4月も半ばとなってしまいましたが、今年の3月までに観た舞台を振り返ってみようと思ってみたりなんかして！　全部で79本。今年は舞台を控えめにして映画を観よう！と思っていたのにおかしいな…。

早速ですが、１月に観た作品は以下の通り。

１月（17本） 
20歳の国 『長い正月』
王子小劇場ショーケース 『見本市2024～しばいぞめ～』Ａチーム
王子小劇場ショーケース 『見本市2025～しばいぞめ～』Ｃチーム
月刊「根本宗子」 『腑に落とす。』
ニッポン放送 『鍵泥棒のメソッド→リブート』
大人の麦茶 『すいません、どうかしてました。』
namu 『地獄は四角い』
ホリプロ 『オデッサ』
二兎社 『パートタイマー・秋子』
Sun-mallstudio produce 『トーキョー奇譚～感覚強化産業 Vol.2～』
serial number 『アンネの日』
シス・カンパニー 『シラの恋文』
シニフィエ 『ひとえに』
コンプソンズ 『岸辺のベストアルバム!!』
次世代応援プロジェクト 『あの匂い』『音～女子版～』
椿組 『ガス灯は檸檬のにほひ』
滋企画 『オセロー』

1月は最初の『長い正月』から「当たり」でしたね。再演ですが、serial number『アンネの日』も素晴らしかった。今年、岸田國士戯曲賞受賞を逃した金子鈴幸さんは来年、『岸辺のベストアルバム!!』で受賞してほしい。
月刊「根本宗子」の『腑に落とす。』、三谷幸喜さんの『オデッサ』、椿組の『ガス灯は檸檬のにほひ』あたりも手堅い面白さ。『鍵泥棒のメソッド→リブート』に出ていた街裏ぴんくさんがその後、R-1グランプリで優勝したのもめでたい。
名古屋で観た次世代応援プロジェクトでは南カンナさんがよかった。

続いて２月。

２月（22本）
ほろびて 『センの夢見る』
KAATカナガワ・ツアー・プロジェクト 『箱根山の美女と野獣』『三浦半島の人魚姫』
パルコ・プロデュース 『最高の家出』
Project Nyx 『小栗判官と照手姫～愛の奇跡～』
チーズtheater 『川辺市子のために』
世田谷パブリックシアター 『う蝕』
リンゴなんでもミュージアム 『コンドーさんを待ちながら』
柚木彩見プロデュース あっとほーむ 『視界の先に』
藤家と南風盛と中條 『蝶のやうな私の郷愁』
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース 『スプーンフェイス・スタインバーグ』
ムシラセ（ミニ！） 『きょうの○○は』
ゆうめい 『養生』
吉本興業 『天才バカボンのパパなのだ』
新国立劇場 『不思議な国のエロス～アリストパネス「女の平和」より～』
東京芸術劇場 『インヘリタンス～継承～』前篇
東京芸術劇場 『インヘリタンス～継承～』後篇
guizillen 『ファンタスティックベイビーズ』
ばぶれるりぐる 『川にはとうぜんはしがある』
はえぎわ×彩の国さいたま芸術劇場 『マクベス』
くちびるの会 『猛獣のくちづけ』
東京にこにこちゃん 『ネバーエンディング・コミックス』
カリンカ 『エアスイミング』

2月で特によかったのは、チーズtheater『川辺市子のために』、ゆうめい『養生』、guizillen『ファンタスティックベイビーズ』あたりかな。カリンカ『エアスイミング』は小口ふみかさん、橘花梨さんの演技が素晴らしかった。

３月はなんと40本。自己最多。佐藤佐吉演劇祭2024の完食チケットなるものを購入して全13団体を観に行ったせいもあるけど、上演時間30分（木村美月の企画、On Stage）とか1時間そこそこのものが多かったのでな…。

３月（40本）
早大劇研 『シン・ワ』
ザジ・ズー 『MY NAME IS I LOVE YOU』Bチーム
劇団二進数 『死して尚、生きてナオ』
劇団「根本宗子」 『腑に落とす。』ブラッシュアップ再演版
システム個人 『探偵のいる街で』
ゲキバカ 『ごんべい』江戸Bチーム
不条理コントユニットMELT 『スネーク・オイル』
PARCO PRODUCE 『リア王』
MONO 『御菓子司 亀屋権太楼』
エンニュイ 『口』
Ｂ子 「精神明晰サバナに没す」「さんぽハイ」「日めくりカレンダーＡタイプ」「日めくりカレンダーＢタイプ」
PARCO PRODUCE 『東京輪舞』
赤堀雅秋プロデュース 『ボイラーマン』
ホエイ 『クチナシと翁』
木村美月の企画 『汎愛奇譚集』Ｂ「午後の死」
木村美月の企画 『汎愛奇譚集』Ｃ「東京猫」
宇宙論☆講座 『宇宙論☆講座 the BEST & the WORST』
流山児★事務所 『田園に死す』
猿博打 『まじめにきまじめ』
ムニ 『つかの間の道』
キルハトッテ 『そろそろダンス。』
名前のない役者達紫　チーム菊地・チーム児玉 「その後にちょうどいい涙というのがあって」「人人人人人←根を張って聳える杉っぽい」
CoRich舞台芸術！プロデュース 『イノセント・ピープル～原爆を作った男たち～』
藤尾勘太郎 無茶祭 『コップくんのひみつ』
日本のラジオ 『蛇ヲ産ム』
優しい劇団 『歌っておくれよ、マウンテン』
KEAR CROSS 『骨と軽蔑』
流山児★事務所 『田園に死す』（２回目）
工藤俊作プロデュース プロジェクトKUTO-10 『自慢の親父』
いいへんじ 『友達じゃない』Ｂチーム
TeXi's 『Oh so shake it!』
いいへんじ 『友達じゃない』Ａチーム
いいへんじ 『友達じゃない』Ｃチーム
排気口 『光だと気づいた順に触れる指たち』
ミクニヤナイハラプロジェクト 『船を待つ』
早坂彩 トレモロ 『新ハムレット』
南極ゴジラ 『（あたらしい）ジュラシックパーク』
星歌 『正夢』
ミクニヤナイハラプロジェクト 『船を待つ』大阪公演バージョン
セビロデクンフーズ 『石田、ゴーゴーヘブン！』
ENBUゼミナール 『緩やかで無情な景色』
On Stage 「ビールの回」

『田園に死す』はもはや殿堂入り。『骨と軽蔑』も期待を裏切らない作品だった。『ボイラーマン』『クチナシと翁』『友達じゃない』『緩やかで無情な景色』もよかったし、『宇宙論☆講座 the BEST & the WORST』、『歌っておくれよ、マウンテン』あたりの雰囲気も好きだなぁ。
ミクニヤナイハラプロジェクト『船を待つ』は笠木泉さんも大阪公演バージョンの佐々木ヤス子さんもどちらも素晴らしかった。早大劇研『シン・ワ』の佐織祥伍さんは今後が楽しみ。齊藤真菜香さん、樺香さんも。
考えてみたら、3月はさんなぎさん、梶川七海さん、村上弦さん、荏原汐里さんと今、推している役者さん揃い踏みの月だったのね。笑