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今週(の終わり)からイベントいっぱい!

楽しさいっぱい!でも、祝日じゃないけどね(笑)

26日以来の配信です。書くネタなかったんですよ、実は(爆)。

 これが二十四節気の谷間の現実。別に、旧暦関係のネタ以外に書きたいこと、いくらでもあるのにねぇ…。
 と、そんな与太話はともかく、いよいよ今週末、新暦2月3日からダァ〜っと、イベント目白押しでございます。直前ではなく、今日、軽くまとめてお送りします。

まずは節分から。新暦の2月3日、土曜日です。

 すでにテレビなどでも取り上げられいる節分せつぶん、あるいはせちぶんと読みます。季節の分け目というような意味合いを持ち、もともとは各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を指します。江戸時代あたりから、立春の前日のみ節分と指すようになったらしいです。
 節分の行事といえば、豆まき。これは、季節の変わり目には邪気が生じるという言い伝えに由来するもの。つまり邪気払いですね。「鬼は外、福は内」と言いながら豆を巻くのはそのせい。もちろん、地域によってさまざまです。
 それと、近年盛り上がっている(らしい)のが恵方巻き。その年の恵方に向かい、無言で太巻きを食べるというアレですが、発祥の地とされている関西圏では「丸かぶり(寿司)」と呼ばれていますし、また起源もはっきりしていません。起源の中には俗っぽいものも含まれており、本当にこれが節分の開運行事なの?と首を傾げてしまう場面もありますが、いやいや、そこはクリスマスも正月も祝う日本人の国民性にしっかり便乗。せっかくなので、食べちゃいましょ、恵方巻き(笑)。ちなみに、全国に知られるようになったきっかけは、1989(平成)元年、セブンイレブンが広島県の一部店舗で「恵方巻き」として販売し、ヒットしたことなんだとか。おいおい(爆)

節分の次の日は「立春」、2月4日、日曜日です。

 節分の方がイベント的には有名になってしまいましたが、季節の上での1年の始まりといえば立春です。二十四節気の一番目です。この時期を境に暖かな陽気となっていく、とありますが、同時に寒の戻りもあります。本格的な春の訪れはもう少し先、となりますが、場所によっては梅の花も咲き始める頃、でもあります。

そして旧正月は2月10日、土曜日です。

 以前もお話ししましたが、大抵旧暦の正月、旧正月は立春近くであることが多いです。ただ今回は立春から6日後の新暦2月10日が旧正月にあたります。中国の正月、春節のお話も以前書かせていただきましたが、他の地域でも新年の行事が行われます。
 ついでに申し上げますと、2月10日は新月でもあります。つまり、雲のない夜空であっても、月が出てきません。物騒な話をして申し訳ないのですが、新月の日に注意したいことは「夜襲」です。晴れた夜空でも月が出ないということは、月明かりに照らされることもないわけで、歴史的に新月の夜に紛争が始まったとも言われています。しかし、近年の紛争・戦争を見ますと、必ずしも新月というわけでもなく、イラクによるクウェート侵攻(1990年8月2日)の際は、未明にもかかわらず、月齢は11.0、満月とまではいかないものの、約83%の月の出具合でした。一方、「湾岸戦争」と一般的に称される攻撃、「砂漠の嵐」作戦(第一撃)は翌1991年1月17日未明で、この夜はほぼ新月でした。こうした事例を辿ってまいりますと、一般的に、新月の夜は戦いの始まり、の危険性があると言えるかもしれません。ぜひこの通説が間違いとなりますよう、願うばかりです

新しい一年の幕開けだと思って、もう一度兜の緒を締め直しましょう。

 せっかく新暦元旦に新たな思い出スタートした方も多いとは思いますが、ぜひ「新しい一年の幕開け」だと思って、もう一度兜の緒を締め直してみませんか?新たな気持ちを胸に、2024(令和6)年、大いに楽しみましょう。

次回もお楽しみに!

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