2023/09 JFL 東京武蔵野 vs 高知ユナイテッドSC
結果は0-2で高知が勝利しました。
武蔵野は従来の4-4-2のフォーメーションではなく5-4-1という感じだったと思います。ボールを保持している時は3バックで両サイドバックの鳥居選手と一宮選手がワイドに広がって攻撃の一翼を担うという感じです。
試合開始からすぐに思ったのは両サイドの運動量がかなりきついだろうな・・・というものでした。前と後ろにかなりの距離を走る事になるので、9月とは思えない暑さの中では疲労度が相当になるだろうと思ったのです。
やはりと言うか交代のなかった鳥居選手は試合終盤ではかなりの疲労度がみてとれました。
失点シーンをみていくと、2失点目は少し前掛かりになったところでの失点でしたので致し方ないかなとも思いましたが、1失点目はサイドへのパスをカットされてのショートカウンターからの失点でしたので少し不用意だったかもしれません。ただその失点までは5バックが相応に機能していたと思います。ただ攻撃に移った時のバリエーションが少なく、完全に手詰まり感漂うという感じでした。
うまくいかない時はこんな感じだよな・・・という典型的な試合だったと思います。
そんなこんなで武蔵野は遂にJFLで14位という順位となりました。沖縄SVがかなり苦戦しているのとFC神楽しまねが解散した事もあり降格が目の前という状況ではありませんがやはりという感じで最下位争いになってしまいました。なかなか今のJFLでJリーグを目指さず、かと言って選手がHONDAのように全員親企業に勤められるという状況でもない武蔵野は戦力的にも厳しい状況です。このままいくと今期は大丈夫でも来期とかは本当に降格が現実になってしまいそうな予感がしています。
武蔵野は来期以降どういう体制で臨むのでしょうか・・・
今回の試合を観ながらなぜか来期の心配が頭をよぎってしまいました。
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