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クラポHOT STAGEに立つ@TIF2022〜CROWN POP(の一曲目)

今日のHOT STAGE
アイドル最大規模のフェスでのメインステージということで、僕は例のごとく(?)ただのファンであるにもかかわらず、ここでクラポが爪痕を残すにはどうしたらいいのかなんてあれこれ考えてました。
かわいいクラポを見てもらいたいのはもちろんだけど、カッコいいクラポも、楽しいクラポも、切ないクラポも見てもらって、一人でも多くの方にCROWN POPの凄さを見てもらいたいなあと……もちろん僕が考えてもなんの意味もないんだけど、まあ考えること自体楽しいじゃないですか。


持ち時間から考えるに披露できるのは5曲。どんな構成にすればクラポがインパクトを残せるんだろうか。昨日までの4ステージは全部違う曲を披露してきたけど(それも凄いと思うんだけど)、ここは思わぬ巡り合わせで回ってきた大きな出番。きっとクラポの全力を見せるためには「やってない曲縛り」にこだわることはないだろうな。
特に衣装が、スタイリッシュさと可愛らしさを兼ね備えた2021年のAYAKA NATION衣装だと事前に明かされていたので、ここはクラポの楽曲リソースすべての中から最強のセットリストを組むんだろう。ならば一曲目は「ToDo」か「夏恋スコール」か。これまでやってないけど「EGO × search」かなとか……

いやあ、結果を見れば我ながら浅はかに過ぎる😓

クラポが一曲目に持ってきたのは「NARIYAMANAI」でした。
みんなご存じアンコールの声援まで組み込んだアンコール曲(?)。
考えてみれば今日のHOT STAGEは、予定されていた4ステージに加えて急遽訪れた出番。まさにアンコールの如きステージ。しかも初見の方の記憶に引っかかるには最良の選択。メンバーも含めて、やっぱりプロの思考はさすがだなあ

と、思ってたんですよ。始まってすぐは。

でもね、それだけじゃない。様子が違う。
様子が違うっつっても何か変なこと、特別なことをしてるわけじゃなくて、ステージ上のメンバーの表情が違う。究極の集中力の下、全力で楽しむぞと心に決めたのだろうことが伝わってくるほどの、底抜けに明るい笑顔。いつも楽しくて明るい5人だけど、不慮のアクシデントでこの場に立つことを妨げられたNGT48さんやそのファンの方々にも安心してもらえるような、この場を楽しみますよ、みんなを盛り上げますよという気持ちが配信の画面越しにバンバン伝わってくる。

前にも書いたし、いつも思い知らされてるのに、今日もまたクラポはこちらの勝手な思惑や想像を超えてきました。爪痕とかインパクトとかもあるけれど、そうじゃない。まずは責任をもってこの場に立って、しっかり楽しむこと。それこそが大事だし、彼女たちの中にある想いだったんです(きっと)。

考えてみれば、打算や思惑を感じさせず、純真で朗らかな人柄そのままに眼前のことをただただ楽しむ(そのための準備の労苦は厭わず、しかも表に出さない)のがCROWN POPの凄さでした。
今日だってそう。5人が思ってることは、まずは全力でこのステージを楽しみ、ZEPPに来てくれたお客さん、配信を見てくれてるお客さんを楽しませることなんですね。

りなてぃーが配信のカメラに向かってやさしく微笑み、いぶちゃんは歌詞一言ひとことに想いを込め、さほるんはこの大きなステージを最高の笑顔で楽しみ、あいたんはその表情に朗らかさも切なさも含み、そしてみぃあはやわらかな笑顔としなやかなダンスでオーディエンスを魅了する。

せっかくの大きな機会だから、深く爪痕を残したいに決まってるんです。そしてそのことだって考えてると思うんです。でも、プライオリティが異なる。彼女たちがもっとも優先するのは、爪痕なんかより、まずは責任をもってこの場を楽しみ、そして楽しませることだったんです。

本当、めんどくさいファン(=僕のことです)って浅はかな上に浅はかですよね。
でもクラポがこうやって、いつもこちらの想像を軽々と超えて行ってくれることが嬉しくて仕方なくもあるんです。本当にこの5人は凄いし,素晴らしい。

思うんですけど、クラポって変なことしないんですよね。ちょっと風変わりな楽曲があったり、変わった企画のイベントはしたりするけれど、意外性だけで関心をひこうとはしない印象が僕にはあって、そしてそこがすごく好きだったりもします。
具体的に言うのはむずかしいんだけど、「アイドルなのにそんな変顔するの🤪」とか、「アイドルがそんな明け透けに物を言うの!?」とか。そういうことは基本ありません(多分)。彼女たちの芯にはファンを楽しませたいというストレートなエンターテイメントの魂が宿っていてくれるんだと感じられるんです。だから応援していて、すごく安心できるんです。

今日もそう。たしかに一曲目の「NARIYAMANAI」は「アンコール!アンコール!」から始まってインパクトはあるけど、実は曲の内容はアイドルがファンのことを大切に思い、懸命にパフォーマンスする様子を歌った素敵な楽曲。コメディソングでもなんでもありません。


曲を通じて僕らに伝わってくるのはクラポの想いであり、楽しさであり、彼女たちが持つエンターテイナーとしての「素の力」です。CROWN POPはアイドルだし、間違っても「アイドルなんかじゃない」なんてことは言わないし、僕はアイドルを応援してることに誇りを持ってるけれど、そんなカテゴライズ以前の問題として「楽しい!」だったり「切ない」だったり、そんなエモーションを届けてくれる彼女たちの力が「NARIYAMANAI」を始めてして、さまざまな楽曲から伝わってくるんです。

今日のHOT STAGEでの一曲目。「NARIYAMANAI」はまさかだったし、そのパフォーマンスはもっとまさかでした。でもクラポはクラポで、いつものように最高で最幸だったんです。

えっと、今日のステージの感想を気持ちが熱いうちに書こうと思ったら一曲目でこのボリュームに………。
最後に歌った「僕らの証」も書きたかったんだけど、まずはここまでで!

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