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運は縁によって鍛える

「運が良い人」「運が悪い人」なんて、すでに運命が決まってるみたいにいいますが、運だって自分次第で向上できるものなのです。ここで運を向上する方法について、なるべく論理的に説明してみます。

「運」と似た「縁起」という言葉がありますね。この言葉のとおり、縁が起こるところに運は回ってきます。運を鍛えるコツは、社会との「縁=良い関係性」を強めること。この縁を強めるには、いくつかのコツがあります。

1つめは多様性を持つこと。多様な技術を身につけ、様々な友人を持ち、人生に多様性を持つと運気は上がります。多様性は選択肢を増やし、安定をもたらします。弊社を無理やり例とすれば、グラフィックと建築を両方ともデザインしているということは、ひとつの領域だけよりもチャンスが増えていることになります。人の縁も広がりやすくなります。このように人生においても、多様性は縁の強さと直結します。

2つめは肯定的であること。例えば失敗をした時に、運が悪いと見なすか、失敗から学べて運が良いと見なすかは、その人次第です。マイナスをプラスに変換する人には人が集まってくるもの。人を褒めるのも良いでしょう。逆にマイナス思考で責任転嫁する人からは、手を差し伸べる人が離れていってしまいますよね。

3つめは希望を公言すること。自分はこれがやりたいと公言すると、周囲が手を差し伸べやすくなり、同じ方向の人が集まるので、徐々に願いに近づきます。言霊ともいいますが、願いは言葉にすると叶いやすいものです。

4つめは縁を絶やさないこと。年賀状や贈り物は、古来より縁を保つための知恵です。現代は携帯電話でずいぶんと縁を保ちやすくなりました。あなたの大切な人に連絡してみましょう。

5つめは感謝を伝えること。縁は自分だけで生めるものではないので、周囲の人に感謝する人にはまた縁が巡ってきます。

この5つを実行した後は、自分が巡り合わせに相応しいかどうか、積み上げてきた実力が問われます。その日のための準備をしておくのも、もうひとつの大切なコツです。

Photo : OCICA (2011)
被災した牡鹿半島のお母さんの仕事を生む手作りアクセサリー。
震災以降復興支援を続ける「つむぎや」とともに、住民同士のコミュニティを再生するデザインを考えていった。東北復興に関わる多くの人が足を運び、復興支援活動のひとつのシンボル的な存在になった。
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