日々15秒で瞑想能力を手に入れる方法(2)

ミライ: ということで、瞑想法の続きですが、とりあえずは5秒でも10秒でも頭から言葉を消せればオッケーです。

フツクロウ: うむ。

ミライ: ただ、これ、慣れてないと本当にわかりにくいんです。

だから様々な瞑想法があって、それっぽい環境を創り出して、その感覚に気づいてもらおうと提案されているわけですが、本当はいつでもどこでもできることで、やるべきことはただ言葉を頭から消すこと。

フツクロウ: ホッホ。

ミライ: 慣れるまでは、自分の呼吸に意識を向けるとか、周りの音に意識を集中するとか。

フツクロウ: そう意識しても言葉が消えないようなら、呼吸に意識を向けた場合は「スーハースーハー」など擬音化した言葉を思い浮かべるようにするんじゃ。

ミライ: とりあえず無意味な言葉でほかの言葉を押さえつけるんですね。

フツクロウ: ホウじゃ。それでも言葉は出てくるじゃろう。完全に言葉をなくすことは簡単ではない。

それでも、もし言葉が出てきてもそのまま流してしまえばええ。

ミライ: 相手にしないんですね。

フツクロウ: うむ。その言葉に答えることなく、再び「スーハー」と息の言葉に戻す。それでも十分瞑想じゃ。

ミライ: 言葉で考えてないですもんね。

フツクロウ: うむ。そして、そんな瞬間を何度も繰り返しているうちに、脳がそれに慣れてくる。

ミライ: 言葉で考える必要のない時に、無理やりぐるぐる言葉を回すことがなくなるんですよね~。

フツクロウ: うむ。それこそが誰もが身に付けるべき習慣じゃ。

ミライ: 考えても無駄なときに無理やり言葉で考えているから右脳が活発に考えることができなくて、右脳でわかることに気づけなくなるんですよね。

フツクロウ: もったいない機会損失じゃの。

ミライ: 瞑想できるようになると精神が落ち着くというのはそういうことなんだろうと思います。

フツクロウ: 普段から右脳もバランスよく活動していることで、大局的な判断が促され細かいことに囚われてイライラすることが減る。

ミライ: 突発的な怒りとかも落ち着かせやすくなります。

フツクロウ: うむ。

ミライ: そして、左脳だけではできないような知的生産もできるようになるでしょう。

特別な瞑想法で瞑想のコツがつかめない人は、あえてただ頭から言葉を消す練習をしてみてはいかがでしょうか。それでは!


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