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私はどうしようもなくスーパー戦隊が好きだと気づく。ー爆上戦隊ブンブンジャー1話感想

衝撃だった。

いや思えば1年前も2年前も3年前もそれ以上前も新しい戦隊が始まるといつも衝撃は受けてきたしこの毎年のようになんだこの戦隊ってやる自由なのがスーパー戦隊だと思うがそれにしても爆上戦隊ブンブンジャーは想像以上の衝撃を私に与えた。

昨年の王様戦隊キングオージャーが面白すぎて自分の中で歴代TOP3に入るくらいの出来だったので正直これを超えて自分に合う戦隊はここしばらく来ないんじゃないかと油断していたところに頭をいい意味でぶん殴られた。

これだよこれ~!!!

欲しかったものが欲しかったところにドンピシャで供給される感覚。潤って初めてこんなに自分は喉が渇いてたんだと気がつく。

もちろん喉が渇いていたこと自体を責めるような気は全くない。私はここ最近の戦隊を全部とても楽しく見ていたし毎週どんなぶっ飛んだことをやってくれるのかわくわくしながら3年間くらい毎週見ていた。だからこそ、これまでの挑戦があったからこそこんなまっすぐな衝撃を私は受けられたのだと思う。このブンブンジャーの1話を見て、私はこのスーパー戦隊という数えきれないほどの綺麗な色を含んでいるすごくカラフルなシリーズがどうしようもなく大好きだと改めて思わされた。

ブンブンジャーを見てから毎日ブンブンジャーのことを考えている。主題歌だって毎日聴いてる。もうブンブンジャーのことしか考えられない。

ということで全く予定外の爆上戦隊ブンブンジャー感想、発進します。


なにがそんなに刺さったのか

まずなにがこんなに自分に刺さったのかまずは軽く分析してみたんだけど

①戦隊の構成が2010年前後の東映特撮通ってきた自分にとって生まれ故郷の味がした
②冨岡先生の30分のスピード感、テンポがアニポケキッズの自分に合った
③ロケでのアクションがずっとかっこいい

①今回の戦隊の構成、クールだけどみんなを引っ張る熱さも持ち合わせている絶対的カリスマレッドにやれやれブルー、元気なピンクっていうこの構成この力関係、珍しめかもだけど2010年前後の東映特撮通ってきたオタクとしてはめちゃくちゃ生まれ故郷の味がする。Wしかりゴーカイしかりオーズしかりゴバスしかり。レッドが強めなのはシンケンキョウリュウ、乗り物モチーフはゴーオントッキュウドライブ、スタイリッシュさメカに人格はゴバスなどなど。まあ共通点なんて探せばいくらでも見つかるんだろうけどその上で脚本がその2010年前後のバリバリ自分が世代だったDP~XYのアニポケのシリーズ構成務められた冨岡先生なのもあってやっぱり懐かしいあの頃の味が令和スタイルで出されてるから否応なく好きになっちゃうんだよなあ。

②1話って作品のお披露目でもあるのにブンブンジャー1話は程よい緩急とリズム感が最高で30分間ずっと楽しいドライブに乗っている気分だった。これは脚本の冨岡先生のベテランの技でもあると思う、こちらもアニポケで育ったキッズだからこのリズムが肌に合ってて気持ちよかった、そしてやっぱり懐かしかった。

③今回の話の流れってやっぱり自分のハンドルは自分で握るを体現している大也/ブンレッドに圧倒的な強さとカリスマ性が求められたと思うんですがスーツアクターの森さんのアクションはそれにかなりの説得力を生んでいた。今からずっとその話するんだけどブンブンジャー、アクションが本当に素晴らしかった。このアクションに話の盛り上がりが来る感じが大好きなスーパー戦隊の味で本当によかった。見てて非常に気持ちいい。ブンブンジャーはこの辺のポイントをきっちり抑えてくる感じが手放しに素晴らしかった。これがいいんだよ...。そして何を一番衝撃受けたって青い空。いやまさかそこでここまで驚くとは思わなかった。LEDウォールとグリーンバックで1年間やりきったキングオの凄さを改めて感じるとともにこんなに青空の下の戦隊を自分は欲しがっていたんだという驚きがあった。意図的でもあり天候に恵まれた点もあったと思うんですが本当にこの30分間青空の割合多くなかった?前作ががっちり作りこまれたファンタジーだったのもあってロケ撮影が本物の日差しが自分たちが暮らしている街並みにヒーローたちが存在していることが新鮮で新鮮で。青空の下爽やかに走り抜けてくれたブンブンジャーに本当に感謝です。

