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FE 24mm F1.4 GM のダメなところ

お久しぶりです。最近ですが、SONY FE 24mm F1.4 GM を購入しました。
とり急ぎ、簡単にダメだったところを書いてみます。当レンズに興味も購入予定もない方は読んでも仕方ないかも知れません(^^;

カメラグランプリ2019のレンズ賞にも輝いた、今、評判の広角単焦点レンズです。一般的には24mmは超広角に分類されると思いますが、星景写真にとっては「超」とはとても言えないので広角レンズで良いかと思います。

さて、このレンズ、すこぶる評判が良く、中でも、開放F1.4にもかかわらず、開放でも星が点に写るという信じがたい評価が複数ありました。私が購入に至ったのもそれゆえであります。

また、私が所有する広角系の単焦点の焦点距離ラインナップ(ズームはあるのですが)14、21、35、40 の間を埋めるレンズとしても最適でした。

また、私はSONYのα7RⅢとα7SⅡも所有していますが、SONY FEの純正レンズは100-400mm GMしか所有していませんでしたので、常用可能な純正レンズとしても期待しました。

さて買ったものの、良い条件でテスト出来る日はなく、普通の風景で撮ってみましたが、確かにF1.4開放でも十分に使えそうでした。

月はあるものの、少し晴れた夜に星空を撮ってみました。試したいのはもちろんF1.4開放での四隅の星です。おお、さすが、評判通り、周辺まで星は点に、、、

写っとらんやないかーい(^^;

おいおい、評価書いてた写真家さんや評論家さん達よ、これが点に見えるのかい?(^^; 周辺の拡大画像のキャプチャーです。スマホなどでもわかるよう、200%です。下は全体画像です。

まあ、この大きさで見てもさっぱりわからないと思います(^^;

ま、もちろん24mmF1.4開放としては頑張ってますよ。十分だと言えるかも知れません。でも星が点に、は嘘ですね(^^;

MTFでSMに差がない事から、サジタルコマフレアもないのかと思ってましたが、長さが揃ってるという事ですかね(^^; 星型というかX字型にフレアが揃っているので、そう見苦しくはありません。

以下はF2.0 F2.8での周辺像です。変化がわかりますね。F2.8ならまあ点だと言っても差し支えないですかねえ。

ちょっと問題なのは、明るい木星で何度もAFを使ってみましたが、全く星に合いません(^^; ていうか、どこにも合いません。何度やっても合いません。これって故障? EOS 6Dでも、もっと暗い星でもAFでしっかり合いますよ。

さらに問題なのは、パープルフリンジと思われる色収差が出てますね。北斗七星がみな紫色ですよ(^^; これも予想外で困ったことです。

まあ、月夜に少し試しただけなので、しばらく先にはなると思いますが、もっとキチンと評価してみようとは思います。周辺減光がきついというのは聞いていたので、特にマイナスポイントにはしてません。むしろ思ってたより少ない印象です。

ということで簡単ではありますが、ダメなところまとめ。

1、星は点に写らない
2、星でAFは合わない
3、パープルフリンジがきつい

良いところももちろん多いんですよ。小型軽量なところ、絞りリングがあるところ、なんだかんだ言っても24mmF1.4としては最高の画質なんだろうなというところ、などなど。まだほとんど使ってないので良くわからないんですけどね。今のところ、買ってよかったと思ってます。

聞きたいのはダメなところだと思うし、それを誰も書いてないように思うので、ちょっととり急ぎ書いてみました。

とにかく早く月のない快晴の日が来ないか、待ちわびています(^^;

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