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琵琶湖2泊3日の旅・1

先日2泊3日で、友人と二人旅してきました。
琵琶湖旅行です。
私も友人も初琵琶湖。いろいろ行きたいとこがあり、でも琵琶湖は広くて、全てを廻るためには2泊3日じゃ足りない。
「どこに行くか」より「どこを諦めるか」で、廻る所を考えました。
特に、丸一日観光できる2日目にどこに行くかは重要で。
当日も観光しながら悩んで、急遽段取りを変更したり…。
そんな琵琶湖観光旅行の思い出を、まとめてみました。

ホテルのこと

拠点にしたのは、大津の琵琶湖ホテル。
すごくいいホテルでした。
駅からのアクセスよし。
館内綺麗で、部屋も綺麗。
部屋からは綺麗に琵琶湖が見られる。
温泉あり。
食事が美味しい。
フロントスタッフの方も親切。
選んでよかった。
また泊りたい。
残念だったことといえば、こんなにいいホテルだったのに、観光を重視の旅行だったため、ホテルの滞在時間が短かったことですね。
もっとホテル自体も満喫したかった。

部屋から見えた夜景も綺麗でした

2泊2朝食付き(夕食なし)プランで泊ったんですが、朝食バイキングがとても美味しかったです。
わざわざ会場のレストランの前に看板を出して、おすすめしていた料理がなんと「牛丼」
朝から牛丼?と、若干引き気味の私に対し、友人は「おすすめなら」と食べて「美味しい」を連発。
「これは絶対食べるべき」と言うので私も挑戦。
そして私も「美味しい」を連発。
2人しておかわりまで。
3日目の朝食でももちろん食べました。
と、書くと牛丼しか食べていないようですが、もちろん他の料理も食べたし、何を食べても美味しかったです。

1日目~比叡山

1日目の観光は、比叡山。
新幹線で京都駅に着いたあと、JR湖西線・比叡山坂本駅経由で、ケーブル坂本駅を目指しました。
京都駅でトランクを預けちゃおうと思ったんですけど、帰りに京都駅を経由するかわからないので、比叡山坂本駅で預けようと持ったまま移動したら、比叡山坂本駅はコインロッカーが少なくて空きがない…
ここ観光地じゃないの?ってくらい、少なかったです。
仕方ないからケーブル坂本駅までさらに持っていくはめになって、ここで無事に預けられたんですが、たまたま大きい2つが空いていたけど、全体数はやっぱり少なかったです。
観光地なのに。
結果的には、帰りは京都駅もなんなら比叡山坂本駅も経由しなかったので、ここまで持ってきたのは正解だったんですけどね。

日本一長いと言われているケーブルカーに乗って、比叡山へ延暦寺へ。
ここが、2泊3日の歩きまくり観光の始まりでした。
こんなに歩くというか、登る?観光になるとは思ってなかったんですよね~。
延暦寺なんて、階段と登り坂だらけですよ。
考えたら、山だから当然なんですけど。
何かを見に行くためには、必ず階段を登らないといけないってぐらい、階段・階段・階段。
しかも、一段が高い。
これがキツかった。私の感覚では、腿上げしてるのと同じです。
普段ほとんど運動らしい運動をしていない人間にとって、大変つらい場所でした。

一段が高い階段

おまけに、暑かったんですよ。
天気に恵まれた3日間で、それは本当にありがたくて、たくさん観光を楽しめたのは天気のおかげ。
本当に感謝なんですが、ただ、暑かった。
洋服はギリギリまで悩んで、寒かったら困るなっていう薄めの上着で行ったんですが、むしろいらなかったな上着ってくらい暑かった。
この暑さで、長袖で、またこんな階段を登るのかーーーー?って。

なんか今回の旅行で、改めて自分の体力のなさに向き合って、ちょっと足腰は鍛えよう、このままじゃ10年後どころか、5年後だってどこにも旅行行けないよ?って思いましたね。
今回の旅行で行った場所、5年後だったら絶対むりだった。
屋久島と金比羅山、行くの夢なんですが、このままじゃムリ。