タイヤ人間がスタイリッシュすぎる

ブンレッド森博嗣さんが素晴らしかった

まずはなんといってもブンレッドお披露目!めっちゃかっこええ~!!!!!!デザインの話をすると白基調のピタッとしたレーシングスーツっぽいスーツ、まずこのデザインだけで爆上げ!!!特にゼンカイから三年連続で胸アーマーがついてたので戦隊のまたピタッとしたスーツが恋しくなってたところにこれは本当にありがたすぎる。このシンプルでスタイリッシュでかっこいいスーツ、これだよこれ...。マスクを見るとこのタイヤをバーンと正面に持ってきてるのが新鮮。立体的でいいマスクですよね...正面からだけじゃなく横からも見たくなる。早く実際にブンブンジャーに会いたいです。あとなんと言ってもくちびる!ちゃんとした唇があるのはキュウレン以来かな?おそらくありなしを制作陣が考えたと思うんですが今回に関してはこれが”正解”すぎて...。タイヤ人間!?ってセリフ最初のビジュアルお披露目の時みんな思ったことだろうけどこのタイヤ人間!?っていうファーストインパクトから動いてるのを見てめちゃくちゃかっこいい!テンション爆上げ!ってなるミラと同じ心の動きが視聴者として味わえるのが番組の魅せ方として上手すぎ。スーツアクターさんはスラッシュ(セイバー)、ソノイ、トンボオージャーでお馴染、初レッドの森博嗣さんなんですがほんと立ってるだけで決まりすぎてて。最初の構えとかやっばい、トンボオージャーの指クイとかもそうですが森さんのお指大好き人間です。

ほんと綺麗な指三本...。そしてそこからの爆上がりサウンドとともにハイスピードアクション!ここ初見でかなり涙腺に来た。これ自分でもびっくりしたんだけどマジで青空の下のアクションが久々すぎてすごい新鮮に映って、日光に照らされる戦隊スーツが本当にかっこよくて。スーパー戦隊がほんとに好きで...。靴かっこいい!からのキック!改めて森さん足長すぎ。股下5億メートル???ダイナミックなカメラワークで気分ブンブン、本作の戦闘員ネジレッタをバッタバッタと切り倒していく姿は圧巻。ここの空中歩くワイヤーアクションかっこよすぎて悲鳴上げちゃう。森さん足だけじゃなくて腕もめちゃくちゃ長い。ブンブンハンドルロッドモード順手持ちはもちろん1話から逆手持ちも見せてくれて逆手持ち大好きオタクとしては非常に助かった...。ハンドルが握るところって固定されてるから逆手持ちもとても映える武器だ。そして背中と足にもタイヤついてる!アクション時にブンブン回ってほしいぜと思ったら1話から欲しいものをくれるのも信頼しかない。森さんどこ切り取っても綺麗に絵画のように決まってるのでこの緩急あるアクションとの相性抜群。宙返りとか無限回見れる。ハンドルの剣を畳んで銃に切り替える動作なんてそんなもん大好きですからね...。この宙返り影が映ってるの個人的にすごいテンション上がった。影かっこよ!最後の着地姿勢も森さんの腕の長さが存分に発揮されてて大変好み.。指先まで本当に美しい。森さんの白手袋、神...。そっからのハンドル活かしたタイヤ攻撃のとこももういちいち映る森さんの指美しすぎる。右手赤左手白なのもめちゃくちゃ良デザイン。そっからの銃くるくる!!銃くるくるだ!!福沢さんのゴーカイレッドで育ったんです!!!大好き!!!つよ!って目をきらきらさせるミラとおんなじ反応を画面の前でしてしまう。森レッド、つよ!!!!このカットのあとの森さんの一瞬(剣を振り上げている10:41のとこ)の姿勢の良さ、人間国宝もの。ソノイのときから森さんは本当に背筋が伸びててかっこいいです...。そして変身後でのシャーシロへの呼びかけ!!!変身後でのお芝居がしっかりあるのも非常に好感を持てる。ここのシーンの絞められてるネジレッタの顔がねじの×のとこが目になってるのと口の開き具合が合わさってうわあ~って感じでめっちゃかわいい。やられるのが似合う戦闘員、大好き。ここではまだミラは積み荷なんですよね。ミラも積み荷として大也とシャーシロに動かされるだけで。ブンブンジャーに会ったことによるミラの心境の変化に合わせて大也のミラの扱いも積み荷から仲間たる一人の主体性人間性を持った人へと変わってくるのがめちゃくちゃ上手い。低姿勢キックからの「お前の相手は、俺だ!」やっぱこの味が好きなんです~!!!!こっからの一連のアクションも眼福でした。苦魔獣に切りかかってからの右足素早く滑らせるキック(ま~じで足長い。憧れる。)、ネジレッタを踏みつけての側転!そしてまた殺陣からの膝上げて(なんて綺麗な膝)攻撃受け止めて切ってキックしてアップになってフィニッシュ。一連の流れが綺麗につながってて森さんのしなやかさと技量を感じられて満足度が高かった。こういうヒーローショー的なスーアクさんの生のアクションの流れを届けるような撮り方、スローとアップ、エフェクトを意識したアニメーション的なアクションを目指したキングオではあまり見られなかった手法だったので一年ぶりに味わえたのも大変嬉しかった。最後のアップ、やっぱり目は森さんの白手袋左手三本指に目が行っちゃいます。ブンレッドといえば三本指、毎週楽しみ...。総じて1話のブンレッドに言えるのは止まってるときもかっこいい、だったと思う。クルマモチーフのスピード感あふれるヒーローだからこそこの静止したときの森さんのポーズの決め方、背筋の張った立ち姿が印象的に映るのなんの。これから一年間どんな森さんを見られるのか楽しみでしかたない。

