日置ノリオ

「旅するようにいきる」を、日々実験しながら伝えていきます。"人生という旅&q…

日置ノリオ

「旅するようにいきる」を、日々実験しながら伝えていきます。"人生という旅"を楽しむ人とつながり、そんな人を増やしていくのが個人理念。 FM西東京で毎週金曜23:00~23:30放送『Another Scenery 〜はたらく人の旅するラジオ』メインパーソナリティー。

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  • Lovin'LIFE, 旅n'LIFE.

    「旅」は、どこかへ移動するだけじゃない。日常や暮らしの中にある「旅」を切り取って感じたこと。

  • #旅とミスチル

  • 旅するような暮らしのラジオ

    声ではなく文字でお喋りするラジオ。「1日15分」「お喋りするように気楽に」その日に感じたことをライトに書いてみます。

  • 【実録】僕たちは、家にいながら旅に出た。

    2020年5月、自粛期間中に全国のゲストハウスや旅に関わる人たちと「毎日開催」を銘打って開催したオンライン企画「REMOTE TRAVEL」の記録。

  • Tokyo.TABInLIFE

    「トーキョーだってローカルだ」をキーワードに、都内のゲストハウスや街の魅力を紹介していきます。

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9年勤めた会社を辞めてラジオパーソナリティーになりました。(もうひとつの景色に出会う旅へ)

まずはこちらのnoteを読んでいただき、ありがとうございます。 Another Scenery(アナザーシーナリー)の日置ノリオです。 表題の通り、2022年10月からFMラジオのパーソナリティーを始めることになりました。 『Another Scenery 〜はたらく人の旅するラジオ〜』 ラジオ以外では現在フリーランスとして地域の企業から複業でお仕事を頂きつつ、そのマッチングを行うサービスの運営や、コワーキングスペースの仕事に関わっています。 ただここでは「どういう経

    • コミュニティの中で、「孤独」と生きていく。

      僕は勝手に、コミュニティに関わる人たちは少なからず「孤独」を抱えているのではないかと思っている。 ……文字にしてはたと気づいたが、なんだか当たり前のことを言っているように聞こえる。 確かにコミュニティの中に所属することで、普段の生活圏とは異なる人との出会いや繋がりが得られるだろう。 そうした役割や期待が、ある種の「コミュニティ」に求められているというのは確かにその通りだ。 その文脈でいくと孤独は、解消されたり解決されたりするものである。 でも、僕が冒頭の文章で言いたかっ

      • 風と窓、旅と本のある暮らし。

        窓には、風が含まれている。そんなことをふと思った。 英語の「Window」という単語の中には、「Wind」が入っているのである。 こういった言葉の由来などが気になると調べてみたくなるタチで、ググってみたところどうやら古北欧語で "風の目"(vindr+auga)というのが「Window」の語源らしい。 何がきっかけでその発想が浮かんできたのかは思い出せないが、「おお、それって何だか素敵だな」と静かに感動したのは、このまちに引越してきたつい最近のことだ。 いま僕が住んで

        • 『いのちの車窓から』新しい景色を映して。

          「過去と未来は変えられない。でも今を変え続けることで、過去の意味は変えることができる」 これは、僕の座右の銘にしている言葉だ。 こうした表現はいくつかの本で目にするが、星野源さんが書かれた『いのちの車窓から』というエッセイの文庫版のあとがきにも、こんな一節がある。 僕は昔から彼の音楽や言葉が好きなのだが、特にこの文庫本は普段持ち歩くカバンのポケットにいつも忍ばせてある。僕にとってはお守りのような存在だ。 いわゆる「旅のエッセイ」とか「旅の言葉」みたいな文庫本を他にも持

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        記事

          【旅の写真】 2022年の、もうひとつの景色たち

          2022年、いろんな場所に旅した中で映した景色の一部です。 敢えて場所も順番もバラバラに、どこで撮ったかも書かずに載せてみました。 ここは一体どこだろう?この景色を前に何を思うかな?などなど…… あなたの「もしかしたらあったかも知れない旅」を想像しながら、のんびりご覧頂けたら嬉しいです。 ✈️ ✈️ 最後までご覧いただきありがとうございました。 この景色たちが、いつかあなたの「もうひとつの旅」へと繋がりますように。

