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ニチアサが好きだ No.37 おかえりマイヒーロー

仮面ライダーリバイス37話感想

おかえり、マイヒーロー

まずは言いたい。おかえり!!!

全人類が帰還を待ち望んだ門田ヒロミがついに帰ってきた。大二が追い詰められて追い詰められて、独りになって、限界を迎えたこのタイミングに。ほんと門田ヒロミの安心感が半端ない。大二の手を止める手が映し出されたときに「ヒロミ!?」と声を上げてしまった。ずっと待ってたよ!帰ってきてくれてありがとう!!

平和を守る仮面ライダーでいなきゃならない

それにしても今回、ウィークエンドの地下やらフェニックスの地下やらで、ずっと画面がアマゾンズばりに暗かったね。見ているこっちの気分まで暗くなってきちゃったよ。最初の赤石とのやりとりで大二が「俺がその悪魔を処理する」と悪魔を「処理」という言葉を使ったのが、純平を思い出され悲しくなった。その後中途半端にギフを刺激しないでくれ、と一輝たちに言ったのも、ヘルギフや大量のギフジュニアに1人で立ち向かっていたからこそ、ギフを倒すのは諦め人類が平和に生きる道を模索し始めたのだろう。ずっと日向くんがつらそうな演技してるからこそ、この大二の考えには説得力が出てくるんだよなあ。はっきり言ってギフを刺激すると多くの犠牲者が出てしまうかもしれないこの状況、一般市民にとっては一輝たちの行動が危険につながるから批判されかねないんだよな。さくらは「その先に自由はあるの?それで生き残ったとしても意味ないじゃん」と言っていたが、死んだら全て終わりだし、生きていればそこからいくらでも自由に生きる道を探すことができるし。一輝に「かもってなんだよ、それを中途半端って言うんだよ!」って返す大二のカゲロウ味がすごい。カゲちゃんも帰ってきてくれ...

ウィークエンドで拳を合わせる一輝、さくら、花、豪、光。そこに大二はいない。大二は1人で大量のギフジュニアと向かい合う。彼は「ホーリーライブ」でいなければ、平和を守る仮面ライダーでいなければならないのだ。彼の年齢を考えればまだ守られていたっておかしくないのに。ただの1人の若い青年なのに。

暴太郎戦隊ドンブラザーズ13話感想

さよならタロウってそういうことかー!!!

いや、てっきり予告の時点でソノイとタロウがお互い正体バレして今回は終了で、ソノイ視点の「さよならタロウ」だと思ってた。それが今回の目玉だと思ってたから、正体バレが15分くらいできて「思ったより早いな」ってなったらまさかの桃井タロウ自体が消滅。TLはタロウロスで阿鼻叫喚。私もリバイスと併せて情報過多でしばらく内容に関するツイートができなかった。

TLが先週から震えていたマスターのキッスから始まり、ドンペリ、ドン王家の話、クレーマー、犬塚と夏美、ボイコット、おでん、ソノイとタロウの正体バレ、さよならタロウ、ジロウ参戦、劇場版。情報多すぎるって...🤯

なんといってもやはり1番印象的だったのはおでんだろう。こうやって物を出すことで「おでんを食べる約束→その約束は叶わない」と2人の関係を分かりやすく表すのが本当にすごい。ソノイはタロウの1番の理解者だったのに、それ故にタロウの嘘をつけないのを利用し弱点を聞き出すのが、あんなにタロウを気に入っていたソノイとは思えなくて、やはり人間とは違う存在だなと感じる。「あなたは私の希望です」からの「あなたは私の絶望です」が見事。

人間に惹かれるソノイ

鉛筆を持って絵を描こうとしていたソノイ。結局描けなくて「やはり芸術とは人間の欠陥を塗り潰そうとする虚飾」と言って紙にバツを描いた。このシーン、ソノイは芸術に興味があると同時に心の底で憧れがあるのかなあと。脳人である自身には生み出せない芸術というものに惹かれているのかもしれないと思った(それは他の2人も同じで、ソノニは恋愛に、ソノザは感情に、自分が経験できないからこそ惹かれているのかもしれない)。

