「重点措置」、あと、「まん延防止等重点措置」でないところについては、えぇと、今、「21時まで」という形にしてございますので。
今、おっしゃったように、あの、「8時(→20時)まで」といったところについても、まぁ、「21時まで」という、同じ取扱いには、まぁ、なってしまう、といったところになります。

【山井和則 衆議院議員】14:54:04
いや、ということはね、ここを、わりとね、都道府県、心配してるんですよ。

【畑野君枝 衆議院議員】14:54:07
うん。

【山井和則 衆議院議員】14:54:08
ということは、「8時まで」に、やっても、「9時まで」と同じ額しか出せないから、事実上、「8時まで」という厳しい措置が取れないんじゃないか、と。まぁ、そういうね、不安もあるんですけど。
あと、せっかくなんで、塩村さん、ご意見いかがでしょうか。(マイク)どこいった?

【畑野君枝 衆議院議員】14:54:26
あ、はい。マイク。

【山井和則 衆議院議員】14:54:27
他でもいいですよ。他のことでも。何でも結構です。

【塩村あやか 参議院議員】14:54:29
もう、(質問したかった担当の方が)帰られてしまったので、大丈夫です。

【山井和則 衆議院議員】14:54:31
あ、そうか。そうですか。

【塩村あやか 参議院議員】14:54:32
はい。

【山井和則 衆議院議員】14:54:32
分かりました。すいません。
そのほか、この緊急事態宣言について、いかがでしょうか。

【長妻 昭 衆議院議員】14:54:36
はい。

【山井和則 衆議院議員】14:54:37
はい、どうぞ。

【長妻 昭 衆議院議員】14:54:40
これ、あのまぁ、国。まぁ、昨日も。昨日っていうか、えぇ、昨日ですかね。あのえぇ、東京都からもですね、やはり、国が一つ、あの、こういうガイドライン発表してほしい、と。まぁ、ここだと「21時」という1つのカテゴリーしかなくなるんで。
やはり、えぇ、そのね、あの、この「21時」以外のカテゴリーを、「その他」で作る、っていう予定はあるんですか。

【中山公太 内閣府地方創生推進室参事官補佐】14:55:16
えぇ、今、あの、現状の制度はこちらになってございますが。
まぁ、今後のあり方についてはですね、えぇ、今、まさに、あの、ちょっと、検討中でございまして。えぇ、どういった、まぁ、見直しが考えられるのか、といったところは、あの、ご意見も踏まえながら検討していきたいと思います。

【長妻 昭 衆議院議員】14:55:31
そうですね。
あの、それとですね、あの、三浦さんにお伺いするんですが。まぁ、明日、議論するわけですよね、解除を。云々を。分科会でしたっけ。今日、大臣の会合で。
で、これ、ぜひですね、政府としての姿勢を明確にしていただきたいのは、まぁあの、第6波を想定してですね、今回、議論をするのか。つまり、年末年始かどうか分かりませんが、寒い時期、えぇ、年末年始にかかる時期にですね、えぇ、第5波並みの第6波が起こる、と。こういう、一つの状況を想定した上で、今回、議論をするのか。
「いやいや、もう、多分、まぁ、起こんないんじゃないかなぁ」と。「これだけ新規陽性者も減ってるから、もうこれで、すーっとそのまま収束して、寒くなっても起こらないだろうなぁ」という前提で、えぇ、緊急事態宣言の解除を議論するのか、で、まぁ、相当、私、違ってくると思うんですよね。
ですから、私は、その、「最悪の事態」、第6波は、第5波並み、あるいは、それ以上。しかも、ワクチンが効きにくい変異株が猛威を振るってる、と。こういう想定の上、今回の解除の議論、あるいは、解除した時の、飲食店含めてですね、行動緩和の議論をすべきだと、私は思うんですが。
この、「第6波が来る」という前提の、今回の解除議論なのか。「第6波は、まぁ、よく分からない」という前提の議論なのか。どちらで議論されるんですか。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】14:57:16
あ、ありがとうございます。すいません。ちょっと、あの、私も理解が、あの、追いついていないところありまして。その二者というのは、どこに違いが現れるのかな、と思っております、と。
あのまぁ、基本的に、あの、第6波的なですね、あの、いわゆる、その、「ぶり返し」と申しましょうか、あの、さらなる増加傾向に、まぁ、逆に反転をしていくという可能性自体はですね、あの、持ちながら議論をするのは、当然のことでありまして。
また、その場合に、あの、非常に悪いシナリオを持ってですね、あの、色々なことを考えて準備をしておくということは必要なのは、あの、おそらく先生方と私どもの認識に齟齬はないとは思うんですけれども。

