元日に休む店が増える背景


元旦に休む店が年々増えています。

人手不足や働き方改革の影響という分析もありますが、その背景にそもそもサービス業に従事する人の割合が増え続けているということもあります。

国勢調査の結果からも、いわゆる第一次・第二次産業に従事する人は全体の1/4になろうかというくらい減っていることがわかります。小売業従事者も全体の15%と一大勢力です。保育所・幼稚園・学童が休みとなるとその親も休まなくてはならず、働ける人は少なくて開けられる店の数は限られていきます。

ところでその記事にも書いてありますがネット通販の発展のおかげで、元旦に店が休みと言っても必ずしも消費が落ち込むわけではないことが興味深いです。配達は後日でもとりあえずポチれるわけですから。

普通の街の店はどんどん閉まるとなると、旅行する人も増えるのかもしれません。観光地の人たちは休めませんが、そうやって元旦に休まない人を偏在させることで社会全体としての効率を良くしてより社会を持続的にしていくことになるのでしょう。


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