今回、人間の過剰な欲望を憎む故に、桃井タロウのような清らかな者だけが住む世界にしたいという願いを語ったソノイ。もはやそれはソノイ自身が憎んでいる過剰な欲望なのでは。ある意味こんな野望を持つソノイ自身が人間らしい。約束したおでん、冬に一緒に食べてくれてもいいんだよ?プリキュアみたいに敵から追加戦士になってくれてもいいんだよ?この矛盾がのちのちどう調理されるか楽しみで仕方ない。

なんだかんだ俗っぽい猿原

今回は猿原もよかった。「自惚れが強く自己陶酔的」と容赦ないダメ出しを喰らい「失礼な!」と憤る。いつもは風流人を醸し出してるのに信実を映すタロウの前では俗っぽくなっちゃうところが魅力的。タロウの成長のためにとボイコットの提案をしたのも猿原だし、タロウがやられてる姿を見て一番最初に我慢できなくなっちゃったのも猿原だった。なんだかんだ言ってお供たちの中で1番タロウとドンブラザーズのことを考えてるのかもね。最初は変わった人に見えた猿原にサブリーダーとしてのブルーの系譜を感じる。

今週の犬塚:夏美/みほのクレジットと何も知らないワンコと次回予告

お供どものボイコット騒動して、ソノイとタロウの正体バレして、カミツキおばさんの話して、さらには犬塚と夏美の話まで。こんなにボリューミーなのに脂っこくない脚本。井上敏樹、天才か!?

ということで今週の犬塚。まずはOPで新田桃子さんのクレジットが夏美とみほ両方に。公式も同じ人って認めてるようなもんじゃんどうすんだよ...。

本人のいないところでイヌブラザーの正体を推理される犬塚。はるかはまさかのイヌブラザーの正体を喋れる犬だと予想。まあいつも本物のワンコばりにかわいいですからね犬塚は。しょうがないなあ🐶

やっと出てきた犬塚は美容院にて、夏美に髪を切ってもらったことを夢に見る。何度も言うがほんと犬塚肝が据わってる。よく指名手配犯なのにバイトやら美容院に行くやらできるな。この図太さも愛されポイントだと思うが。「お前に似合いのいい男だ」って自分で言っててほんと犬塚と夏美ラブラブでいいですね。夏美が腱鞘炎で美容師になるのを諦めたということは、みほちゃんは夏美が腱鞘炎にならなかった世界線なのか?

ニヤニヤしながら夢を見ていたことを房子(クレーマーのおばさん)に笑われる犬塚。ここで夏美のことも悪く言われるが、激高せず冷静に「触らぬ神ってやつだな」とあしらってるのがさすがクール担当。つよしだったらこうはいかなそう(ブラック雉野)。そのまま美容院を出ていく犬塚、美容院に入っていくみほ。またすれ違った!!

お供3人がボイコットしたことを知らずまた1人何も知らない状態で呼び出されるイヌブラザーが不憫でたまらない。

今週もかわいかったねとまとめようと思ったら、まさかの来週ついに犬塚とみほちゃんが会うの!?!?どうなるんだ!?!?

ひったくり犯寺本さんとヴェルちゃんと浅井さんと森さんの話!

なんといっても今回のドンブラザーズの1番の(?)見所は、ひったくり犯だろう。演じたのはオルテカ、ズオス、仮面ライダーハッタリなどのスーツアクターを務めた寺本翔悟さん。ドン5話(犬塚立てこもり回)に続き2度目のひったくり犯役での出演だ。まさかの再犯である。

荷物をひったくったあとの「ざまあみろ!」の悪そうな言い方。ひったくり犯の演技が上手すぎる。もはやひったくり犯にしか見えない(失礼)。そしてそこからのソノイに綺麗にやられる様。やはり敵を倒すアクションもかっこいいが、同時に倒されるアクションも技術が詰まっていてかっこいい。3度目のひったくりも楽しみにしてます!

