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最好映画。 156 「ダイ・ハード3」 1995年。

ジョン・マクティアナン監督、ブルース・ウィリス主演。これこれ、これが観たかった!と言う欲をかなりの分量で満たしてくれる、続編映画。「ダイ・ハード2」が前作と同じ閉ざされた空間で、おなじみのキャラクターが活躍して、と言う展開だったんですけど、今ひとつ悪役が頭が良くない気がしてしまって、不満がありました。「ダイ・ハード」オリジナル監督が復帰するので、いやが上にも期待が高まりました。狭い空間ではなく、街全体。悪役も頭が良くて、本当の狙いがわかった時の面白さは相変わらずです。ジョン・マクレーンの地元、NYを舞台に走り回る様は、そうだよね!と言う気持ちに応えてくれました。ラスト、カナダに渡る前までは本当に、本当に最高の進み方だったんですけど!撮影は、ピーター・メンジース・ジュニア。「ダイ・ハード」のヤン・デ・ボンから、ルックは相当変わりました。昼間ということも相まって、違う味わいの土臭いNY。音楽のマイケル・ケイメンは「未来世紀ブラジル」「バロン」「リーサルウェポン」「ハイランダー・悪魔の戦士」で大好きになった人。大作アクションといえばこの人!という方。ジョン・マクレーンを助けるNYPDの面々がとても頼りになって、群像劇も垣間見れます。ただただ死なない奴になっている4.0以降はあまり観れていませんが、続編ものとしては相当面白く観ました。実はしれっとプロデューサー陣が一新されてます。オリジナルの方が好きは好きですけど、気に入ったら、「ダイ・ハード2」を飛ばして、こちらをどうぞ。


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