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人生で唯一眠れなかった夜【#あの夏に乾杯】

こんばんは。書くンジャーズ木曜担当 のせ(@nose1119)です!今週のテーマは【#あの夏に乾杯】。

こちらのテーマnote公式で投稿コンテストになっておりまして企画の趣旨を見てみますと

noteに集まっているクリエイターさんは
きっと彩りある夏の思い出をたくさん持っているはず。
そんな思い出が集まれば今年の夏はもっと乾杯が楽しくなりそう。

そんな期待からこのコンテストを始めることにしました。

とのこと。

私、「夏の思い出」と聞いて一番に思い浮かんだ話が全く乾杯が楽しくなりそうじゃない話なんですけど、聞いてくださいますか?人に話すたびに引かれてますし、ある意味ホラーですよ?

いいんですね?では、話しましょう。

※プライバシー度が高いため有料設定にしております。また、あの夏に乾杯タグは付けておりません。予めご了承ください。

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あれは大学3年の夏(だったと思う)。

深夜0時、私はジョイフルで友人2人とドリンクバーで楽しい時間を過ごしていた。

そこに当時付き合っていた彼女からこんなメールが届く。

「私のお母さんに『どこまでの関係なの』って聞かれたらなんて答える?」

「いきなりどうした」と思われるでしょ?まぁ、私にとってはいきなりではなかったわけで。彼女は幼少時代、女でひとつで育てられたこともあり、お母さんがめっちゃ厳しいということを聞かされていました。私が家に行っていることはもちろん、泊まっているなんてことがバレたら「大学を辞めて地元に引き戻される」と。

そして、その数日前彼女の妹が私が彼女の家に泊まりにきているということをお母さんに話してしまったことを聞いていました(そんな厳しいお母さんにどうして話しちゃったのかは今でも謎)。

そんなこともあって

「私のお母さんに『どこまでの関係なの』って聞かれたらなんて答える?」

のメールを見て私は彼女自身がお母さんに聞かれたのだろうと思ってこう返信しました。

「ユキはなんて答えたの?」

すると

「もう全部話したから言ってもいいよ」

と返ってきました。その時点でもう心拍数MAX。

事情を知る一緒にいた友人も心配顔。

すぐさま

「え!お前大分に帰る気か」

と送るもメールの返信は来ずも「今から行っていい?」とメールすると「いいよ」と返ってきたので、友人に侘びて彼女の家に原付を飛ばしました。

5分そこらで彼女の家に到着。家のドアを力強く開け、泣いている彼女を抱き寄せ……

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