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劇的なエピソードはないけれど【父との思い出】

こんばんは。書くンジャーズ木曜担当 のせ(@nose1119)です!

今週のテーマは【#父との思い出】。

まぁ、まだ親父元気なんでそんなに感慨にふけることもないのですが、思い出といわれて思い出すことはいくつかあります。といっても、全然印象的なエピソードではなく…

月に1度の墓参り

我が家のお墓は自宅から1時間ほどの鹿児島市内にあり、子どもの頃は月に1度、日曜に父とふたりで墓参りに行くのがお決まりでした。広大な坂元墓地の花屋さんでお花を買い、一番奥側の道路際に車を停めて一度も会ったことのないじいさんのお墓へ。まずは花瓶を洗って新しいお花を花瓶に挿します。買ったお花を包んでいた新聞紙に古いお花を置いておいて、バケツにお水をたくさん入れて父に渡します。続いて親父がお墓を磨いている間に私は香炉を洗って草むしり。最後に親父が水を流して、私が箒で掃いて終了。

帰りにくろいわラーメンで昼食を食べて帰るのが楽しみでした。

カヤック工場

親父は今も働いている会社で一時期カヤックの製造を担当していました。たまに休みの日に少し出ていかなきゃいけないことがあり、私も一緒に連れられて工場へ。木彫りとかじゃなく合成樹脂の(たぶん)カヤックなのでそこまで職人感はなかったのだけれど、何度もグッドデザイン賞を受賞している商品の製造に親父が関わっているということはとても嬉しかった。のちに歯がボロボロになり、入れ歯だらけになったのと、物忘れが激しいのは、製造過程でのシンナーのせいだと勝手に思っているけれど、それ以上に親父が作った(と思われる)カヤックを海で見たり、テレビに映ったりしたときにはとても誇らしい気持ちになったのを覚えています。

たまに母が工場に電話をかけてサボっていることがバレて怒られたりしてましたが、そういう人間らしいとこも含めて大好きでした。

2度のラクナ梗塞

これは比較的最近の話なんですけど、ここ数年で2回入院している。1回目だったか2回目だったか忘れたけれど、仕事に行ったら具合が悪くなり早退して家で寝ていたそう。夕方母が帰ると明らかに焦点の合わない目で呂律の回らない親父が訳の分からないことを行っていて車で近くの救急病院へ。私は医療機関に勤めていることもあり、母から電話を貰い話を聞いた時点で「ああ、脳梗塞だ。時間も相当経っているし麻痺が残るだろうな」と病院へ。車椅子に座り、確かに焦点の合っていない親父の隣で先生からCT画像を見せてもらう。頭部CTに写る白い斑点に「ああ、ラクナ梗塞だ」と確信。発症からだいぶ時間も経っているため急性期の治療もできず覚悟を決める。しかし、2回とも何故か翌日には復活し、2週間もすれば退院してまた仕事に復帰している。その度に「次起こったらもう麻痺だから、食生活に気をつけなよ」というのだけれど、私と一緒で脂っこいジャンクフードやスナック菓子が好きなもので、長い間積み重なった生活習慣はそう簡単に変えられない模様。

そんな人間臭いとこも好きですが、さすがに心配なのでそこはあらためてほしいものです。

もう少しすれば息子もグローブでキャッチボールできると思うからさ。


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