          【旅の写真】 2022年の、もうひとつの景色たち

          コミュニティっていう形のないもの、伝えるのはいつも困難だね。

          9年勤めた会社を退職し、フリーランス&ラジオパーソナリティーに挑戦を始めた今年。 ともすると日々のアウトプットに必死になって、インプット不足になってしまわないかな? そんなことを考えて参加したのが「コミュニティのカレッジ」です。 「コミュニティで生きる人の対話の場」と銘打ち、誰かの正解やノウハウを学ぶのではなく参加者同士がフラットな立場で意見や想いを交換し合っています(とはいえまだ限られた機会しか参加できていないのですが……)。 その中で「私とコミュニティと」というテー

          コミュニティっていう形のないもの、伝えるのはいつも困難だね。

          あなたという人生の舞台に音楽を鳴らせ。(旅にまつわる身体と心の音楽論)

          人生が生まれてから死ぬまでの舞台だとしたら、BGMというのはその物語を支える重要なファクターであり舞台装置である。 ありとあらゆる世代やジャンルの音楽に、一瞬でアクセスできるこの時代。 その舞台のちっぽけな登場人物の一人である僕らが、気軽にそのスイッチを手にできるのは僥倖とも言えるだろう。 だから、時として思った筋書きどおりにコトが進まなかったり、あるいは背景がひっくり返るような事態に見舞われた時に、僕らは音楽の力を使って、自分という登場人物の心理情景を描写したり、上書き

          あなたという人生の舞台に音楽を鳴らせ。(旅にまつわる身体と心の音楽論)

          自分の中の「嫌い」と向き合ってみることにした。

          嫌いなものよりも、好きなものの方が多い人生でありたい、と常日頃から思っているタイプだ。 だけど最近、「日置さんって、なんかこれは許せない!とか腹立つ!みたいなことってないんですか?」と聞かれる機会があった。 己のネガティブなことを他人様の耳に入れて別に良いこともなかろう、と思っていたのだが、あまりにそういう素振りを外に出さないと「この人は本音でしゃべってくれているのかな?」という印象を持たれるらしい(なるほど)。 別に無理に何かを隠したり押さえ込んだりしているつもりもな

          自分の中の「嫌い」と向き合ってみることにした。

          息をすること、旅をすること。(行き帰り・生き返り・息還り)

          帰宅することで初めて、旅が生まれるのだ。1泊2日の温泉旅行も、週末をフル活用した弾丸海外旅行も、アメリカ大陸横断旅行も、帰りのチケットを取らずに出発する気まぐれな旅も。家に帰らないうちはどれも名指せぬ移動でしかない。街中を飛び交う聞いたことのない言語や、見たことのない食べもの、想像を絶する大自然、あるいは雑誌や映像のなかで何度も見てきた観光地が旅を旅たらしめるのではない。「家に帰るまでが遠足です」と同じことだ。家に帰るまでが旅であり、家に帰るまでは旅にならない。未来が過去を規

          息をすること、旅をすること。(行き帰り・生き返り・息還り)

          【2021年版】リモトラ的おすすめ旅先10選 by REMOTE TRAVEL

          5月に10日間連続で開催した、リモートトラベルのまとめ記事です。 ゴールデンウイーク中の緊急事態宣言をきっかけに、「まだ見ぬ未来の旅先へ」をテーマに10日間連続で開催。のべ160人以上の方に参加していただきました! 素敵な旅先やコミュニティが見つかるはずです!よかったらご覧ください。 ▼昨年のリモートトラベルのまとめはこちらから ◆REMOTE TRAVELとは?2020年、初の緊急事態宣言が出ていた5月「旅するように家で過ごそう。」をテーマに行われた、全国へ旅をする

          【2021年版】リモトラ的おすすめ旅先10選 by REMOTE TRAVEL

          人と出会える楽しい夜の、その裏側の誰かのことを。(旅するような暮らしのラジオ #21)