【長妻 昭 衆議院議員】14:57:54
いや、つまりですね、一つ、我々、考えなきゃいけないのは、「緊急事態宣言という、この枠組み自体が、どれだけ効果があったのか」っていうことなんですね。その、緊急事態宣言を、これまであったから、新規感染者が減ってきた、というふうに考えるのか。私は、ちょっと、そうじゃないと思うんですけども。緊急事態宣言の有無というのは、まぁ、多少あったと思いますが、大きなファクターではなくてですね。まぁあの、他のファクターで、新規感染者が減ったと思います。
ですから、そういう意味ではですね、緊急事態宣言というものの効果というのを、過大評価せずに、「また第6波、起こったら、直前に出しゃいいや」ということではなくてですね。やっぱり、第6波が、まぁ、「起こる」という前提であればですね、緊急事態宣言を解除したとしても、この行動制限については、安易に緩めていくということではなくて、むしろ、科学的知見が明らかになったところは、むしろ強めるという、メリハリを持ってやらないと駄目だ、と思うんですけども。
ですから、「第6波が、5波以上のものが来るんだ」と、「これは来る」と、こういう前提での議論と、全然、これ、違ってくると思うんですね。曖昧に、「第6波、まぁ、どうなるか分かんないから、できる限り頑張ろう」っていう議論とですね、相当、緊張度も違ってくると思いますんで。そこら辺のことなんですね。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】14:59:22
あ、あの、ありがとうございます。あの、えぇと、まぁ、それに関して申し上げますと、あの、いずれにせよ、まぁ、今後の議論、まぁ、明日になるかどうかも含めて、まぁ、確たることを申し上げられませんけれども。
あの、どうあれですね、あのまぁ、少なくとも、まず、「措置については、段階的に解除をしていく」というふうに、まぁ、基本的対処方針にも書いてありますし。まぁ、急にですね、何かしら、その、オープンにしていくということはないと思います。これが、まず、一つでございます。
また、あの、今、ご指摘いただきましたように、まぁ、「今後、まぁ、一つ、感染が再拡大をしていくようなことを念頭に置け」というのは、まぁ、先生方がおっしゃっているとおりだと、私も思いますので。それは、あの、きちんと胸に置きながらですね、今後の対応をしていきたい、というふうに思いますし。
あの、明日の議論も、あの、そこも含めた懸念。まぁ、おそらく、今、この時間、えぇと、もうちょっとしてから、厚労省の、ADB(新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード)もあります。まぁ、そういったところで。あるいは、その、先週(9月24日)の東京都のモニタリング会議もですね、あの、感染の再拡大についての懸念っていうのは、議論の中で俎上に上っておりますので。まぁ、そこは念頭に置きながら、あの、仕事をしていくことになろうかな、というふうには思います。

【長妻 昭 衆議院議員】15:00:21
やっぱり、これ、メッセージとして、まぁ、「急にオープンにするわけじゃない」みたいな話が、今、ありましたけども。
まぁ、仮に、その、全部、「まん延防止」もせずに、「一気に全部、緊急事態宣言も解除」となるとですね、まぁ、「行動規制は緩めない」という、一部、メッセージを出したとしても、世間に対するメッセージはですね、「もう終わったんです」と、「これで、もう大体、大丈夫です」っていうメッセージが一気に広まってですね、私は、年末年始の波がさらに高くなる危険性があると思いますんで。ですから、そういうようなことも前提に、あの、議論をしていただければな、と思います。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】15:00:55
(お辞儀)

【山井和則 衆議院議員】15:00:56
今、川内議員からFAXが来ましてですね。内閣官房に。あの、鹿児島から。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】15:01:00
(お辞儀)

【畑野君枝 衆議院議員】15:01:01
すごい。

【山井和則 衆議院議員】15:01:02
あの、前回のヒアリング(9月22日・第4回ヒアリング)で、「総理に聞いてください」と。「子育て世帯特別給付金について、2回目の支給、総理に聞いていただきたい」と、内閣官房にお願いした、と。その返事をお答えください、と。いかがですか。

【三浦 明 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室内閣参事官】15:01:18
あの、先日、あの、ご答弁申し上げましたとおり、あの、「担当に伝えます」ということで。あの、実は、厚労省には伝えたんですけれども。厚労省さんが帰られたので。ちょっと、あの、私どもの方では。はい。グリップはできております。あの、大変、申し訳ございません。

【山井和則 衆議院議員】15:01:29
また、次回、お答えください。
どうもありがとうございました。長時間、すいませんでした。ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?