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第2章 まるでオーナーのように!?

2017年1月〜9月の間は、いわゆるサブスクリプション導入までの準備期間。
第1章で触れたように隠れ家は隠れ家らしくということで、世間の目から距離を置くようになる。その間に「紹介制、会員制、月額会費制」に向けて色々と準備が始まる。

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さてさて、ではそろそろサブスクリプションxレストランの具体的な話を。

そもそも何でN氏はこんなことを思いついたのか。
そして僕らはなぜに「サブスクリプションxレストラン」というとち狂った発想を止めることなく、実現するに至ったのか。

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例えば、会食の際の会計のとき、こんな経験したことないですか??
トイレに立ったついでに入り口で会計しようとしたら、同じタイミングでお連れ様も会計をしようとしていたとか。またProvisionのように狭い店では入り口での会計が丸見えで会計しているのがバレバレだったとか。
お連れ様がトイレに立ったタイミングで会計済ませようとしたら、思いの外時間がかかって、お連れ様が戻ってきてしまったとか。
はたまたテーブルで会計しようとしたら、まるでダチョウ倶楽部のように「僕が私が…」とヤンヤヤンヤの大合唱とか笑。
あとは会計伝票見たら、目が覚めるような金額で調子に乗った自分を恨んだことがある人も多いかと。
こんな会計の一幕を、まるっと削除できたら、その会食は、デートは、素敵な時間として記憶されるのではないか!?
まるで、その店のオーナーのように、「じゃ、また来るね!!」っと一言残して店を去ることが出来れば、上記のようなイケてない状況を回避できるのではないか!?
そんな感じで、じゃあこれを実現するために前金制にしようと踏み出したわけです。

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「アラカルトで好きなものを好きなだけ、飲みたいものを飲みたいだけ楽しんでいただく」
これは、僕の心情というか、僕が飲食人として大切にしてきたこと。
じゃあこの思いと、前述の前金制をかけ合わせると、月額会費制と相成るわけです。
スポーツジムのように月額会費を頂き、思う存分楽しんでもらって、笑顔で「じゃ、また来るね」っとまるで店のオーナーのように店を出ていく。
このストーリーが僕らの底辺にあって、これを実現するために月額会費だったり、指紋認証だったりが動き出すわけです。

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ということで、今回はここらへんで。
毎度毎度拙い文章にお付き合いいただきありがとうございます。
次回は指紋認証導入の経緯を書こうかな。

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