見出し画像

気分は年末。なぜならば…

旧暦暮らしのメリット?「正月を2倍楽しむ」。

まあ、毎度お馴染み「大袈裟タイトル」でしたね〜(笑)。

 生活の一部に旧暦を取り入れるようになって、実は8年目ののりべぇです。相も変わらず、正月を2倍だなんて大袈裟な…、って感じですけど、世間は新暦の正月を祝いますから、そこに旧暦の正月を加えれば、そりゃ正月を2倍というか2回楽しめるかとは思います。もっとも、旧暦の正月にお節料理はないんですけどね(笑)。
 より新年の季節感を味わいたければ、やはり旧暦の正月かな?と思うのは、私を含め、一部のコアなマニアだけかとは思いますが(笑)、日々の暮らしが一層楽しく思えてきます。そう。1月も下旬だというのに、気分は年末だから。来たる旧暦年初(今度の旧正月は新暦の2月10日です)まで16日。ざっくり2週間となりました。

占いの「九星気学」は旧正月から新年を迎えます。それと…

 世の中、いろんな占いがありますが、その中でも「九星気学」という占いは、旧暦がベース。なので、新年は旧正月からカウントします。ということは、まだ前の年の状態なわけです。他方、自身の干支やこの九星気学の「計算方法」は、節分がその名の如く節目となります。節分までの生まれであれば、前年の干支、九星です。例えば、2024年2月1日に生まるご予定のお子さんであれば、干支は辰年ではなく、卯年にあたりますし、九星のうち、生まれ年にあたる九星の本命星は四緑木星となります。

時々ご質問いただくことがあるので、先に書いておきます。

 この旧暦を取り入れた生活の話を書いていますと、一番いただくご質問というのが「新暦と旧暦でこんがらがることないの?」というもの。結論から申し上げますと「そのうち慣れます」(爆)。最初は混同したんですよ、やっぱり。ですが、あくまでも現代を生きる以上、ベースは新暦。そこに旧暦の歳時記とも言える二十四節気を加え、少しずつ慣らしていきまますと、「今日は新暦の2月○日だけど、そろそろ旧正月かな?」という感じで、双方の暦をイメージしやすくなります。もっとも、旧暦には独特の計算方法があり、小の月(29日で1ヶ月)と大の月(30日で1ヶ月)が混在したり、閏月が入る年があったりと、その周期も一定とはいえません。こういう場合は旧暦を専門的に扱ったサイトや書籍で確認しながら、生活に取り入れて参ります。なにも専門家になる必要はない、というのが自論。基本はあくまでも、季節感をより身近に味わい、日本独特の自然・風土を満喫するための、一つのツールに過ぎないという解釈です。時に間違えることがあっても、そこは肩肘張らず、暮らしの彩りを味わっていきましょ。

でも、旧正月っていうとお隣の国のイメージが強いかな?

 最近は「インバウンドなんちゃら」の影響で、旧正月→春節→中国というイメージが一層強くなったかもしれません。カバー写真は写真ACさんから、それっぽいものを選んではめてみました。台湾も旧正月の方がお祝いムードが強いですし、沖縄も大陸文化の影響を受けていますから、旧正月をお祝いする文化は残っています。
 ですが、旧暦では旧正月が年の始まりであり、日本もかつては旧暦で一年を過ごして参りましたので、ここは異国の文化ととらえず、一緒に楽しんでしまいましょう。

 こう思うと、旧正月がちょっと楽しみになってきませんか?立春まで1週間と少し。一年で一番寒い時期もあと1週間程度だと思えば、なんとか乗り切れそうな気がします。どうぞ皆様、引き続きご自愛ください。
 次回もお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?