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おしょうゆ豆、発酵と教育の共通点

良い感じになってきました、おしょうゆ豆17日目。
黒豆糀と米糀の一体感が増し、旨味の凝縮された感じになってきた。混ぜるとわかる、黒豆が柔らかくなってきた様子、米糀のふっくら水分を吸った感じ。馴染んできたなぁ!ちょっと味見すると、コクが増していることがわかるけど、塩気のカドも少〜し口に残る。早く冷奴にのっけて食べたい!

おしょうゆ豆を混ぜるのは、一日のうちのほんの一瞬。数日に一回混ぜるのでも良いらしい。あとはほったらかして置いとくだけで、発酵熟成は進んでいる。

これって教育と同じだ‼️
豆は生徒。黒豆糀は生徒なんだ。豆であるとともに、発酵熟成要因=糀、つまり成長の基盤となる資質・能力をすでに持っている。あとは、それが活性化して美味しくなるように、促進要因=米糀・しょうゆ・塩を加え、パックに入れて常温に置く、1日もしくは数日に一度かき混ぜる、等を適度に行うことなんだ❗️
要素+環境+働きかけ、だね。

だから、授業はかき混ぜ行為の一つだな。
学級活動・学校行事・部活動、日々の友達・先輩、後輩等々とのやりとりもかき混ぜ行為。その子が存在している状況が環境。そして何より大切で、確認しておきたいことは、みずから発酵熟成してる‼️ってこと。大切だからもう一回言う。

生徒はみずから発酵熟成=成長する力を持ち、その力を発揮するのだ‼️

促進する機能があるからって、年がら年中かき混ぜ続けたら?要素をジャカジャカ入れたら?勉強・部活動・課外活動・習い事・塾、etc etc。
発酵熟成するからって、ほっときっ放しなら?かき混ぜるの忘れたぬか漬け、白くしちゃったことある〜。
発達の最近接領域とか有機的つながりとかに関係するな〜。

生徒にはそもそも成長する力がある、が前提。何かしてあげなくちゃ、ではなくて、力を発揮するにはどうするといいのかな?を一緒に探っていく。その力が発揮できるように、コレがあるといいな、の要素とつながれること・協働すること、そして、適切な環境。その子のニーズに合う周囲からの働きかけ。

シンプル、そして、味わい深く。
黒豆糀の素晴らしさが開花。組み合わせの妙。
素晴らしき旨味たっぷりの世界。
こんな美味しいおしょうゆ豆だと、人生豊か❗️
楽しーーい❣️

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