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『ユーチューバーが消滅する未来』読了

昨日、仕事の帰りに立ち寄った書店で、岡田斗司夫さんの著書『ユーチューバーが消滅する未来』、そのタイトルに惹かれて購入しました。

副題に『2028年の世界を見抜く』と書かれてあるように、この書籍はYouTubeを含め、これから10年後の僕たちの世界はどのように変わっていくのかをまとめたものです。

著者の岡田さんは、『未来格差』がキーワードになるのではないかと、予測しています。

ただし、いわゆるSF小説などにありがちなデストピアとかといった内容ではなく、ま、たった10年先のことなのですが、やはり『人工知能、AI』が社会に与える影響は大きいようです。

ま、ユーチューバーに限って言えば、今後、東京オリンピック&パラリンピック、大阪万博を控えて、ますます日本が注目されるようになります。僕的に考えると、日本語の動画に字幕を付けるなどして、海外からのアクセスを稼ぐことはできるのでは、と考えています。

ただ、その後。

その後はどうなるかというと、岡田さんは著書の中で、YouTubeはグローバルな競争に巻き込まれ、海外ユーチューバーに淘汰されるとのこと。

2018年7月10日付けカミアプの記事、および同年7月26日付け日本経済新聞の記事で、日本語版の提供開始から10年たった2017年、18~64歳のネット人口の82%がYouTubeを視聴し、月間視聴ユーザーは6200万人とのことです。この傾向は今も続いているのではないかと思われます。

ただ、日本の人口は1億2670万6千人。月間ユーザーがこの数字を超えることはありません。

しかし世界に目を向けると、まだまだ数多くのユーザーがいます。

東京オリンピック&パラリンピックをきっかけに、海外からの視聴者が増えるだけではなく、日本のことを海外に伝えるユーチューバーも増えていくのではないかと、私は予想しています。

そうなると、必然的に日本のユーチューバーもさらなる視聴者獲得のために、海外に向けて情報発信をしていくことになりますね。

日本語の動画に英語字幕を付けて動画は、一時的に需要はあっても長期的に見るとやはり飽きられ、海外のユーチューバーのほうに視聴者が流れていくでしょうね。

それと岡田さんは著書のなかで、一般素人のユーチューバーではなく、アイドル、芸人ユーチューバーが席巻していくことを書いています。

ま、これはすでにそのような状況が出てきているわけで、その影響は今後広がっていくことになるでしょうね。

それと、AI、人工知能・・・

ユーチューバーだけではなく、そういった10年後に生き残るために僕たちはどうすればよいのか、この『ユーチューバーが消滅する未来』に書かれています。

未来予想の書籍ですが、「なるほど」とうなずくことが多く、皆さんの参考になるようなことも書かれているのではないかと思います。

ぜひ、手に取ってお読みください。


これからもYouTubeに関する様々な情報を発信していきたいと思います。サポートをどうぞよろしくお願いいたします。