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身近になる非上場株投資~あなたの投資選択肢が広がる時代へ~


1. はじめに

皆さん、こんにちは!Nosyです。
今日は、投資の世界における画期的な変化、それが「公募投資信託に非上場株を組み込めるようになる」というニュースについて、わかりやすくお話ししようと思います。
この変化が私たちの生活や投資戦略にどう影響するか、一緒に見ていきましょう。

2. 公募投資信託と非上場株の組み合わせ

公募投資信託とは、一般の投資家が資金を出し合い、プロの運用会社がその資金を株式や債券などに投資し、運用結果に応じて利益を分配する仕組みです。
これまで日本では、公募投資信託に非上場株を組み込むことが事実上できなかったんです。
なぜなら、非上場株は市場で自由に売買されていないため、その時価を算出しにくいからです。
しかし、これからはベンチャーキャピタルが使う国際基準を用いて、非上場株を公正に評価し、投資信託に組み込むことが可能になります。

3. 投資の新たな選択肢としての非上場株

この変化は、私たち個人投資家にとって、新たな投資の選択肢が広がることを意味します。
例えば、上場前の成長著しいベンチャー企業に、身近な投信を通じて投資できるようになるんです。
これは、これまでの株式投資が上場企業に限られていたことを考えると、大きな進歩ですよね。
新興企業にとっても、この仕組みは大規模な資金調達のチャンスを意味し、企業の成長を加速させることが期待されます。

4. 新興企業の資金調達と投資家保護

米国を例に見ると、非上場株を組み入れた投信はすでに普及しており、大手の配車アプリやSNSプラットフォームなど、今や私たちの生活に欠かせない企業も、上場前に投資信託を通じて資金を調達していました。
日本でも、このような仕組みが整うことで、スタートアップ企業が上場する前の段階で、より多くの資金を集めやすくなります
ただし、非上場株は流動性が低いため、投資家保護のための新ルールも導入されます。
例えば、目論見書でリスクの説明が求められたり、運用会社が非上場株の発行企業の経営の健全性を確保するための審査を義務付けられたりします。

5. 非上場株投資のリスクと対策

非上場株投資は大きなチャンスですが、リスクも伴います。
特に、非上場株は売買が難しく、価値が急変する可能性があるため、投資する際には慎重に検討する必要があります。
投資信託の運用会社は、これらのリスクを投資家に明確に伝え、適切な投資判断ができるようにサポートすることが求められます。

6. 豆知識:公募投資信託の基礎

公募投資信託についてもう少し掘り下げてみましょう。
投資信託は、多くの投資家から資金を集め、その資金を株式や債券など様々な金融商品に分散投資することでリスクを管理しつつ、利益を目指す仕組みです。
投資家は、自分で直接株式や債券を選ぶ代わりに、運用のプロに資金を託して運用してもらいます。これにより、投資の専門知識がない人でも、簡単に金融市場に参加することができるんです。

7. まとめ

今回のルール改正により、公募投資信託に非上場株を組み込めるようになることは、私たちにとって新たな投資の機会が広がると同時に、新興企業にとっても資金調達の道が開かれる大きな一歩です。
ただし、非上場株投資にはリスクも伴うため、慎重に情報を収集し、自分に合った投資判断を下すことが大切です。
これからの「資産運用立国」を目指す日本で、投資の世界がどのように変わっていくのか、非常に楽しみですね!

Nosyより、今日はこの辺で。次回もお楽しみに!

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