縄文魂と未利用魚
ミライ: このコラムがとても興味深かったのです。
No.1078 なぜ世界最古の土器が日本列島から出土するのか?
フツクロウ: ホウ。
ミライ: いろいろ書いてありますけど、縄文時代日本は「持続可能な開発」をしていたというのです。
フツクロウ: 今よく話題になるキーワードじゃな。「持続可能な開発」
ミライ: はい。狩猟・採集文化にも関わらず定住していたというのです。
で、旬の話も出てきます。
縄文人たちは自然の恵みをただ受けとっていたのではない。それぞれの品目ごとに「旬」を知って採っていたようだ。
シジミやハマグリは貝の断面の成長線を調べると、全体の70%は4月から6月にかけて食べていたことが分かった。現代の潮干狩りと同様で、この時期がもっとも脂がのっているからである。同じくイワシ、ニシンも春に盛りを迎える。夏はアジ、サバ、クロダイ、秋はサケ、ブリ等々。同時にクリ、クルミ、シイ、トチなどの木の実のシーズンとなる。
フツクロウ: 今でも普通に日本人の心にある感覚じゃの。
ミライ: すごいですよね~。ざっくり1万年前の感覚を持っているって。
フツクロウ: まあ地球に住んどるんじゃから、そこで持続的に暮らしていこうとしたらそうなるんじゃな。
ミライ: はい。で、そのコラム読んでこれ思い出したんです。
やっかいもの「未利用魚」に光 アイゴやウツボ:日本経済新聞
フツクロウ: 大型スーパーに並ばない魚を積極的に活用しようというわけじゃな。
ミライ: はい。福山のスーパーもそういうとこあって、なんじゃこれって魚が並ぶけど、お勧めの食べ方書いてあってそうすればみんなおいしいんですよね。書いてなくても似た魚まねればいいし。
フツクロウ: うむ。まずいから大型スーパーに並ばないのでなく、単にそういう流通に乗せられるほど数が獲れないだけじゃったりするからの。
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