「何しに来た、空港は」と問いかけるブンレッド。ここの問いかけが変身後なのが本当に嬉しい!このスーアクさんの仮面のお芝居をやっぱり見たいオタクなんです。あとこのすぐに戦闘体制になれる構えで立つブンレッド、好きだ...。マジでこのnoteで何回繰り返すんだって話だけど森さんの立ち姿かっこよすぎる...。ここの席から出てくるミラに合わせて視線が動いたのがわかるマスクの微妙な動かし方、こういう細かいところから感情がにじみ出てくるこの変身後のお芝居が愛おしくてたまらない。

あんたみたいに、自分のハンドルは自分で握る。あたしはあたし自身を、あたしの思うところへ届ける。

いやあ名台詞でした。ミラのまっすぐな言い方とまっすぐな目線でより胸打たれた。この言葉を受け取るブンレッドのお芝居がまたいいんだ...お顔がタイヤで見えないのに大也の目が見えますよね。あとずっと言うけどこの佇み具合が素晴らしいです森さん...。さいっこうの爆上げだな!のサムズアップもう安心感しかない。森さんの肩ポンなんてときめいちゃいますが~!!!???(めちゃくちゃ気持ち悪い話の連続なんですがここの車内まさぐっているシーンのスーツのぴったりとした張り具合が質感を感じていい。曲線美。)ほれって投げるとこ、腕ほそ!!!長!!!スタイルが良すぎる!!!

このスーツ、ほんっとうにマスクオフが決まるスーツですね...超かっこいい

こういうブルーに弱いんだよ~!!!

ブンブルー米岡孝弘さん、ブンピンク坂梨由芽さんが爆上げすぎた

そしてここでふって笑うシャーシロですよ~!!!「いつもこれだ」からの「勝手にしろ」はい勝ち。こういうしょうがないなあブルーに弱いんです...。シャーシロがブンブンチェンジャー外すとこ色気が!!!!クールなブルーと満面スマイルのピンク、初変身各々の魅力にあふれていて非常によかったです。ブンブンチェンジ、腕ブン回すのも真似したくなる。ブンブンチェンジャーゲットしたお子さんはぜひやってほしい。

でここからブンブルーとブンピンクの話に移ります。まずブンブルーは米岡孝弘さん。オーバーデモンズ(牛島光)、ドンムラサメ、グレア2、Xギーツ、タランチュラナイト、ゴーマ・ローザリアと準レギュラーから映画のラスボスを経て弱冠24歳で初のレギュラーに抜擢されたブレイクダンスが特技の超若手のスーツアクターさんです。個人的には米岡さんの演技にずっと圧倒され続けてきたのでここでのレギュラーは納得しかなかった。いい意味で若手とは思えない安心感があるのがすごい。シャーシロのブンブンチェンジャーの外し方が大人っぽくてよかったって話したけどこの変身したすぐ後の手袋をなおす仕草!!!オタクの夢!!!こういう細かいお芝居にキャラクターを感じてめちゃくちゃ嬉しくなる。

ひたすらシャーシロの話もしたいんですが「なんで寄り道してる、早く届けろよ」「ちょっと面白くなってさ」のあとのフッっていう笑み。フッっていう笑み!!!こういうレッドとブルーが大好きなんだよ...親なんだよ...。役者さんの葉山さんのお顔もあいまってもうこういうのをするために生まれてきたキャラクターですよほんと。いいキャスティング、いい演技...。ミラが決心したあとのシーンなんてもう出汁がとれる。「おい、よせ!」からの「あ」の顔、優勝です。あと忘れちゃいけないのが最後の「俺は認めない」ね。これだよこれ...

ブンピンクは坂梨由芽さん、昨年のカマキリオージャーに続いて2年連続の登板です。昨年はエレガントで強いヒメノ様を美しくかっこよく演じてくださりましたが、今回はまた方向の大きく違うキャラクター。ウエディングドレスがめちゃくちゃに似合ってて美しくハイテンションさも癖になる変身前の鈴木さんにキャラクターにぴったりの元気なアクションを見せてくださった坂梨さんにお二人とも本当に素晴らしかった。この1話ってミラが魅力的なキャラクターじゃなければ映えないくらいに重要な役どころだったと思うがお二人のおかげで彼女持ち前の快活さが画面の端々まで迸っておりミラのことが1話で好きになれた。本当にミラ/ブンピンクの功績は大きかったと思う。

そして三人並んだショット。かっくいい~!!!シンプルなスーツはほんとにスーアクさんのプロポーションが映えるなあ。ブンブンと一緒にこっちまで爆上げ。ブンピンクが初変身ということで真ん中なのも個人的好きポイントだった。やっぱりやるのかのとこのシャーシロ、もう完全にそういうキャラクターが出来上がっててすごい。困りポーズが似合いすぎだよ米岡さん!そして名乗りお披露目!「ブーン」のとこで溜めるのがテンションの上がり具合とマッチしててこれは「ブンブンレッド」じゃできないことだなあとか考えてた。森さんの一回転は何回も巻き戻して見るくらいに綺麗。そして腕組んで手を顎に当てて名乗るこのブルーの安心感がすごい。知ってる味というか。好き。

