見出し画像

人の顔と名前が全然覚えられない人へ

会社とかサロンとかコミュニティとかで1日何人もの人に会うと、人の顔と名前が全然覚えられませんと多くの人は言います。まぁ仕方ないですよね。

でももう言い訳はやめましょう。覚えられる人もいるんですから。

呪うべきは忙しさにではなく、自分の頭の悪さにです。

10年前、とあるレーベルの社長にお会いした際、おそらく毎日いろんな人に会っていたであろう彼が、その次(一か月以内くらい)にお会いした際、「おーノリオ君」と、すぐに私の名前を出されて少しビックリした記憶があります。

彼は毎日いろんな人に会っているのに、なぜすぐに人の名前が出るのだろう?

彼は東大出身なのですが、教養と脳のキャパシティにそこまで相関性があるとも思えません。

綺麗にまとめるならば、彼は【人との出会いをとても大切にしているから】ではないかと思います。

毎日沢山の人に会うと、単純に疲れるし、気分の浮き沈みもあるし、人を見る目が養われ、仲良くしとくと得とか損とか、打算的な見方をしてしまいがちです。

それ自体、全然悪いことではありません。私たちは神ではないんですから。

ただ、人との出会いは無限にあるわけではないので、小さな出会いも大切にしていた方が得なんじゃないかと思う時もあるんです。

興味のない分野の人の話にはどこか、自分からは積極的にインプットしないような教養が得られたり、今は大きな能力がない人でも、どこかのタイミングで何かの才能が開花したり。

そしてその出会いがどこかのタイミングで花開き、「あれは特別な出会いだったんだな」と後から思わせてくれるかもしれません。

人の顔と名前が覚えられない人は沢山の人と会ってるからではありません。頭が悪いからです。

先日、街で喧嘩になって、警察を巻き込んだ私が書いても説得力がないので、これを読んで「たしかにそうだな!」って思った人は、明日、自分の言葉かのように人に喋ると良いと思います。

あと、こんなことを書いておきながら、相手の住んでる場所がなかなか覚えられず、何回も同じ質問していたりする私です。

5万円くらい貯まったらスカイダイビングでもします