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東京武蔵野シティFCの名称変更を考える

「東京武蔵野ユナイテッドFC」
なんと言えばいいのか・・・

 既にご存じの方も多いと思いますが東京武蔵野シティFCを本年2月から運営する予定だった「横河武蔵野スポーツクラブ」は「東京ユナイテッドFC」とトップチームを合同で運営する体制に変更し、チーム名も「東京武蔵野ユナイテッドFC」に変更する旨の発表をしました。
 新しく「株式会社東京武蔵野ユナイテッドスポーツクラブ」を文京区!?に設立するとの事です。
 え??文京区??武蔵野の運営母体が文京区?なんだそれ・・・
 武蔵野を応援する人々が感じた違和感はまさにそれじゃないでしょうか。新しいチームのロゴも変更されるとの事でそのロゴも見ましたが、これもまた???だらけでした。武蔵野シティは東京ユナイテッドと合併する訳ではなく、東京ユナイテッドはアマチュアチームとして引き続き関東リーグを闘うとの事。で、なぜ武蔵野シティのロゴまでほぼほぼ東京ユナイテッドのロゴに寄せて新しくされたのでしょうか?東京ユナイテッドもそのまま残るのであれば、お互いチーム名もロゴもそのままで良かったんじゃないの?だって東京ユナイテッドFCのチーム名はそのままなんでしょう?そんな風に個人的には感じました。
 一部の武蔵野サポーターが「武蔵野シティ」は消滅したと記載していましたが、そう思われても仕方のない状況です。
 現時点ではそれ以上の詳しい発表がないのでなんとも言えません。言えませんが、この合同運営は一体どこを目指すのでしょうか?東京ユナイテッドFCが完全なアマチュアチームとして運営すると明記されている事を鑑みれば、東京武蔵野ユナイテッドFCは再びJリーグの舞台を目指す事となるのでしょう。で、武蔵野の名を冠するチームであり1939年の創部以来常に武蔵野をホームタウンとして戦ってきた東京武蔵野シティFCは武蔵野を唯一のホームタウンとして戦う事にアイデンティティがあるチームだと思ってきました。Jリーグを目指すにしても武蔵野を飛び出てはそもそも意味がないと思うのです。今までの運営母体であった「武蔵野スポーツクラブ」(←横河武蔵野スポーツクラブとは別物です)もそれにこだわり続けたからこそのJリーグ参入の断念であったはずです。
 文京区に設立される新会社はそれらをクリアーする事が出来るのでしょうか?
 どうせ安易に武蔵野からホームタウンを東京23区あたりまで広げて適当なスタジアムをホームタウンと称するのでは?と個人的には容易に想像出来てしまうのです。それって意味あるんですかね?それならFC東京で良いのでは?もうあるじゃないですか。東京ヴェルディだってあるし。思い返せば ヴェルディもかつて川崎から東京にホームタウンを移してからみるみる弱体化したのは有名な話です。
 個人的には引き続き東京武蔵野シティFC改め東京武蔵野ユナイテッドFCにはJリーグの舞台を目指して欲しいのです。でもそれは武蔵野を唯一のホームタウンとするからこそJリーグの舞台を目指して欲しいのです。そこを安易に変えるのであればもはや武蔵野ではないですし。

 これからいろいろと続報も入ってくると思います。思いますが、東京武蔵野シティFCはどうなっていくのでしょうか?
 ただただ心配です。

 あ、ちなみに昨年(2020年)の7月8日にFC今治のJ3での成績を8位か9位くらいと予想しましたが最終結果は7位でした!ですので、ほぼほぼ正解!
 まったくの余談ですが・・・すいません。


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