見出し画像

こんな時代だからこそ、人生という旅を楽しもう。(TABIn’LIFE lnc. について)

まずはこちらのnoteを読んでいただき、ありがとうございます。

TABIn’LIFE lnc.の日置ノリオです。

noteをはじめて一番最初に書いてから時間が経ち、改めて今の僕自身の振り返りも兼ねて、自己紹介を書こうと思い筆を取りました。

目次
・はじめに
・TRAVEL HUB MIX〜TABIn’LIFEができるまで
・卒業、そして2020年に思うこと
・さいごに


はじめに

まずは誤解なきように最初にお伝えすると、僕は決して起業・独立しているわけではありません。

じゃあその「TABIn’LIFE lnc.」ってなによ?と言われるかと思いますが、よく見てくださいね。


これ実は、

Inc.(アイ・エヌ・シー)→株式会社ではなく

lnc.(エル・エヌ・シー)

なのです!

……いやよく見ても分かんねえよ!って感じですよね、すみません。
ちょっとした遊び心と思って、ご容赦ください。


僕は現在、東京の人材会社で働いています。いわゆる普通のサラリーマン。

TABIn’LIFEというのは、僕個人の屋号みたいなものと思ってください。
ただ、今のところはこれで開業届を出しているわけでも、副業で稼いでいるわけでもありません。

なぜ僕がこの言葉を使って活動をしているのか、少しだけ時を遡ってお話しさせてください。


TRAVEL HUB MIX〜TABIn’LIFEができるまで

2017年7月から2年間、僕は大手町にある観光案内所「TRAVEL HUB MIX」の支配人をしていました。

ここは「人生という旅の“関係“案内所」をコンセプトに、様々なイベントを通じて人と人、人と地域をつなげるコミュニティスペース。

そこでは年間250本以上のイベントが開催され、僕はほぼ毎日のように「人生は旅である」をテーマに、施設紹介を兼ねたショートプレゼンをしてきました。

ディズニーのアトラクションが始まる前に出てくるキャストさんとか、前説をやる芸人さんみたいなものだと思ってください。


そんな僕ですが、あるジレンマに落ち入ります。

前述の通りほぼ毎日イベント開催に立ち会っているため、「人生は旅である」と言いまくっている肝心の僕自身が旅に出られない!というものです。

そこで僕は、ホステルパスという月額でゲストハウスに泊まり放題のサービスを使って、「帰る家を旅先にする」という実験をしてみました。

今ではずいぶん注目されるようになった、ADDressHafHなどに代表される住まいのサブスクリプションサービスの先駆けのようなものです。


週に2〜3回はゲストハウスに「帰り」、そこにいる人たちと交流する中で、僕は様々な刺激を得ることができました。

日本だけでなく、世界の色んな国や地域から来た旅行者。
地域と都会を行き来して多拠点居住をしている人。
はたまた固定の家を持たないアドレスホッパーと呼ばれる人たち。

確かに彼らは旅をする中でゲストハウスにたどり着いていましたが、物理的な旅というだけでなく、それ以上に「人生という旅」を楽しむ旅人でした。

彼らと交流する中で、そして「人生という旅の案内所」TRAVEL HUB MIXで様々なライフスタイルやキャリアを歩む人たちと出会う中で、僕の中で伝えていきたい思いが生まれました。


旅は、どこかへ移動するだけじゃない。“旅“というものを再定義し、“旅“という捉え方で日常を切り取ることで、「人生という旅」はもっと楽しく、愛すべきものになる。

そして、

・「旅」ing LIFE =旅する人生。旅するようにいきる。
・「旅」 in LIFE =旅は暮らしの反対側ではなく、暮らしの”中”にある。

このふたつのメッセージを込めてつくった言葉が、「TABIn’LIFE」です。
(僕と同世代なら、ファンモンの『Lovin’Life』という曲のもじりであることが伝わると嬉しいです)

この言葉をタイトルに、細々と、サボったり復活したりしながら、僕はnoteを書くようになりました。


卒業、そして2020年に思うこと

2019年7月。僕は異動によりTRAVEL HUB MIXの支配人から離れることになりました。

それからは「エバンジェリスト」という肩書でイベントの企画や招致には継続して携わりつつ、社内・社外で地方創生やSDGsなどのプロジェクトに関わってきました。

そして、2020年の夏。

TRAVEL HUB MIXは新しいコンセプトの観光案内所として、その立ち上げから目標としていた世界的ビッグイベントを迎えるはずでした。


しかし、ご存知の通りコロナウイルスによって世の中の状況は一変。

楽しみにしていたオリンピック・パラリンピックは延期となり、さらには「人と会うこと」「旅に出ること」も、ともすればリスクとなってしまう世界が訪れました。


でも。

こんな時代だからこそ、僕は声を大にして言いたいのです。

「人生という旅を楽しもう」と。


今回はたまたまウイルスという形でしたが、それでなくとも自然災害、テクノロジーの進化、グローバル化……
VUCAの時代とも言われるように、この世界は加速度を上げて変化し、予測がつかないものとなっています。

そしていつの時代にしたって、そもそも人生とは初めからそういうものだとも思うのです。


僕がイベントなどで登壇させていただく時に、よく使う話があります。

画像1


この空欄にそれぞれ動詞を入れるとしたら、何が入ると思いますか?


多分、多くの方はこうじゃないかなと思います。


画像2


ご覧の通り、旅行には「行く」という以上「どこへ」という目的地がある一方、旅は「出て」しまった時点で、“旅”として成立しているんです。

「人生は旅である」、というのはそういうことだと思います。「人生は旅行」って、あまり聞かないですよね。

だから、この世に生まれ「出た」時点で、僕らの「人生という旅」はすでに成立している。

先行きの見えない不安な世の中だったとしても、辿り着くべき目的地なんて、はじめから存在しなくていいんです。


だからこそ、こんな時代だからこそ。

いまこの瞬間、「人生という旅」を楽しむことを。

旅は、どこかへ移動するだけじゃない。“旅“というものを再定義し、“旅“という捉え方で日常を切り取ることで、「人生という旅」はもっと楽しく、愛すべきものになる。

これを伝えるために、今この時代に「旅をすること」「人と出会うこと」の意味を改めて考え、発信していきたいと思っています。


さいごに

TRAVEL HUB MIXの支配人に着任したのも、そこから離れたのも思えば7月でした。

それから慣れ親しんだ場所に頼らず、なんとか「僕個人としてできることを増やそう」ともがいてきた1年間。

迎えた2020年、こんな状況になっているとは思いもよらなかったのですが、図らずも僕自身の伝えていきたいメッセージやミッションを再確認することができ、決意を新たにしています。

そんなわけで節目の7月、改めて「自分という会社を経営してやる」という気概も込めて。
TABIn’LIFE lnc.という屋号と、それに込めた思いや僕自身についてまとめてみました。


これからも少しずつnoteやTwitterなどで発信していけたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

オンラインでもオフラインでも、繋がれることを楽しみにしています。


ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!



そうそう。最後の最後に、LNCっていうのはLandscape, Nature & Cultureの略語らしい、ということを付け加えておきます。



☆ ☆ ☆

★Twitter(お気軽にフォローしてください!)


★note マガジン一覧


※Mr.Childrenが好きなので、旅に興味なくてもミスチル好きな方はぜひ繋がりましょう!


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?