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参考資料 後南朝 上北山村 古くからの風習 車憎禅師と虫送り


上北山村公式ページより抜粋

説明
日本には古くから伝わる四季の風習や行事が数多く存在します。

これらは、ただの伝統や風習ではなく、地域の人々の心と結びつく重要な象徴であり、奈良県上北山村の西原で「虫送り」という特別な行事があります。

虫送りとは

「虫送り」とは、害虫を追い払い、五穀豊穣を祈願する行事で、多くの地域で行われてきました。
しかし、上北山村の虫送りは、240年以上の歴史を持つ、特別なものです。

この地での行事は、害虫を追い払うだけでなく、先人たちの供養や村の歴史、文化の継承を目的としています。

松明木の魅力

西原の虫送りには欠かせないのが、特別な松明、「松明木」。ヒノキの木を細長く分割し、束ねて作られるこの松明は、1m近い長さがあり、火を灯すときの重みと暖かさを感じることができます。

私もこの行事で手にしたその松明木は、先人たちの思いや歴史を宿しているかのようでした。

行列の始まりと共鳴の合唱

夜の7時、車僧の墓前から松明の火が灯されると、和泉地区から下田地区へと、100人近くの行列が続きます。

その中で、鐘の音が鳴り響くと、参加者全員で「ちんちん こんこん おーくったー おーくったー」「おーむし こーむし おーくったー」という掛け声を上げ、その共鳴が山々に響き渡る。

この合唱の中に身を置き、その大きなエネルギーに圧倒されます。

伝統の継続と意義

日本各地で失われつつある伝統や文化。

しかし、上北山村では虫送りが継続され、また、香川県の小豆島のように新たな試みで復活させる地域もある。

これは、伝統を大切にし、後世に繋げることの重要性を示しています。

最後に、虫送りの行事を通して、私は日本の伝統文化の深さや魅力を再認する必要がある。

これからも、このような行事を守り、次世代へと繋げていくことが、私たちの使命であり、先人たちへの感謝の証となるのではないでしょうか。

最後に、上北山村と後南朝の深い関わりのある行事であると思いました。

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