余談だが下の動画ではシゲさん(伊藤茂騎さん、キラメイレッド、リュウソウレッド、ツーカイザーなど)がやられ役の解説をたくさんして下さっているのでよかったらぜひ視聴してみてほしい。やられ役のすごさが伝わります。

刑事役の高田さん、チンピラ役の神前さん、ひったくり犯役の寺本さんとスーアクさんがたくさん出てくるドンブラザーズ。今回は寺本さんの他にもう1人(と1匹)が出演していた。オニシスターを担当している下園亜弓さんと愛犬のヴェルちゃんである。ドン1話のラストでも下園さんとヴェルちゃんは飼い主と飼い犬役で出演していたが、寺本さんに続き、同じ役でのご出演。ソノザが人々に話しかけて逃げられるシーンに出演し、ヴェルちゃんが乗っ取られ脳人の元老院からの情報を伝えていた。ヴェルちゃんかわいいんだけど、このシーン目が光ってて怖かったね...。

スーアクさんのマスクをつけていない演技も本当に魅力的なので、ぜひともこれからもたくさん見れるようにしてもらいたいなあと思う。

アクションの見所といえばやはり浅井ドンモモタロウVS森ソノイの大立ち回りだろう。少年漫画の主人公とライバルの対決ばりに熱い戦いだった。鍔迫り合いは本当に緊迫感があり、話が奇想天外だからこその、王道っぷりがたまらなかった。その後の獣電鬼VSドンモモタロウのドンモモも最後だった。もうとにかく今回のアクションシーンどれも素晴らしかったのだが、選ぶとするのなら、サルブラザーを開脚で飛び越えるドンモモタロウ、獣電鬼を倒し手をサングラスから上にはね上げるドンロボタロウ、ドンモモに斬りかかるソノイ、倒れるドンモモとかだろうか。特にドンモモの消滅の仕方とか浅井さんうますぎて声出た。

後最後に少しだけ岡田さんの話をする(ここ2回熱量高めだったので少し抑え目)。岡田さん最近リバイスにも出演されてるんだけど、具体的にどの役かわからない😭多分ギフジュニア辺りだと思うんだけど、役名がついていないからなんとも。スーアクさんに詳しくない人にも優しいように、スーアクさんは普通の俳優さんと同じように基本的に役名つきでクレジットしてくれないかなあ。同じように番組をつくり上げてくださっているわけだし。あんな小さいクレジットだと知ろうと思わなきゃ知れないよ。スーアクさんの更なる立場向上を願う。よかった岡田さんがリバイスでどのギフジュニアに入ってるかまで教えてください(強欲)。

君はGロッソのドンモモタロウを見たか

皆さん下の動画はご覧になっただろうか?見ていらっしゃらない方がいるならぜひ今見てみてほしい。シアターGロッソのドンモモタロウなのだが、あまりにもドンモモタロウすぎてびっくりする。

この動画がわりとTLで話題だったので、ぜひ名前も覚えてほしいと思い、このドンモモタロウのスーツアクターさん、塚越靖誠さんを紹介しようと思う。ただしそんなに詳しいわけでもなく調べた情報が主になるがご容赦ください。

塚越さんはGロッソでドンモモタロウを担当していらっしゃるJAE所属のスーツアクターさんで、過去にはGロッソのツーカイザーやスーパーヒーロー戦記の戦隊メギドなどを演じていらっしゃる。私もドンモモはまだだがツーカイザーは実際にGロッソに行って見てきたことがあり、あまりのセクシーさに昇天しかけた。特技はスキューバダイビングらしい。すごい。

Twitterアカウントを下に貼っておくのでよかったらフォローを。つい先日6/1が誕生日で、浅井さんとのWドンモモ写真が本当に素敵だった。2人ともニコニコでかわいい。

以上簡単ですが塚越靖誠さんの紹介でした。Gロッソのスーアクさんから戦隊やライダーのスーアクさんになることも多数あるので(もちろん逆に本編で活躍してたスーアクさんがGロッソに来てくれることもある。ゼンカイジャー最終弾の蔦宗さんとか、最近だとさっき紹介した寺本さんもオルテカ退場後Gロッソに出演されてた。そう考えるとGロッソのスーアクさんって豪華)、よかったらGロッソのスーアクさんにも注目してほしい。そしてもし行けるのなら、ぜひ1度足を運んでみてください。やはり生で見るヒーローは迫力が違うので。

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