週刊ジャンプ＆SQの定期購読を辞めました。

私は2014年から週刊少年ジャンプの電子版を定期購読をしてきました。
2016～2019年間は購読を辞めた時期もチラホラあったりしたのですが
その後2020～2023年の11月まで購読しておりました。
ですが今月から購読を中止しました、その理由は…。

読みたい漫画の休載＆移籍が増えすぎたから…です。

週刊少年ジャンプにて主に読んでいた漫画は以下の通りです。

• ONE PIECE（休載が増える）

• 呪術廻戦（休載が増える）

• HUNTER×HUNTER（本誌での連載中止）

• 僕のヒーローアカデミア

• ブラッククローバー（ジャンプGIGAに移籍）

• ワールドトリガー（ジャンプSQに移籍）

私は能力者バトル物が好物なので上記の様な漫画を好んで読んでいます。
しかしカッコ内に書いたように移籍と休載の頻度の増加で酷い時は
読みたい漫画が購入したジャンプに１つくらいしか載っていない
なんて事も増えてきました。

元々週刊連載というスタイル自体がかなり無理のあるもので
漫画家の先生方の命や健康を削ってしまっているという現状を編集部も
どうにかすべく休載や月刊誌や季刊誌への移籍を行っているのは
理解できますし先生方には無理せず面白い漫画を長い期間連載していただ
きたいと私も思います。

ただ上記の作品の多くはほぼ最終章に差し掛かっており
穿った見方をすればジャンプお得意の間延び展開を休載を挟む事でしているようにも思えてしますのが現状です。

新しい良作に出会えない。

次に感じていた不満点は新規の面白い作品に出会えなくなってきている点。
これはデジタル出版の弊害もあるとは思うのですが紙媒体だった時と比べ
ページをめくっている時に面白そうなコマやページを開いて興味を持つ
といった事がデジタルだとなくなり最初から読みたいタイトルだけを目次から飛んで読むというスタイルになってしまいました。
それによって他の連載中の作品や新規連載の作品に触れにくくなってしまっている気がしています。
かと言って余程時間があるか暇を弄んでいる様な時でないとワザワザ
普段読んでいないタイトルまで読みに行くという行動をすることはないと思います。

更にジャンプ編集部は１，２班といったように複数の班分けがされていると以前バクマンなどで読んだのですが一つの班でバスケ漫画がヒットすると
他の班でもバスケ漫画を連載させたりといった様な後追い連載がよく見かける様になったような気がします。
その結果ジャンプ本誌の中でバスケ漫画が２本連載されていたりしばらく
スポーツ漫画が多くなったりといったような読者としてはよくわからない
バリエーションでの連載が多くなっていったように感じています。
その影響なのか興味の無いジャンルの作品がジャンプ本誌中に増えて行ってしまいジャンルのバリエーションが低下し結果短期打ち切りが増えて行って
ハマれる新作と出会う率が減って行ってしまっていると感じています。
結果としてジャンプを買っても数分で読み終わってしまい読後の満足感は
大幅に減退してしまっています。

読みたい作品の続きは単行本で。

といった理由で私は買い続けていたジャンプの購入を止め今まで読んでいた
読みたいタイトルはコミックで続きを読む事にします。

漫画もデジタルへと移行してきている現在そのあり方が大きく変わって
いこうとしていると感じている昨今。
漫画家の先生方の健康、作品の質の向上、雑誌としての役目など
週刊漫画雑誌というあり方自体も見直されなければ行けない時代になってきていると感じてしまいますね。

とりあえず来年になったらONE PIECEと呪術廻戦のコミックを買ってみたいと思っています。