          こんにちは。旅するような暮らしのラジオ、パーソナリティーの日置ノリオです。 今朝は、東京浅草橋のLittleJapanからスタート。 「作りすぎて余っちゃったんですよねー」というビリヤニを、朝からみんなでパクパク。程よいスパイシーさとインディカ米のライトさで、結構食べられちゃうんですこれが。 そういえば先週お世話になったゲストハウスtoco.でも、熊本から来た女の子が「おばあちゃんが送ってきてくれたんだけど食べきれないので……」と、みんなで巻き寿司食べてたな。 色んな

          人と出会える楽しい夜の、その裏側の誰かのことを。(旅するような暮らしのラジオ #21)

          幸せとは、晴れた土曜日の早起きと、筋トレ後のラーメンのこと。(旅するような暮らしのラジオ #20)

          こんにちは。旅するような暮らしのラジオ、パーソナリティーの日置ノリオです。 今朝は、東京入谷のゲストハウスtoco.からスタート。 古民家をリノベーションしたこちらのゲストハウス、朝は南向きの光が入って何とも趣のある空間。 昨日は共用キッチンで、一緒になった旅人同士で久しぶりに夜遅くまでお喋りを楽しみました。 朝はこの空間で、先に発つ面々と記念撮影。「またどこかで!」と、見えなくなるまで手を振るこの時間が、僕は何とも言えず好きです。 8時からは、毎週土曜日に誠也くんと

          幸せとは、晴れた土曜日の早起きと、筋トレ後のラーメンのこと。(旅するような暮らしのラジオ #20)

          何に縛られるでもなく、僕らはどこへでもいける。『Worlds end』

          思わず、泣きそうになってしまった。 ミスチル大好きの友達に勧められて観た、『Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”』のDVD。 現時点で彼らの最後のLIVEとなっている、そのツアーの中の一曲が、心に突き刺さった。 それが、アンコールで披露された『Worlds end』という曲だ。 2005年に発売されたアルバム『I♡U』のトップを務めたこの曲。その後発表されるベストアルバムでも2枚組の後半のトップに収録されている

          何に縛られるでもなく、僕らはどこへでもいける。『Worlds end』

          アドレスホッパーがゲストハウスで是非とも聞いておきたいこと。(旅するような暮らしのラジオ #19)

          こんにちは。旅するような暮らしのラジオ、パーソナリティーの日置ノリオです。 前のnoteでも長々書きましたが、この4月から「HafHでハーフな多拠点生活」と題して、ハーフ&ハーフスタイルのアドレスホッピングをスタート。 それに乗じて、ずいぶん前に思いつきで書いていた「読むラジオ」をしれっと再開してみようと思います。 「継続力」に難ありのワタクシ、それでも「瞬発力」と以前失敗したことを蒸し返す「プライドの無さ」には定評がありますので、よければまたお付き合いくださいませ。

          アドレスホッパーがゲストハウスで是非とも聞いておきたいこと。(旅するような暮らしのラジオ #19)

          「暮らしのオープン化」を実験する。〜HafHでハーフな多拠点生活〜

          こんにちは。日置ノリオです。 新型コロナも解決の兆しを見せない中で迎えた、2度目の春。 日々悶々としていたり、もしくはそんな中でも(そんな時だからこそ)何か新しいことをはじめてみたい!という方も多いのではないでしょうか。 僕自身も、以前から興味があった「多拠点生活」をはじめてみることにしました。 「アドレスホッピング」とも言われる、ひとつの家に留まらず、ゲストハウスやホテル・シェアハウスなどを移動しながら暮らすライフスタイル。 2019年頃からADDressやHOST

          「暮らしのオープン化」を実験する。〜HafHでハーフな多拠点生活〜

          2021年。もう一度、オンラインという「場づくり」のフロンティアへ挑む。

          はじめに 世界の在り方が大きく変わった2020年。そんな中、僕にとってエポックメイキングな出来事となったのが『REMOTE TRAVEL〜旅するように家で過ごそう〜』というイベントに携わったことだ。 2020年5月の緊急事態宣言による外出自粛期間中、旅に出たくても出られない旅人の「旅したい欲」を解消したいという思いからスタートした31日連続オンラインイベント、通称リモトラ。全国のゲストハウスや旅にまつわる人を訪ねて、僕たちは毎晩Zoomで誰かとつながり続けた。 このno

          2021年。もう一度、オンラインという「場づくり」のフロンティアへ挑む。