何事も、一割出来たらオッケーかなって。

満足までが早い

　物事をある程度、というか、チュートリアルを終えたくらいで丁度飽きがきて、そのまま満足してやめる。これは、創作もゲームも同じで、なんだか、人より幸福値が高いなと感じる。

　ただし欠点もある。例えばコンテストや課題など、頑張れば頑張るだけ評価されるような、ゴールの無い事柄に弱いのだ。

　少し頑張ってみても

「とりあえず及第点かな。やる気出たから、あと一時間だけやっとこ」

　くらいで、もう、本当に苦手。ただし、その割に興味のあることには全力で、何時間も溶かすことが出来る。

　……が、これまた一緒で、突然飽きて

「まぁ、いいや！」

　でポイと投げ出す。このノートもなぜだか続いているけれど、いつ終わるかは分からない……。

　めんどくさいが勝れば、彼女だって捨てるかもしれない。完璧に好みな女の子が隣で添い寝してくれるとか、やらないと首輪が爆発するとかがあれば、渋々するか、しないか……五分五分といったところだ。

　彼女が欲しい。