サトウユウスケ

とあるプロデュース会社の取締役。 店舗プロデュース、商品プロデュース、マーケティングプ…

サトウユウスケ

とあるプロデュース会社の取締役。 店舗プロデュース、商品プロデュース、マーケティングプロデュースなどを手がけています。 ぼくのプロデューサーとしての仕事の役割は2つ。 1.誇りを持たせる。 2.ファンを増やす。 日々の活動の中で手に入れたノウハウや気づきを整理していきます。

最近の記事

テイクアウトを始める飲食店さんへ 告知と集客のコツとテクニック その2 テクアウトの売上を伸ばすために

先日、テイクアウトを始める飲食店さんへ 告知と集客のコツとテクニックをアップしました。 その続きのnoteです。 本当に少しでも全国の飲食店さんの売上につながればと思います。 今回は、最初にテイクアウトを告知した後、さらなる集客を目指すためのコツとテクニックをお伝えしたします。 テイクアウトで一定の売上を上げ続けるために、むしろ今回の方がより大事です。 テイクアウトは1〜2回の告知だけでは成功しない「テイクアウト始めました!」という1〜2回限りの告知であきらめては絶対

    • テイクアウトを始める飲食店さんへ 告知と集客のコツとテクニック

      たくさんの飲食店が、たいへんな状況になっています。 私が立ち上げに協力した店舗も、同じようにたいへんな状況になっています。 少しでも売上を確保するために、テイクアウトを始めたり、1日1組の予約のみ受け付けているお店が多いですね。 ただ、テイクアウトや営業形態の変更の告知情報をSNSで見ていると、なかなか集客がうまくいかなさそうな内容の投稿が多いなと感じています。 サービスや商品は、伝え方・売り方がとてもとても重要です。 私は様々な業種のマーケティングプロデュースの仕事をし

      • 結局みんな、自社の強みを知らない。|vol.1

        マーケティング戦略を作る時に欠かせないステップが「自社の資源=強み」を的確に把握すること。「資源=強み」を把握することで、目的を達成するために使える武器の種類と量が変わってきます。 自社の強みを意外とみんな知らない。 クライアントと最初に打ち合わせをするときに、 会社のこと、商品のこと、サービスのことを 結構しっかり事前勉強します。 会社の成り立ちから、現状はどうなのか。 強みと弱みはなんなのか。 どこをどう改善した方が良いのか。 クライアントと同等以上のレベルで話ができる

        • 「商品メッセージ」は状況を3つに分けて考える 〈その3〉

          今回は、「商品メッセージ」は状況を3つに分けて考える〈その3〉です。 3つの状況とは、 商品は知っているが、 ①買いたいけど、買えない = I want but I can't ②買いたいけど、必要ない = I want but I don't need ③買いたいと思わない = I don't want 前回のコラムでは、①と②の理由を持つ方にどのようなメッセージが必要かを書きました。 今回は、③買いたいと思わない = I don't wantの方をどのように振り向かせる

        テイクアウトを始める飲食店さんへ 告知と集客のコツとテクニック その2 テクアウトの売上を伸ばすために

          「商品メッセージ」は状況を3つに分けて考える 〈その2〉

          今回は、「商品メッセージ」は状況を3つに分けて考える〈その2〉 商品メッセージをつくるときに、見逃しがちなのが、 「購入してくれない方がどう思っているのか」という視点です。 意外にも、そこに考えが至っていないことが多いです。 前回のコラムで、「知っているけど買わない」理由を分解すると大きく3つありますと書きました。 その3つとは ①買いたいけど、買えない = I want but I can't ②買いたいけど、必要ない = I want but I don't need ③

          「商品メッセージ」は状況を3つに分けて考える 〈その2〉

          「商品メッセージ」は状況を3つに分けて考える。 〈その1〉

          商品を買ってもらうためには、この商品がどういうものかを伝える必要があります。 商品の良さであったり、こだわりや姿勢、伝統や革新など。 それらを言語化し、メッセージとして社会に伝えます。 もちろんビジュアルで伝えるべきこと、伝えられることもたくさんあるのですが、今回は言語化されたメッセージについて話していきます。 メッセージを伝える場所は、パッケージであったり、営業トーク、販促物、広告、SNSと媒体はたくさんあります。 人に伝えるメッセージの作り方を見直してみることで、人の動

          「商品メッセージ」は状況を3つに分けて考える。 〈その1〉

          「ターゲットの定義」を見直す。

          年齢✕性別や顧客ランクは「ターゲット」でありません。 クライアントとの打合せで、「ターゲットはどんな人ですか?」と聞くと「40代女性で新規のお客様」とか、「シニア層に絞って商品開発しています」などとよく言われます。 「あー、ここが浅いからうまくいかないんだな〜」と感じます。 見出しにもありますが、年齢✕性別や顧客ランクは「ターゲット」でありません。 厳密に言うとターゲットになりえません。 「消費者の多様化」という言葉をよく聞きますが、 まさにその通りで、同じ40代でも経

          「ターゲットの定義」を見直す。

          「いい商品」の定義を見直す。

          「いい商品」と思っていないことが意外に多い マーケティングの世界では「いい商品と売れる商品はちがう」とよく聞きますが、同じように「売れない=ダメな商品」では一概にありません。 「御社の商品はいい商品だと思っていますか?」 これはクライアントにいつも聞く言葉です。 回答結果は、ぼくの肌感なのですが、だいたい半々です。 意外にも自社の商品がいい商品だと思ってない人って多いんですね。 「なかなか売れないからなんとかしてほしい!」という依頼から仕事が始まることが多いので、NOとい

          「いい商品」の定義を見直す。

          売る気はあっても、買ってもらう気がない。〈マーケティング試行錯誤〉

          とりあえず、はじめてみます。 とあるプロデュース会社で、店舗や商品、マーケティングのプロデュースを手がけています。 様々なプロジェクトに携わり、その体験を通して頭の中にある程度のノウハウや成功法則、失敗法則が溜まってきました。 今、それらが頭の中にぼんやり、ふわふわと浮いていて、全然整理されていない状態です。 だからなんだろうけど、最近、発する言葉のつたなさや浅さが、どうも気になってたんです。もっと上手に言えないのだろうか、もっとわかりやすく伝えられないだろうかと。 ア

          売る気はあっても、買ってもらう気がない。〈マーケティング試行錯誤〉