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束の間のメグロ

最近、1ヶ月ほどメグロというオートバイのオーナーとなった。
知り合いが急にバイクを全部処分するとのこと。予定には無かったが、このメグロを引き取ることにした。
昭和の東京オリンピックに生産されたバイク。


名変をしたものの
悩んでいた。

これ以上バイクを増やさないと決めていたから。

でも引き取ってしまった。
少しの間、メグロに乗ることにする。

今のバイクとギアチェンジとブレーキが左右逆。
右足でブレーキと思って踏むとギア
思い直して左足でブレーキ踏むと思っていた以上に力が強くリア、ロック状態。

これはこれで面白い。
日本のバイクは英国のトライアンフやBSAをお手本としていたから作りも昔のトライアンフと似ている。

スピードは出ないが独特の世界観で楽しい。原点という感じ。

オイル漏れはあったがパッキンも市販されていて安心。
注文した。
ヤバイ…ハマる。

僕のZを手がけた方の言葉を思い出した。
左右逆のバイクは昔から勧めない。特に大切な人には。
昔はw1など左右逆のバイクは結構あった。でも咄嗟のブレーキ急制動で、事故を起こして命を落とした人が結構いたから。
左右逆のバイクのみを乗っていくのなら良いけれどほとんどはそうではない。

僕の場合、大昔のバイクといえども頻繁に乗るだろう。
そうすれば、慣れてくればスピードも上がる。
多分…何度かは
死ぬ〜❗️って事はあるだろう。
単純なメカニズムだけれどもそれなりに時間とお金もかかるだろう。
結局、メグロを手放すことにした。
なんとも言えないエンジンの造形美
名残惜しい。

引き取り手はすぐに見つかった。

もう2度と巡り会えないだろうな…

でも僕にはZと小さい愉快な仲間たちがいる。
このバイク達と楽しんでいこう。
一期一会だ。

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