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不便を楽しむ音楽。カセットテープ monologue_3

おはようございます。クリエイターのりしろ太郎です。
「monologue」と題して、私のうちから湧き出した言葉や想い、たわいものない日常を。私の独り言をつらつらとnoteに書き綴ります。毎日投稿という私にとって、壮大な目標を掲げました。といっても、今日が連続3日目の投稿なんですけどね。もし今日で投稿を終えてしまえば、まさに三日坊主。さすがにそんな結果にはならないように心がけるつもりです。さて、今日は「不便を楽しむ」ことと、懐かしの音楽記録メディア「カセットテープ」について書いてみることにします。
今朝は3時前には起床。いつもよりは少し早いけど目を覚まして活動します。

今日は2時45分に起床して、まもなくアトリエへ。早起きは三文の徳


結果は同じ。だけど異なるプロセス
心地よいと感じるのは、どっち?

部屋が寒いとします。
どのようにして快適な室温に上げれば良いだろうか。

エアコンを用いた場合

エアコンで室温を上げるには。
エアコンのコンセントは差された状態。
リモンコンのボタンを押す。

薪ストーブの場合

薪ストーブで暖をとるためには。
薪を集める。
薪をくべる。

ピッ!とボタンを押すだけで起動される暖房器具。現代では当たり前の暮らし

結論、どちらが快適?

結果、どちらも共に同じ室温になったとすると
どちらが心地良く感じだろうか。
どちらが豊かな時間に感じるだろうか。
エアコンはなんら面倒なことはなくリモコンのボタンを押すだけ。薪ストーブは薪をくべなければならない。火の加減を確認し調整しながら、ストーブと対話しなければ、火をうまく燃えてくれない。
仮に同じ室温に暖まったとしても、薪ストーブは随分と面倒な暖房器具だ。

しかし、どうだろうか。同じ室温になり、結果、ともに暖かくなった。目や耳で捉えた感覚、肌で感じた感触。どちらが、暖かく心地良い暖かさだと感じるだろうか。
エアコンのノイズ、運転アンプの点灯。エアコンから噴き出される風。
パチパチと弾けるような薪ストーブから聞こえる音、ストーブの窓から覗く炎の揺らぎ。想像するだけでも結果は明らか。誰しもが薪ストーブに軍配が上がることでしょう。

なぜ、そんな素晴らしい薪ストーブが
日本中の家に普及浸透しないのか。

こんなことを言って何ですが、我が家にも薪ストーブはありません。実はエアコンを利用しています。
私だって、わかっているんですよ。薪ストーブの良さは…やはり面倒くさいんですよね。不便なんです。ボタンを押して室温が上がるエアコン。設定温度に達したら、自動で運転を止めるし、室温が下がってきたら、エアコンは動き出して設定温度まで上げてくれる。快適を得ることに対してあまりにも簡単に得ることできる現代人。堕落…


maxell UD2。TYPE IIはハイポジと呼ばれていた。
ハイポジって言葉の響きが格好よろしい

不便を楽しむ音楽。
記録メディア:カセットテープ

圧縮ファイルMP3で記録された音楽の場合。ファイルを選択しクリックして音楽を再生する。
フィジカルなカセットプレイヤーでカセットテープの場合。
テープを収納したコレクションされた棚から、聴きたいカセットを選び、ケースに書かれた曲目を確認する。このテープで間違いないとなれば、ケースをパカっとあけてテープを取り出して、カセットプレイヤーにセットして再生する。これが一連の流れ。
同じ音楽を再生して聴く場合でもどちらが楽しく時を過ごせるだろうか。
どちらが便利に使えるだろうか。
同じ音楽を再生した場合、その音楽を聴いたという結果は同じだった場合、どちらが音楽を楽しむことができただろうか。頭では意識こそしていませんが、カセットテープは音楽を再生するまでに様々な工程を経て再生に至る。MP3よりも確実に面倒であまりにも不便。
MP3は、あまりにも簡単に音楽を得られているのではないか。
世の中、クリックとか、コピペで結果が得られていてはつまらない。苦労することで得る喜びがきっとあるはず。不便を楽しむ音楽。それが、今日現在における音楽記録メディア:カセットテープの存在価値なんだと私は思う。


SONY トランスクライバー BM-76。シックなプロダクトデザインはさすがSONYです
緑に発光するタイムカウンターが近未来的で素敵!

