人間の受付が人間臭くなる

(今日は火曜日ですが、先週の金曜日、記事アップできなかったので埋め合わせ)

架空のアイドルを自動生成しまくる「アイドル生成AI」が誕生、どこかで見たことがあるようなないような顔が生成されまくり

もう人間よりAIのが美少女を作り出すのが上手な時代になりつつありますが、それは私自身の意識変化も確実にもたらしていて、たとえば受付嬢。

受付の中できれいな顔して座っている受付嬢が、最近CGに見えます。会話も型通りのもので終われば、「今のもしかしてAI?」とかなり真剣に感じます。実際は人間なんでしょうが、違ってもわからないというのが本音です。

なので最近はその枠を超えてくる人のが強く印象に残ります。型にとらわれない会話をしてくる人、美人ではないのかもしれないけど、会話に合わせた素敵な笑顔をする人。そういった「あ、人間だ」とまったく疑いのない人だと安心します。

つまりもうこういう時代ですから、「もしかしてAI?」に感じる人々は、「私はそういう『キャラ』なので、枠を超えないで」とくっきりと線を引いているようです。型にはまった問い合わせには対応するけど、それ以上求めないでと突っぱねられているようです。Siri と同じように。

いや、そんなつもり全然ないのかもしれませんが、私はもう感じてしまうし、なので型から外れるリクエストをしなくてはいけないときには、確実に相手を見てしまいます。

なんと、AIに見える人に対して嫌な体験があったわけでもなんでもないのに。私が勝手に自己規制してしまっているのです。

まあ、実はこれは今に始まったことではなくて、

昔から、「女は愛嬌」と言われたり、美人は近づきがたいと言われたりすることにまったく同じことなのですが、それがAIやCGの発達でますます強化されているんだと思います。

さて、ということは、次にCGやAIが目指すものは、「愛嬌」ということになります。

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