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ネコちゃんの配膳ロボットが日常に馴染んだ話

ネコちゃんの配膳ロボットが飲食店を駆け回るようになってしばらく経つ。

最初は珍しいもの見たさでわざわざ導入店舗を探したりしていた。

今日行ったファミレスでもせっせとネコちゃんロボットが働いていたが、以前と異なる雰囲気が店内にある。

それはロボットのことを誰も気にしていないのだ。喋るネコちゃんロボットが料理を運んできても誰も写真を撮ったり好奇の眼差しで見ることはなく淡々と台座から料理を取り出す。

この光景を見てロボットが珍しいものではなく、一般社会に溶け込んできたのだと実感した。

スマートフォンの登場も劇的な生活の変化をもたらしたが固定電話やガラケーからの流れもあり、順当に進化していったように思う。

もしかしたらテレビや電話が登場した当時は同じような珍しさがあったかもしれないが、初めて未知のものが生活を変えた場面を目の当たりにした感覚が芽生えた。

ロボットと人間の共存社会がスタートしたのを感じる日だった。

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