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デザインワーク共業化おじさんの闘い~  『Automagic』の出演あとがき~

DMM.comにてJOINして1年半。長谷川恭久さんと金沢で偶然の再会や、後続の『Design&Collaboration』の登壇をきっかけにPodcast『Automagic』に出演させてもらいました。

自分の対話をアウトプットするのは初の試みで、語彙力のなさや声のキモさに、かなり絶望しています(笑)。客観的に自分のキャリアパスのふりかえりや、今後の立ち振舞について考えさせられる良い機会となりました。。。

これまでの経緯踏まえ、主に「デザイン共創化の導入プロセス」や「高度な技術やスキルの習得より大切なこと」について補足したく、前・後編に分けて紹介いたします。

ご参考の上ご意見いただきたいです。


デザインワーク共業化おじさん」のおいたち

「お前は誰やねん」という話だと思うのでざっくりバックボーンの紹介です。

私は、金沢の出版社でキャリアをスタートした田舎デザイナーです。靴底すり減るセールス経験の後、ようやく最初に触ったのが黒画面という辛めの道筋でデザイナーとなり、主に生活情報系サービスの企画・開発とグロースをやっていました。

ひょんな事からフリーランスやコンサルタントなど多業種でビジネスをはじめ、紆余曲折を経て2017年にDMM.comに中途入社し、東京・金沢の2拠点で複業デザイナーとして働いています。

社内では、分業化されがちの現場でシームレスな開発体制を目指して奔走したり、ブロックチェーン系のプロダクト企画をしたりなど。。。デザインワークの共業プロセスを通して開発チームをドライブさせたい。そんな感じで通称:デザインワーク共業化おじさんです。


組織に変化をもたらすことの意味

形骸化した文化・体制に新しい気風を送り込み変化をもたらすことは、組織や個人の成長につながると言いますが、これはどの業界に限らず今も昔も変わらないアグレッシブ理論です。

新旧あわせ40以上の事業が存在しているDMMも例外ではなく。企業の急成長と言う背景で多様な文化が入り混じり、部分最適化を積み重ねた結果、それぞれの事業で異なる開発プロセス、共通の課題感が浮き彫りとなりました。

私はインハウスデザイナーとして、良い意味では「新しい風」悪い意味では「固定外来種」として、組織の中でキャリアを再スタートすることとなりました。

程なくして、私は上記のような、”あるあるカオスな状況に向き合います。

地方採用ということもあるので、私としてはそこまで「自信」を持ちあわせていなかったものの、広く浅めの「機能横断的スキルセット」で ”組織に新しい変化をもたらすきっかけ” として周囲に期待されました。

かなりプレッシャーを感じることも多かったですが、TBD(テック・ビジネス・デザイン)のバランスをとりながら様々なアプローチを行い、泥臭くタフに1年間走り抜けた実感があります。(※もちろん反省の方が多いです)


新しいアイデアを組織に広めること

実力云々、大層なキャリアであろうがなかろうが、組織の中で新しい変化をもたらすことは、非常に困難で勇気のいることです。どれだけ優秀であっても個人ができることは限られており、リアルは漫画や映画のように「一騎当千」とはいかず組織を動かすことはできません。

楽しく仕事をすることは誰もが願っていることなのにも関わらず、現状を変えることは、なかなかどうしてできないものです。地方であれ都会であれ...どの組織にも同じことが言えます。

新しい空気を"戦略的"に取り込むには、適切に周囲を巻き込むことが重要です。「輪読会」「ワークショップ」「著名なクリエイターを招いたイベントの開催」、これらも代表的な施策ですが、一つ一つを紡いで成功体験を積み重ねることが結果的に大きな変化へと結びつきます。

ツールやワークはあくまで手段であって、チームとの関わり方を通して何を実現するかが大切です。戦略がなければ領域を超えスケールする事はできない、ということですね。

単一の施策ではなく、戦略的なシナリオをつくる

私の登壇するイベントやアウトプットでは「ツールや手法の導入」や「コミュニケーション」など、ぼんやりした言葉を取り上げることが多いのですが、私がチャレンジを改めて簡潔にまとめると、チームにフィットした課題を解決のための「見える化」や、"パターン"のトライアルを継続し、道筋をつくっていることです。

ここで言う「パターン」とは所謂「Pattern Language 3.0」のことで、具体的にはLinda Risingさんの著書『Fearless Change』に記される、アジャイルコーチや行動心理学の精鋭達の成功法則、先人の知恵を拝借しています。

「巻込力」「交渉力」というカジュアルな言葉でもなく、「センス」や「頑張り」などエモーショナルなものでもありません。

ふわっとしたビジネスコンサル本より、個人的には刺さりました。

連続したパターンの積み上げは、非属人的なもので、能力の差異なく"誰も"がチャレンジをすることに意味と価値を与えてくれます。

和訳版『Fearless Change〜アジャイルに効くアイデアを組織に広めるための48のパターン〜』の著者の一人である、楽天の川口さんがチートシートの提供してくれているので、気になる方はぜひ御覧ください。


共同制作している公開イラストはこちらから無料ダウンロード出来ます
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=d1pjdbX9&area=1
お仕事依頼、リクエストも受け付けております。


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Noriaki Kawanishi / DMM

毎日がサバイバル。DMM.comのデザインストラテジスト、UI/UXデザイナー。分散型アプリのR&Dをしてます。 最近は行動経済学や社会学を深掘り中。スタートアップ支援やゲストハウス運営を兼業。 著書に『UIデザイン みんなで考え、カイゼンする。』など。

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