2人がスタイリッシュに寄せてる分ブンピンクの名乗りは爆上げなのもめちゃくちゃよかった。ジャンプからのブン回して決めポーズ、ミラ、初変身なのにブンブンジャー適正がありすぎるだろ。「気分ブンブンブン回せ!爆上戦隊ブンブンジャー!」Youtubeのサムネにもなってるこのカット、トライアングルが本当に綺麗でこういう戦隊を待ってたんだよ...。

ブンブンハンドル、ブンブルーがこのキャラでガンモードなのもほんとわかってる...。銃打ちまくりながら転がり回る米岡さん、どこ切り取ってもかっこよすぎ。関節の動かし方が本当に美しいのとグレア2でも感じたけど身体の柔らかさがあってこのかっこよさにつながっているように感じる。そして坂梨さんのブンピンクは一生元気でかわいい。弾け具合が最高。見てるだけでこっちまで元気になります。最初ブンブンハンドルロッドモードの剣部分握ってハンドルの方で殴ってたり、ハンドルに手を入れてブン回すからの全力スイングだったり、もう戦い方が出来上がってる2人と違って初変身だからこそそしてミラだからこその柔軟な戦い方と楽しいという気持ちが全身から伝わってくるアクションが本当に印象に残った。フルスイングからのよっしゃーの握り拳、見てて非常に気持ちがいい。「3人で同時攻撃だ」っていう台詞も軽く感動したよね...。今まで変化球を受けていたからこそのど真ん中ストレート、お約束を丁寧に踏んでいく感じ、幸せ。バクアゲフィニッシュの森さんの剣の振るい方、ソノイのような気品が出ていて鳥肌立った。一周回すのそんなん反則だろ~!ブンブンジャーのアクションは見ただけで笑顔になれるタイヤ人間を超スタイリッシュにかっこよく動かしてそのギャップがまたテンション爆上げだった。ほんと、この布陣だったからこそできたこのスタイリッシュなかっこよさ。

クルマがひたすらかっこいい!!

そして巨大戦、の前にクルマの話。「溜め込んだギャーソリンが暴走してる!苦魔獣はハイウェイ空間を通って巨大化するんだ!」戦隊らしさが非常に詰まってて最高の台詞。簡潔に世界を視聴者に理解させてて冨岡先生の技を感じる(あとこれを早口で聞き取りやすくわかりやすく伝えれる松本梨香さんの凄さ)。ブンブンカーの発進シーン、こんなんワクワクするに決まってるじゃないですか~!!ゴバスの発進とかタイムの発進とか基地からきちんとメカが出てくる描写があるのが大好きなんだよ。ハイウェイ空間は戦隊の培ってきた合成技術が存分に活かされてて素晴らしかった。毎回ここでたくさんのかっこいいカーチェイスを見せてくれるんですかね!?細かいとこだけど小さいブンブンカーもちゃんと描写してくれるのもポイント高いというか、押さえてほしいところをきちんと押さえてくれるいい戦隊だなあと。あとここの森さんの腕回すときの上半身の筋肉の動き方!ハンドル付きのコックピットに乗り込んでるのはおそらくキラメイ以来でこれまた懐かしい好き!の気持ちになる。シンクロする系と違って派手な動きがない分ハンドルの握り方とかアクセル、ブレーキの踏み込みとか細かいところにスーアクさん及び制作陣のこだわりが見られるのが乗り物系のコックピットの良さですよね(もちろん動きとシンクロする系のコックピットも好き)。アクセル全開で車寄せてギアチェンジからの1回転でヤルカーちゃん吹っ飛ばすのブンブンワゴンかっこよすぎだろ。

そもそも1話を再生するとまずなんてったってクルマがかっこいい。開始1秒でこれですよ。大好き。1話ではとにかく今年はクルマをめちゃくちゃかっこよく見せるぞ!の姿勢が一貫していてそれが伝わってきて本当に手放しに素晴らしかった。アップになるハンドルを握る手は範道大也(はんどうたいや、だいやかたいやか最初わからんかった)役の井内さんですかね。手が綺麗。1年間この手でたくさんのハンドルを握ってくれるのが今から楽しみでしかたない。この駐車シーンといい運転シーンといい大人でもクルマ運転した~い!!って乗せられちゃう。ブンブンスーパーカーかっこいいなあ...こんなかっこいいクルマをお子さんはおもちゃ売り場で無料でもらえるのうらやましすぎる。販促云々が言われる時代だけどシンプルに手元にある自分のおもちゃと同じものが劇中でかっこよく出てくるのがとても幸せなことだと感じる。

