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デザインと革新

2016年に「デザインと革新」という本を書きました。

この本は、僕が右も左も分からない学生時代にデザイン運動としてNOSIGNERを始め、デザインと発想を仕事にしていく中で気づいた、デザインによって価値を生むために本当に重要だと感じたエッセンスを、50のエッセイとしてまとめたものです。

この本を書いたのは、価値を生み出そうとしている人達を応援したかったから。ここには、もっと早く気づいていれば人生をショートカットできたかもしれない、僕にとっての宝物級の気づきが詰まっています。

このたび、そんな「デザインと革新」の全文をnoteに公開することにしました。
この「デザインと革新」が、あなたを始めとする、これから価値を生み出そうとする人たちにとってのエールになることを心から祈っています。

NOSIGNER代表太刀川英輔

内容紹介目次

CHAPTER 1 :仕事をはじめる
01 経験なんか気にしない まずやってみる
02 素直に失敗し 素直に聞く
03 最初に最高なものを学び 超える
04 プロジェクトは 趣味にする
05 分解すれば 理解できる
06 できないことを正確に知れば 上達する
07 まずは一点突破 それから点を増やす
08 目と手をすばやく往復して すぐに試す
09 勝負は 確率論で考える
10 憧れの人を ライバルにする
11 ロールモデルを 探し続ける

CHAPTER 2 :いいデザインを創る
12 美しい理由を 考える
13 形はつくるものではない 見つけるものだ
14 センスとは才能ではない プリンシパルだ
15 瞬間的に伝わる デザインをつくる
16 定義を 言葉に凝縮する
17 伝わるように 伝える
18 違和感に敏感に 正直になる
19 多様な経験が 創造の引き出しになる
20 コンテクストが つくるべきものを教えてくれる
21 ゴールを考える時は 景色として想像する
22 理想から 逆算する
23 自分が欲しいものを つくる

CHAPTER 3 :イノベーションを起こす
24 原点には 強い答えがある
25 見るのではなく 観ること26 斬新さと普遍性を 同時に満たす
27 領域とは それを学び越えるためにある
28 共通のルールを理解し ハックする
29 シンプルとは 概念を浮き掘りにすること
30 意外な要素を足す 基本の要素を引く
31 アイデアに出会うために 名前を外して考える
32 似ている現象を 対応する
33 統合して 最適化を繰り返す
34 極端な状態を想像して 固定概念を壊す
35 形ではなく 関係性を変える

CHAPTER 4 :集合知を生み出す
36 いい答えを出すより いい問いを生み出すこと
37 問われた問いを 拡大する
38 共感の感度を 鍛えておく
39 プレゼンテーションは 話を聞く場である
40 相手に寄り添う その相手としか出来ないことをやる
41 誰かに教えることは 自分が学ぶことだ
42 ヒエラルキーを減らし 自主的なチームになる
43 チームの中で学びあい 尊敬し合う
44 多様性を持った 小さなチームをつくる
45 共通の目的を持つ人は 応援して仲間になる

CHAPTER 5 :未来の価値をつくる
46 運は 縁によって鍛える
47 形がもたらす 縁を見通す
48 未来にとっての 価値をつくる
49 無欲に感じるまで 目的を拡大する
50 文脈から学び 創造の歴史に貢献する

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