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最好映画。 062 「レインマン」 1988年。

アカデミー賞な割に、もの凄く地味ですっかり忘れておりました。 久しぶりに見返すと、やっぱり地味。なんですが、そのなんでもなさ加減がスゴく心地よい映画です。 はじめから終わりまで激しいシーンもなくて、兄弟の邂逅を見ているだけと言う、ふしぎな映画。 音楽大好き。ハンス・ジマーは、この頃からずっとトップばかりでスゴいです。「パイレーツ・オブ・カリビアン」とか「ダークナイト」ではなくて、初期の「トゥルーロマンス」に近い感じ。 監督のバリー・レヴィンソンは自身の脚本作で有名な方で「ダイナー」とか「我が心のボルチモア」とか評判良いようなんですが、個人的には他の人の脚本やってるときの方が冷めた目線で観易い気がします。 撮影のジョン・シールはこれまた地味な映画というか、人がいっぱい出てくるドラマ映画が多い方で、「ザ・ペーパー」(ロン・ハワード監督の新聞社の一日話)、「張り込み」とかありました。 ひとたび二人が道へ出てからが微笑ましいんです。Kマート、テレビ裁判見ないと眠れないw。 オススメは、エンディングです。一時間半過ぎた辺りで、ドライブ中にダスティン・ホフマンがカメラで撮影した写真がエンディングに出てくるんですが、2時間観た後でないと、完全にミス写真ばかり。でもなんか涙出ます。 オールナイトで4回観ました。 アカデミー賞のコーナーに必ずありますよー


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