ブンブンという存在、ブンブンジャーロボの革命

藤田洋平さん演じるブンブンはかわいくてかっこよくて最強

ブンドリオ・ブンデラス

地球にやってきた機械生命体型宇宙人。愛称は「ブンブン」。天才的なメカニックスキルを持っていて、ブンブンジャーに関するあらゆるモノをメンテナンスする。家事も得意で、みんなにカレーをよく作る。巨大変形して戦うこともできる、ブンブンジャーの頼れる仲間。

https://www.tv-asahi.co.jp/boonboom/character/より

こんなんもう好きじゃん!!!!!そしてお声はあの松本梨香さん!?私アニポケキッズなんですが!?!?何!?刺しに来てる!?これから日曜朝に元気いっぱいなマツリカボイスを聴けるだけで幸せこの上ない。そして情報発表されたとき何より嬉しかったのは、これロボだよね?ロボだけど?等身大にもなれて?巨大戦もできて??=洋平さんが等身大で動きまくってくれる上巨大戦もやってくれる。ここは天国かどこかか?このロボに人格を持たせて親しみやすくして誰?ってならないようにするっていうのはゼンカイからずっと白倉Pが挑戦していた系譜を継ぐものだと思うのですが、ゼンカイやドンブラ、キングオの成功があってここまでたどり着いたと思うと感謝しかない。ブンブンを演じるスーツアクターの藤田洋平さんは187cmという長身で手足が長くてロボを着ると本当に映えるスタイルの持ち主でそして変身前のキャストさん並みに顔が整っておりリュウソウからずっと1号ロボを担当している今の戦隊には欠かせないスーアクさんなのですがその通称ヨウヘイオーが基地に常駐してくれて普通にほかの人間キャラクターたちとしゃべってくれるなんてマジでなんて贅沢なんでしょう。泣ける。

特に前作の後半はせっかくめちゃくちゃかっこいいデザインのロボなのに出ない回もあって個人的にさみしかったから余計に毎週ヨウヘイオーを見れる、それも巨大戦だけじゃなくて基地にいてカレー作ってくれてるという感動がひとしおで...。何回も言うんだけどブンブン、自分の手元にある玩具とおんなじキャラクターがヒーローたちと同じサイズで動いて笑ってるの、最高の視聴体験じゃないですか...。今週のブンブンのかわいかったところはまずシャーシロ送り出すところ。「いってらっしゃ~い!」とマツリカボイスで送り出してくれる藤田洋平ロボ、一家に一台欲しいが?このシーン3秒もないくらいなんですが誇張抜きで何周もできる。出ていくシャーシロに気づいて振り向くとこ見返り美人すぎだしそこからの腰の入れ方がもう大好き、そりゃあこんな元気なマツリカボイスが出ますわ。このどっしり感とスマートさの両立をしているのも洋平さんの長年の経験の賜物ですね。あとデザインでいうと最初発表されたとき結構白いなって思ったんですがブンブンジャーのスーツと非常にマッチしてて始まってみるとめちゃくちゃ映えるなと。

(この森さんと洋平さんのお写真、足長すぎイケメンすぎ最強コンビすぎて戦慄したよね...)

ブンブンジャーロボ。基本形態が腕にオフロードとワゴンがつくので腕を前に出して突きしてるのマジでかっこいい。いつものブンブンとマツリカボイスのおかげで合体ロボがかわいいとかっこいい両立してるのすごい。革命。特に顔がブンブンのままなんだけどおめめだけキリっとしたのに変わるのがいいよね。あのかわいいブンブンでありブンブンジャーロボでもあると認識できるというか。ゼンカイで反省点として挙げられていた合体したら知らない顔が出てくるっていう問題を見事に解決している。そしてなんといっても巨大戦!!!とにかく素晴らしかった!!!最近は異空間や異世界での巨大戦も多くさらには昨年後半は巨大戦自体毎週じゃなくなっていたのでこのミニチュアの現代風景で青空で巨大戦が本当に新鮮かつダイナミックに目に映った。この巨大戦特有のどっしり感がたまらない。ロボかっけえよ...。容赦ない爆発もテンション爆上がるし何より下から見上げるカットがよかった。巨大戦は明確に戦隊の強みだと改めて認識する。そこからのブンブンジャーロボの回し蹴り!!!洋平さん足長すぎ!!!毎回見返すたびにこの回し蹴りがかっこよすぎて思わず叫び声上げて拍手しちゃう。この回し蹴りも正面からと下からと映ってて2度3度美味しい。怪人が後ろに吹っ飛んで崩れる建物、吹っ飛ぶ車。私は!!今!!スーパー戦隊を見ている!!!!剣がドライバーとして機能するの「つくる」モチーフとしてめちゃくちゃいいなとか初めての共同作業日本語上手すぎとかいろいろありますがなんといってもここの横に跳ぶブンブンジャーロボ、個人的に1話で一番かっこいいと思ったカットだった...。