比叡山延暦寺は、東塔と西塔を廻りました。
東塔の根本中堂は、残念ながら改修工事中だったので、外観は趣もなにもあったもんじゃなかったですが、中にはちゃんと入ることができて観ることができました。
私と友人が延暦寺で一番テンションがあがったのは西塔の「浄土院」
観光客が多い東塔と違い、西塔は人が少なかったのもあり、静かで落ち着いた雰囲気がありました。
境内を歩いた先に着いた浄土院は、石庭がとても綺麗な建物で、時間があれば、もっと見ていたかった。

素敵な石庭

2日目~多賀大社・彦根城・竹生島

ホテルを8時半前に出発し、まずは多賀大社へ。
大津駅から琵琶湖線に乗って彦根駅まで出たあと、近江鉄道に乗り換え、多賀大社前駅で降りて徒歩10分くらい。
この多賀大社は、友人の「諦めたく無い場所」だったんですが、行った後は私も「行ってよかった」と本当に思いました。

多賀大社・本殿


建物と境内の雰囲気、全てが素晴らしかった。

多賀大社を後にして向かったのは、彦根城。
彦根駅まで戻り、そこから徒歩。
軽く炎天下の中、城を目指します。
途中、彦根港、の看板が目に入った私。

彦根港……?

実は1日目の夜、2日目の計画を確認していて、一番悩んだのが「竹生島クルーズ」。
琵琶湖の離島竹生島は、観光名所です。
ぜひ行きたいけど、行くためには船に乗らなくてはいけない。
船に乗って片道30分、竹生島で70-90分滞在時間が設定されていて、帰りの船に乗って港までまた30分。
しかも、事前予約しても「20分前には港に来てください」と注意事項があるので、竹生島に行こうと思ったら3時間近い時間をみなくちゃいけない。
この拘束時間の長さが、最大のネック。
さらに、1日の出航回数も多くはない上、港の最寄り駅までの電車も本数は多くなくて、他の観光と組み合わせると、時間を合わせるのがとても大変。
ある意味、一か八かで向かうしかないのかな?という感じ。
竹生島は「諦めたくない場所」だけど、「諦めた方が楽になれるかもしれない場所」でした。
2人で悩んで悩んで、3日目に今津港から12時の船に乗ろう、と予約をしていたのですが。

彦根港……?

彦根港って港もあるの?
もしかして、そこから出ている竹生島行きの船あったりする?
昨日申し込んだ船の会社は、長浜港か今津港しか書いてなかったから、てっきりその二ヶ所しか港がなくて、そこからしか船は出ないものと思っていたけど、そういえばホテルのそばにも、大津港ってあった。
もしかして、あるの?
彦根城に向かいながら、スマホで検索してみると……あった!
昨日見たのとは違う会社で、彦根港からの船出てる。
しかも、彦根城を急ぎ目に見学すれば間に合う出航時間。
それしか手がないと思ったので、3日目に回した竹生島ですが、私たちは本当は3日目にするのは心配でした。
その日はレンタカー移動だし、帰りの新幹線の時間もあるので。
だから本当は2日目に行きたかったし、だけど3日目に回してでも行きたい、諦められない場所でした。

今日行けるなら、今日行こう!

そうと決めたらまずは彦根城。
暑さにばてながら、彦根城の入り口向かって歩く。
入り口で拝観料を払ったら、お城を目指して歩く。
階段・階段・階段!
炎天下でこの階段はキツい。
でもバテて休んでいる時間はない。
城内に入り天守閣を目指すのにも、階段!
しかも、手すりをつかむ手にめっちゃ力が入るくらいの急勾配!
登るのがつらいのは当たり前として、これ降るのも怖い。そんなハシゴのような階段が城内にいくつもありました。
スマホの旅行写真、彦根城だけ極端に少ないのは、時間を気にして急いでいたのと、余計なことをするだけの体力が私になかったからと思われます。

見てくださいこの青天
彦根城への階段。永遠に続くのかと…


本当はひこにゃんに会いたかったけど、ひこにゃんが現れる時間まで彦根城にいると、出航に間に合わない。
ひこにゃんは諦め、私たちはタクシーを捕まえるべく、彦根駅まで戻りました。
最近、観光地でタクシーが不足している、なかなか捕まらない、という話を聞いていたので、いなかったらどうしようと思いましたが、いてくれました。よかった。
タクシーに乗れれば、もう大丈夫。
船に乗れる。
竹生島行くぞ!

いざ竹生島

長くなってきたので、分けます。
竹生島観光は、次回。

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