私のお気に入りのカセットプレイヤーは変わり種。

さて、今日は朝から不便を楽しみながら音楽を聴いてみよう。
私のお気に入れのカセットプレイヤーは少々変わってます。SONYのBM-76という1980〜90年代に販売されていたプレイヤーです。何が特殊なのかと言いますと、その機能。
ステレオ録音されたテープの再生の際にL側、R側、いずれか片チャンネルだけ聴くことができます。またスピードをコントロールする機能があり、50%まで速めたり、20%まで遅くしたり、再生速度調整して再生できます。フットコントロールユニットFS-85の使用時では、足を離すと自動的に少し巻戻ってから停止させることも。何やら特殊な機能が備わっているでしょ。
実はこのプレイヤーの用途は、録音した音声の聞き取りや書き起こし作業として使われる再生専用のプレイヤーなのです。文字起こしをされていた方や翻訳家の方が使っていたプレイヤーなのでした。
私はこのカセットプレイヤーのルックスとその変態!?機能に惚れ込んで、今では3台所有してます。
この機種に加えて、マイクロカセットテープ(昔、留守番電話で使われていたテープですね)を採用したPanasonic Microcassette Transcriber RR-930もお気に入りです。
これらの私のカセットプレイヤーの楽しさは、いずれ動画で披露させていただきますね。

カチャカチャ…
キュルキュルキュル….
カチャ!
スーーーーーーーーーーーーー。


カセットに魅せられたカセットジャンキーの私。
すでにカセット依存症!?

不便、面倒臭い…だから、楽しい

純粋な音源以外にもカセットプレイヤーの音が聴こえる。くるくるとテープの回転が見える。ケースをパカっと開けたときの感触。テープを手にした感触、目や耳、五感で得られる様々な感触。
同じ音楽を聴いたという結果は同じであっても、聴くためのプロセスは全く異なる。それでも、この不便で面倒臭いプロセスを経て聴くことができる音楽記録メディア:カセットテープは楽しい。
カセットに魅せられた私は、いつしか何台ものカセットプレイヤーに囲まれて生活している。カセット依存症、立派なカセット中毒者だ。

毎日note投稿。無事三日目達成、ありがとうございます。皆さんの「スキ」や「コメント」、「フォロー」が執筆の励みになります。今日が皆さんにとって良い一日となりますように。また明日お会いしましょう。いってらっしゃい。


お気に入りの組み合わせ。カメラPanasonic LUMIX S1+単焦点レンズ50mm F1.4。

「monologue」で使用した主なカメラとレンズ

撮影体験もカセットテープと同じかも。ポケットからスマホを取り出して、カメラアプリの録画ボタンをクリック。そりゃ、便利だわ。
カメラは大きくて、設定に気を配らなきゃいけません。ポケットに入れて常に持ちあるくわけにもいけないでしょう。それでも記録した結果は得られていても、撮影体験は全く違います。適切と思えるレンズに交換して、ファインダーを覗いて構図を決めて、シャッター切る。不便で面倒臭いことを楽しみましょう。
動画クリエイター、ビデオグラファーである私の愛機カメラは、発売して5年経過したPanasonic LUMIX S1。 頑丈で無骨なデザインがお気に入り。洗練こそされてませんが、クラフトマンシップを感じるとても真面目なカメラとレンズです。サブ機に兄よりも人気の弟分S5とアラスカグリズリー並みに巨体でお化けみたいなSIGMAの短焦点レンズ35mm F1.2の組み合わせでも撮影しています。巨体ですが写りは期待を裏切りません。
写真を見て良い雰囲気だなぁと感じた方、ありがとうございます。私は嬉しくてたまりません。そんな方はお気軽にコメントください。それでは、興味を持たれた方はぜひカメラたちをチェックしてくださいね。楽しいカメラライフを過ごしましょう。

*商品詳細リンクは、Amazonアソシエイトのリンクとなっています。


noteで連載中の「monologue」ですが
動画としてYouTubeでも投稿 はじめました

現在noteで毎日投稿という目標を掲げ連載中のとあるクリエイターの独り言「monologue(モノローグ)」ですが、noteで記事から再編集し、YouTubeでも動画投稿します。こちらは毎日投稿じゃないんですが、極力、投稿頻度をあげていきたいと思っています。
YouTubeのチャンネル登録・高評価も m(_ _)m

クリエイター「のりしろ太郎」としての日々の活動は、十月のオクトパスのWEBSITEをご覧ください。写真や動画、映像制作のご依頼も承ります。

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