なんでこんないろいろ背負ってそんなに綺麗に横に跳べるんですか...???(A.藤田洋平さんだから)このカット姿勢もスピード感も迫力も素晴らしくて本当にかっこいい。ここでブンブンジャーロボのことが大好きになった。ネジ外し終わったあとの構図もめっちゃ好き。初めての共同作業、のカットはブンブンジャーロボの全身(足以外)が拝めるので洋平さんスタイル良すぎるだろ...ってなる。バクアゲドライバーブンブンフィニッシュ、腕を突き上げてから振り下ろす洋平さんが死ぬほどかっこいい。腕の長さが遺憾なく発揮されてる。ブン回って足前に出してストップ、背景の青空と太陽と相まってちょっと泣きそうになる。爆発を背に勝利の決めポーズ、最高だった。ずっとかっこいいしか言ってないけど本当にブンブンジャーロボかっこよかった。こんな巨大戦をずっと見たかった...。ありがとうございます...。

ウエディングドレスの怪人が結婚しろって叫びながら町中の人をウエディングドレスに着替えさせてる

サンシーターのことがもう大好き

こっからはハシリヤンの話を。サンシーターって三下からだってフォロワーさんのツイートで初めて気づいた。スーツの男女?二人とマスコット、オーソドックスで安心感のある敵幹部構成。出てくるだけで画面がにぎやかになる上歩行者優先といいにじみ出る三下感といい1話からどこか憎めなさを醸し出しててもう好き。登場したときに一番乗りとか言ってハイタッチしてるのかわいすぎるのだが。戦隊幹部ってこういうのでいいのよこういうのがいいんだよ...。ハシリヤンの正式名称はテレ朝公式によると「大宇宙侵略大走力団 ハシリヤン」だそうで。なんて素晴らしい名称。こういうのを求めていたんだ...。サンシーターは現場監督ということでこれは確実に上がいるはず(追記・2話で出ました)。つまりサンシーターは倒さなくてもいい!きちんと更生してもらって最終回付近に仲良くなってもらいたい。あとテレ朝公式に「組織での出世を夢見てがんばっているが、毎回トラブルを巻き起こして失敗ばかり」との記述がサンシーターにつけられてて愛くるしい。もうロケット団のように末永く愛されるキャラクターになってほしい。1話時点で彼らに基地ないっぽいけどこのままほんとに定住しないロケット団方式でいくのかな、ブンブンジャーが駆けつけるロケ先に毎度丁寧に3人がいるの今から楽しみでしかたない。その辺の街中で3人でわいのわいの怪人の同行だったりヤルカーちゃんの暴走だったり見守ってるシーンかわいすぎるんよ。諏訪部順一さんが声、スーツアクターをおぐらとしひろさん(リュウタロスやメディック、最近だとティラミーゴのアクターさん)が務めるデコトラーテは1話からオラオラしてるちょい悪感がたまらないし諸星すみれさんが声を務めるヤイヤイヤルカーちゃんはもうマスコットとしてかわいいし大きくなっても迫力あっていいし、そしてなによりイターシャちゃんですよ!!!声を水樹奈々さん、そしてスーツアクターをサーベラ、ジャンヌ、ナーゴと令和の女性ライダーを3作連続で務め上げキングオではネフィラ母様という1話の登場にも関わらず圧倒的な強さと美しさで視聴者に鮮烈な印象を残したキャラクターを演じた個人的に大好きな役者さんである宮澤雪さんとなっておりもうイターシャちゃんが全てのシーンかわいいんですが!それもヤルカーちゃんとはまた違った美しいお姉ちゃんのかわいさ。テレ朝公式にも「勝気な性格で他のサンシーターを引っ張る姉御肌な一面がある」という記述があるんですがこういうムサシ的な側面も持ち合わせているの大好きすぎる。なんというか、無理せずその人に求められる役をぴったりキャスティングされてるドラマっていいドラマじゃないですか(もちろんそれがいいドラマの絶対条件ではないけれどそこは置いておいて)。イターシャのこのポジションでこの性格ってまさにそれだなと感じる。もう映ってる全シーン動いてもかわいい止まっててもスタイルよすぎて美しいで眼福すぎます。スタイルよすぎる。あとなんてったって「みいつけた」からの「ガッチャン、イグニッション」のシーン。水樹さんのお声と雪さんのポーズ、首の傾け具合が相まって怖さも妖艶さもそして何よりゾクってする美しさが光るイターシャちゃんの魅力たっぷりのシーンでした...。あと怪人生み出してからの後ずさり方が非常に雪さん味を感じる。ルンルンしててかわいい。ほんと細かい話するけどガッチャンで鍵回してる手が指がとても綺麗で...手の放し方が絶妙でパッていう感じでなんかしたんだなとエフェクトなしでもわかるのが非常に好き...気持ち悪いオタクでごめんなさい...。僭越ながら雪さんがリプ返をされているときにお仕事の目標を尋ねたら高岩さんみたいな仮面ライダーになること、戦隊の一人になること、戦隊の悪幹部をやること、とお答えしてくださったことがあるのですがイターシャちゃんの登板が発表されたときに真っ先にこのことを思い出しました。改めて、宮澤雪さん目標実現おめでとうございます!一年間雪さんのイターシャちゃんで人間どもを魅了しまくってください!

