持続的社会でヒューマンエラーを減らすために



ヘリ墜落 「作業時間延びただけ」 燃料に余裕、独断で到着報告 群馬 - 産経ニュース 

悲惨なヘリ事故の裏で、ずさんな飛行計画の記録が常態化していることが明るみになったようです。

この社員は、自身の法令順守意識と危機管理意識の欠如が原因だったとし、同社も社員教育が不十分だったと認めている。

とありますが、1000回に1回あるいは10000回に1回しか起こらないような事故を防ぐための作業というのはとてもむなしく、おろそかになりがちでこの社員や会社のせいにだけしていても、同様の不祥事はなくならないことでしょう。

それはヒューマンエラーだけにとどまりません。非常時にのみ働く機械は、いざというときに動かないということがおこりがちです。なにしろ普段動いていないのですから。火災報知器などは、ですから定期的に作動することをチェックしなければなりません。その維持には非常に高いコストがかかっています。したがって法律で義務化するなどの対策がなければ、すぐに手を抜かれがちです。

これから持続的な社会を模索していく中で、これらのシステムをどうやってより低いコストで実現していくかは大きな課題と言えます。

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