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今日の気になる言葉123

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ぴったり123文字で、できる限り毎日更新を基本に当社WEBサイトで(前世紀末の11月より)継続中です。http://www.present-inc.com/           … もっと読む
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2019年2月の記事一覧

「サンマルツァーノ種。」
とは楕円形で細長い調理用のイタリアントマト(『Apron』2月号)。ドリアン助川氏は三宅島噴火の際、火山の麓で栽培されるこのトマトが三宅島に合うと考え島の支援を行って「三宅サンマルツァーノ」を実現した。後押ししたのが樹木希林氏というのが感慨深い。

「The Green Carpet Fashion Awards。」
とは少量の水で生産できるひまし油で作られた素材をはじめサステナビリティーに即したファッションの展示会(先日の『ファッション通信』)。創立者であるL・ファースは「問題は解決できる」と語った。もう後戻りできない。

「義理チョコはパワハラ。」
という主張について昨日の「SkyrocketCompany」。「性を限定」した時点でその疑いが強いと女性局アナ。社員が男性1名・女性2名在籍した当時、私が“義理チョコ禁止令”を出したら、女性スタッフから「本気のチョコはいいんですか?」と訊かれた。

「政治と無縁な生活はない。」
と語った岩根邦雄・生活クラブ初代理事長(『生活クラブ生協設立50周年特別号』)。「クラブ」には政党(パーティ)の意味も込めた。「政治と生活の結び付きが分かり難い」という無関心の言い訳が正解の如くまかり通るが、WEBでも雑誌でもチラシでも気づける。

「地球に生命が生まれた謎。」
の解明に向け小惑星りゅうぐうへの着陸が発表された(本日の『日本経済新聞』朝刊)。有機物が多い惑星の特長に期待が高まる。7年前に初代はやぶさの装置の開発者に取材した際は岩場か砂場か分からないと言ったが、今回は60cmを超える岩がない地に降りるとか。

「米軍のシリア撤収。」
が秒読み段階だがIS戦闘員は2-3万存在するとか(本日の『日本経済新聞』朝刊)。17年にイラクのIS拠点が制圧された際、テレビはゲームのように報じIS消滅の如く喜んだ。しかし貧富と宗派の対立は消えておらず“動機”が根強く残るから滅亡する訳がない。

「ジェネレーションXYS。」 という米国内の世代論についてトミヤマユキコ・早大助教(昨日の『GOLD RUSH』)。X(1960-70年代)は政治への関心と失望、Y(80-95年)はインターネットとアナログの両方を知り、S(95-00年代)はデジタルネイティブと大別した。次は?

「外国人共生 支援に遅れ。」
と先日の「日本経済新聞」朝刊。主要自治体の6割に外国人の仕事や生活を支援する専門部署がないと同紙調査。ゴミ出し案内や居住支援など日常サポートの取組みは2割台だ。積極的に新機軸を実現する地元の神奈川県大和市でさえ専門窓口はなく、対応の遅れは深刻だ。

楽しくやってます、パワハラ以外は
とは東京・渋谷の桜丘の飲食店で働く女性スタッフの言葉だ。この言葉を褒めればパワハラを助長すると言われるのがオチだろうが、この種の台詞が堂々と言える関係性も確固として存在する。昨今の“パワハラ狩り”とも言うべき執拗さは心の結び付きを低く見るものだ。

「見えへん。」
はアクセントで「見えない」「見たくない」の異なる意味になる、と「まんぷく」の関西ことば指導も行う一木美貴子氏(本日の『サラメシ』)。「イントネーションで全く意味が違う」と説明した中井貴一氏だが、この後「身上」を「心情」と発音したのに気付かない。

「藤田菜七子騎手。」
がJRA所属の女性騎手として初めてGⅠレースに騎乗する(昨日の『日本経済新聞』朝刊)。7枠11番に入ったコパノキッキングは現在、ダート重賞2連覇で4連勝と強い。いつの間にか騎乗技術でも評価が高まる藤田騎手が一気にGⅠ初制覇となれば正にドリームだ。

「群れずに生きる。」
オラウータンは、エサさがし、食事、昼寝などを全て一匹で行う(先日の『ヘウレーカ』)。1千万年前に類人猿で唯一アジアに移動したためエサの果物が1年中はなく、群れると食べ尽くしてしまうため単独行動に。同じ木の上に2匹がいても目を合わせずに距離を保つ。

「くにさきオイスター。」
とは大分県国東(くにさき)市で養殖される牡蠣の名(『海の近く』2月号)。一般の養殖牡蠣は海に浮かぶイカダからロープを引き上げると多くの殻が密集しているが、この牡蠣は自由に動けるよう一つずつ籠に入れる方式で1年で出荷できるため雑味がなく旨みが濃厚。

「アンガーマネジメント。」 とは自分の怒りのコントロール法で、カッときたら6秒耐える(本日の『田中みな実 あったかタイム』)。その間は、怒りの段階を10段階で数値化して過ごす。また怒りの原因となった寂しさ、悲しさ、不安、心配などの一次感情を怒りの前に伝える方法が望ましいとか。