あと苦魔獣の話もすると今回のウエディングドレスグルマーさん、本作の方向性が非常に見えていい怪人だったな...。前作のキングオ1~5話でカミホリ監督がやったあの怪ジームを一切喋らせず不気味な種族、コミュニケーションがとれない種族としてバグナラクを描くというのもめちゃくちゃ好みのアプローチだったんですが、今作はいつもの喋る怪人!ウエディングドレスの怪人が結婚しろって叫びながら町中の人をウエディングドレスに着替えさせてる風景、恐怖の叫びが敵組織の力(ギャーソリンという百点満点のネーミング)になってる...これだよこれ...。

ということでここまでがブンブンジャー1話のスーアクさんやアクション面の話でした。長かった。こんなに書いてたらとてもじゃないけど放送に追いつかないので次回から短くします。以下それ以外のブンブンジャーのよかったところ。

ブンブンジャーって「いつもの味」に見えるけどポイントを押さえた上で令和の価値観とかブンブンジャー独自の味付けをしてお出ししてくれてるよね

結婚式場のシーンは見知ったJAEの皆さんがいてスーアクさんのオタクとしてはニヤニヤしてしまう。この望まない結婚→彼氏に届けられかける→自分のハンドルは自分で握るという決心でブンピンクに変身という流れはダイナミックでかつ不自然さは一切なく鮮やかに描かれており王道という一見悪く言えば無個性になりうるかもしれない番組構成に吹く令和というかブンブンの価値観の風を示してくれたのも非常に嬉しかった。ドンブラのはるかといい最近は1話で女の子が狂言回しとして機能する物語もあるのも全ての子供にとってヒーローが希望だなあと感じるところだ。

ミラの誰!?に対してちょっとクールに笑いながら「届け屋さ」、走っていくスーパーカーからの爽やかな青空、でタイトルドーン。今年はこんな爽やかな戦隊で行きますよ、の宣言。多分スタイリッシュを掲げてるからあえてのなしだと思うがここでみんなが声そろえてタイトルコールなんてされたら感激しすぎて泣くところだった、危なかった。

アイキャッチでもこれでもかとブンブンカーを魅せてくれるのもほんとかっこいい。最後のブンブンカー大集合のカットの2列目には事前に情報が出てない未知のクルマもいて期待度爆上がり。このブンブンカーの拡張性はブンブンジャーロボの強みだよなあ。共通ジョイントが多めでオリジナル合体のバリエーションも無限大なのが伝わってきてバンマニの動画を見てるだけでもブンブンジャーロボが欲しくなる。ここのアイキャッチ時点で確実に16台はブンブンカーが出てくるの確定してるのもすごい。クルマだからレパートリー多めとはいえ絶対に16台は出しますという宣言は番組の本気度が伺える。

名前、ブンブンジャーは一貫してカタカナニックネーム(大也だけ大也かな?)でお互いの呼び方を統一してるのも好感。1話を1回見ただけで大也、シャーシロ(本名はいしろうらしいけど)、ミラ、ブンブンは覚えられた。まだ本格的に出てきてないブラックやオレンジの名前も覚えやすそうで助かる。

冒頭。「君も厄介なやつに惚れられたもんだ。無理やり結婚だなんてなあ。」キャラクターとしてのクールさとフレッシュな演技が合わさって大也の魅力が膨れ上がっている。仕事が舞い込む系の戦隊は依頼人と仕事内容で話の幅が広くてそこも楽しみだ(さっきから楽しみしか言ってない)。細かいところだけどブンブンハンドルが依頼人を映し出してるのも個人的な好きポイント。利便性がありそうで普段使いしてるアイテムなんだなと伝わってくる。変身以外でも変身アイテムの存在感があると番組への信頼が一層増す。ここで流れてる音楽もめちゃくちゃよかった...。東映公式で久慈Pも触れていたがどれもこれも爆上がりサウンドだった。特にここのシーンはこの番組のテーマの一つであるスタイリッシュさが伝わってくるジャズっぽい音楽が非常にマッチしてて気持ちよかった。

細かい話をずっと続けるんだけどここの嬉しくないのか、の言い方も大也という今年のレッドのあり方を伝えるいいセリフいい演技。このセリフ、ギラだったらもっと優しく気を遣うように少し語尾を上げて言うだろうし、タロウだったらもっと横柄にクールに上から語尾を下げて言うだろう。だが大也の言い方がクールかつ優しい絶妙なバランスで相手のことを思っていつつ干渉しすぎない(多分これは大也の自分のハンドルは自分で握る主体性を尊重する性格があるんだと思う)塩梅が非常にこのレッドの個性を際立てているように感じた。大也の個性でいうと超大金持ちっていうのも1話で見えてきた彼の特徴だ(なんとテレ朝公式には今週のお買い物コーナーまである、おもしろ)。東映公式でとある理由でと触れられているのでいずれ明かされそうだが超大金持ちという設定が大也の余裕あるクールな性格だったりブンブンカーなどの装備をクリエイトするというブンブンの独自の色につながっていてうまく機能しているなあと感心するばかり。戦隊は公的機関、民間、お仕事、別の仕事をしている、仲間、チーム、私的な団体といろんなパターンがあるけれどブンブンジャーは大也が始めた私的な活動っぽいですね。基地も設備も自分のお金で揃えましたっていうのが面白いパターンだなあ。この大也の超大金持ちっていう設定も「この店、買った」という一言でさらっと簡潔に開示して時間はあくまでも大也とミラのやりとりに割いているのも技あり。ここで「いいさ、それでも」とすぐミラの思いを尊重しているのも主体性を大事にしている彼の性格が見えるところだ。

