いつものことを、知らない場所で。〜日常泊のススメ〜
24歳になりました。北です。
何度目かわからないくらいに新婚旅行に行っている気がしないでもないですが、現在パートナーであるまちまちと一緒に九州を旅行しています。
ルートは門司→平戸→鹿児島→福岡とそれっぽくいろいろ周っておりますが、実態はほぼ鹿児島です。
門司で車が大破するアクシデントに見舞われたものの、それなりにウキウキ楽しく過ごした今回の旅行ではありましたが、実は一つだけ大きな懸念がありました。
それは北もまちまちも旅行中or旅行後に大きく体調を崩してしまいがちであること。いわゆる僕らの旅行疲れは激しいのです。
なので、せっかく楽しい旅行に行ったのに、その後の調子が狂う残念なことになりがちでした。(心の面ではかなり大きなリターンを得ることが多いのですが)
なんとか体の調子を崩さないように旅行することができないものか。
そう考えたときに、僕らの中で【日常泊】が生まれ、今回の旅はそれを実践して行くことになりました。
旅先であっても極力同じ睡眠リズムと食事調整をやってみた結果、非常におもしろく、それでもって美味しいものもたくさん食べられた上に安く済ませることができ、総じて大満足な旅にすることが可能に。
ただ、日常泊をタイトなスケジュールでやるのはあまりオススメしないので、 「せっかく来たんだから、インスタでよく上がっているような場所に全部行ってみたい」っていう人にはあまりオススメではないのかもしれません。
それでもOKであるのなら....やってみましょう!
日常泊は旅行疲れの何に焦点を当てたのか?
日常泊は「違った場所でいつものように過ごす」をテーマにしていますが、ここではそれが生まれた背景について解説していきます。
まず、食について言うと、旅行期間中はどーしてもその地元のB級グルメであったり、名物料理を食べたりが多くなったりして、栄養バランスが崩れる上に食費も嵩む傾向がありますね。
そして、わざわざ何かを食べるたびに食べログで検索した上で入ったりで、食べ物にありつけるまでの時間が以上に長いことがしばしば。
特に我がパートナーのまちまちは胃腸が弱いこともあって、食べ物が原因で体調を崩すことがよくありました。
生活リズムについても、ついつい遊びすぎちゃっていつもの時間に寝られなかったりするし、早く行動するために早起きを強行しがちです。
特にスケジュールギッチギチの旅行だと、休みたい時に休めなかったり、行けたとしても、疲れていてあまり楽しめないなんてことも。
これに関しては、半年間旅行(ホームレス生活)し続けていた僕が直面した課題で、せっかく誰かの家に泊めてもらっても、その人の生活リズムに合わせなきゃいけなかったりで、まったく体力を回復できなかった日も少なくなかったです。
日常泊の視点その1〜調理器具&調味料を持ち歩く〜
上であげた食について、オススメなのは食材をスーパーで探して、それを自分たちで調理すること。
例えば、みなさまが旅行に100均の包丁とまな板を持っていったとしましょう。
あれほど高かったお刺身が美味しさ変わらないまま安価で食べれちゃいますし、九州で比較的多くみられる肉のたたきも美味しさを損なわない大きさで食べれちゃいます。
特に、魚屋などで安価な刺身用のブロックを買って、それを自分で捌くのも良いですね!
さらに、旅行中不足しがちな野菜についても、包丁があるだけで食べやすい大きさにすることが可能です。
また、僕がホームレスをしているときによくドレッシングとパスタ用のプレートを持ち歩いていたのですが、そのときはコンビニで100円の千切りキャベツを買えばいつでも好きなタイミングでサラダを食べることができました。
これが、さらに便利になって、適当な野菜を買って、自分できればいつでもサラダが食べられるし、野菜は大きいから毎日サラダバーが出てくるようなものなのもいいですね。
今回の旅行でも、レンタカーを借りられていた平戸で60円の白菜と250円の刺身用のブリ、呼子で食べたらかなり良い値段のする新鮮な透明イカを購入。
その場で、海鮮をさばき、朝から美味しいご飯を食べることができました。
そのほか、鹿児島ではスーパーで買った地鶏タタキやさつま揚げ、さらに普通のさつまいもや鹿児島の美味しい柑橘類なども包丁があるおかげで美味しい大きさで調理することができました!
日常泊の視点その2〜温泉ダラダラデーをつくる〜
疲れた体を一気に癒しつつ、睡眠不足も解消できちゃう魔法のツールが温泉です。
とにかく、温泉に入りまくり、熱い風呂(orサウナ)→水風呂で旅行で乱れた自律神経を整え、休憩スペースで横になって眠ることで一気に疲れをとっていきましょう。
僕が初めて自分の計画で一人旅をしたとき、東京から日光まで片道二日かけて自転車を走らせたときにも、朝5時起き&夜10時就寝(ネットカフェ)と疲れが取れてるのかどうか非常に怪しいラインで旅をしていましたが、そのときにもひたすら温泉に入りまくったおかげで、途中で倒れることもなく無事に旅を終えることができました。
今回の旅でも、とにかく温泉に入っていました。
平戸ではいつものホテル蘭風、
鹿児島ではレインボー桜島温泉(家族風呂で60分1100円)
さらに鹿児島中央駅徒歩圏内にある390円天然温泉太陽ヘルスセンター
おかげで、かなり無理なスケジュールだったのにもかかわらず、睡眠不足も無事に解消!
そもそも、旅行ルール的にいつもの時間に寝るってのも大事ですけどね。
それもそうなんですが、旅行中は一気になんでもやりたくなるので、あえて温泉でダラダラする日をつくることで、旅行中の中に休憩や休日を設けることにもなります。
日常泊の視点〜いろいろ行かない、いろいろしない。〜
まとめには入ると、結局これって時間をたくさん持っている人でないとできないことと考えてしまいがちです。
たくさん時間をもって旅行に挑めっていっても無理な人は無理なので、ここではあえて違う場所で自分の日常を過ごしてみるってところに面白さを見出してみるのもありかと思います。
というのも、今僕たちが過ごしている日常って、その場所でないと過ごせない日常だったりするので、全然違う場所で同じことをしようとしても、全く違った結果が得られることが多いので、きっと面白いことになるでしょう。
もちろん、どうしても行きたいスポットがあれば行けばいいと思います。
逆に、それ以外を日常として過ごすことで、より行きたかった場所が魅力的な場所になるはず。
そして、大事なことは生きていればまた来れるってことなので、なんども行けば良いでしょう。
そこが本当にあなたにとって人生の帰る場所になるのであれば、何度でも訪れたくなるくらいにあなたはその場所に取り憑かれているでしょうから。
最後まで読んでくださってありがとうございました! サポートもらえると、テンション上がって更新ペースが上がるかもしれません。