「他人にハンドル握られてるのが不満ってわけだ。」1話の中心となるセリフ。ミラにとって彼氏に依頼された届け屋に荷物として運ばれている振り回されている今の状態が二重の意味で他人にハンドルを握られているにかかってるのが上手い。これも東映公式で久慈Pが触れられていたけれどブンブンジャーの共通点が主体性なのもよくわかる1話だった。

ピアノを基調としたリズミカルな音楽からクラクション合図にガラッとテンション爆上げなロック調サウンドに切り替わりそして始まるカーチェイス。本当にクルマの戦隊なら真っ先に見たくなるものをきちんとそろえてフルコースで出してくれるのが痛快。この時代に道に車を走らせてカーチェイスなんて視聴者からは計り知れない苦労があると思うのだがそれを映像として最高の状態で叶えてくださった制作陣に感謝。フォロワーさんが前作では青空の下道路でカーアクションはできなかったと仰っていたのに確かにとなった。それぞれの作品でできるところとできないところがあり、それを作品によって変えられるのがこのスーパー戦隊のシリーズの強みだと改めて感じる。「頼まれた荷物は何があっても必ず届ける、それが届け屋だ」という大也の仕事に対する信念が伝わるセリフもかっこいい。ヤクザとのカーチェイスのはずがヤクザたちの車が吹っ飛ばされヤルカーちゃんとのカーチェイスになるのも妙技。特にカーチェイスはスピードとワイルドさダイナミックさが求められると思うのでここでリアルと合成をミックスしながら見せてくれるのは計算されているなと。イターシャにウエディングドレス見つかってからの急カーブ、惚れ惚れする。こんなん自分もハンドル握りたくなっちゃうよ~!!!(ブンブンハンドルを買おう)「飛ぶぞ」からのブンブンスーパーカーアタックモードへの変形、「アクセル全開!!ブンブンジャー爆上スタートセットwithブンブンスーパーカー」限定のブンブンスーパーカーへの色変え、からのダイナミックな飛翔、全方向に目配りが効いていて素晴らしかった。特にこのブンブンチェンジャー鳴らしてのブンブンスーパーカー変形がすぐに手元で真似できるのがいいなあ。一瞬だったけれど大也を褒めるブンオレンジ予定の玄蕃さんも最高だった。それにしてもこの戦隊男子4人中3人が方向の違ったクール系で面白いですね。逆にブラックの錠さんがめちゃくちゃ癒し。

「そうか、完全にハンドルを手放したわけじゃないんだな」こっからの流れBGMと合わさって死ぬほどかっこいいんだが!?!?苦魔獣を倒すのも、もちろんこの星を守るとかもあるのかもしれないけど、一番はドレスを取り戻すため、そう決めたから。この戦う理由が個人的なのが一番だったのもめっちゃ好きだった...。大也は主体性を持つ人全ての味方なんだなあと嬉しくなる。大也が自分のハンドルは自分で握るの手本を見せてミラがそれに感銘を受ける流れも美しい。てかここの「自分のハンドルを握るっていうのはこういうとこ」のセリフ、この言い方、眉の上げ方、目線、微笑み方etc.全て完璧に私の大好きな頼れるレッドそのものでここで完全に大也及び井内くんへの信頼がMAXになった。こいつなら絶対大丈夫だ、そう思わせてくれるヒーローは本当にかっこいい。ブンブンチェンジかっこよすぎだろ!ブンブンチェンジャー私も腕に走らせたい!今回の変身アイテムブンブンチェンジャーはブンブンカー完全対応、ブンブンハンドル、ブンブンジャーロボにもくっつけられるとかいう神玩具。こういう武器じゃない変身アイテムってどうしても変身以外のシーンで影薄くなりがちだとは思うんですがそこを解消してるのも上手い。

等身大戦、巨大戦が終わって最後、ヒーローによって助かった人がいるっていうのをきちんと描写してくれてるのもほんと外さない戦隊だなあ...。ヤルカーちゃんは口も可動してかわいい。セっちゃん、イヌブラザー、ホッパー1等々培ってきた人形操演の技術が活かされますね...楽しみ。青空の下はためくウエディングドレス、仁王立ちするブンブンジャーロボ(下からのカットかっこいい)、ほんと楽しい30分だった...。大也の爽やかな笑顔で締めるのも番組に似合っててよかったですね。日差しが綺麗だ...。

終わりに

やっと書き終わりました。16000字!?こんなペースじゃほんとに追い付かないのでボリュームダウンさせて2話以降の感想も書けたら書きます。爆上戦隊ブンブンジャー、心の底から私はスーパー戦隊が好きだと思わされる戦隊だった。これから1年間テンション爆上げです!

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