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『賀喜遥香はかわいいのか話す会...?』

○:もうお店とか決まってるんですか?

前回"賀喜遥香はかわいいのか話す会"を行うことが決まった二人

遥:うん!もう予約したよ!

○:そこは準備いいんですね…笑

遥:そこはってどういうことよ~!!!

○:いや、ごめんなさい、つい…笑

遥:も~!私これでも一応先輩なんだからね?

○:さっき"賀喜遥香はかわいいのか話す会"とか言ってた人がよく言いますよ…

遥:それはそうだけどさ…

遥香は恥ずかしそうに言った

○:まあそこが遥香さんのいいところですよね笑

遥:え、本当に…?私ってかわいいんだ…

○:いや言ってませんよ。欲しがりすぎですよ

遥:ぐぬぬ…!

そんなことを話していると二人は遥香が予約したお店に着いた


遥:とりあえずビールとかにする~?

○:はいビールで大丈夫です

そう言って二人はビールと各々の食べたいものを注文した

遥:○○は普段飲んだりするの?

○:同期とたまに行くくらいですね、遥香さんはどうなんですか?

遥:私もめちゃくちゃテンション上がってる時しか行かないかな~…

○:じゃあ今はめちゃくちゃテンション上がってるんですね…笑

遥;ま、まあ…笑

○:なんでテンション上がってるんですか笑

遥:そりゃ…お昼に私のことかわいいって言ってくれたから…笑だから今日誘ったんだし…笑

○:それで今日何を話すんですか?

遥:忘れたの?"賀喜遥香はかわいいのか話す会"だよ?

○:それだけじゃどんなこと話すかわかんないんですよ

遥:まあ、とりあえず私が聞きたいのは○○は私のことかわいいと思ってくれてるの?

○:いや、あれはちょっと違って…

遥:え~!違うって何よ~!

遥香はそう言ってビールを飲み干す

○:遥香さんそんな一気に飲んじゃダメですよ…

遥:うるしゃい!

そうい言って遥香は二杯目のビールを注文した

○:遥香さん絶対お酒弱いでしょ…笑まだ一杯目なのに呂律回ってないですよ…笑

そんな遥香を笑いつつもかわいいと感じてしまった○○

遥:ま~たそうやって馬鹿にしてさ~!

遥香は拗ねた顔をしながら言う

○:いや、馬鹿にしてるわけじゃなくて…笑

遥:もう言っちゃうと私かわいいって言われたいんだよね~…

○:そうだろうとは思ってましたよ

遥:じゃあ言ってよ~…

○:なんか先輩にかわいいですねって言うのもおかしいじゃないですか…笑

遥:そういうときだけ先輩とか言ってさ~…

遥香はそう言って口をとんがらせた

○:まあたしかにこういう時しか言わないですけど…笑

○○は思わずニヤついてしまいながら言う

遥:なにニヤニヤしてんのよ~

○:先輩の表情とかかわいいなって思って…あっ…

○○は思わず遥香にかわいいと言ってしまった

遥:あ~!言った~!

遥香はニコニコしながら○○を指差す

○:いや~…笑

今回はさすがに言い訳できない○○

遥:ね~!今回はちゃんと言ったもんね~?

嬉しそうな顔で○○を追い詰める遥香

○:まあ、はい。言いましたよ…

仕方なく言ったことを認める○○

遥:じゃあ~どこがかわいいのか教えてくれる~

○:さ、さっきも言いましたけど表情とかですよ…

○○は少し照れながら言う

遥:ふふ笑○○珍しく照れててかわいい~!

○:う、うるさいですよ…

○○と遥香の立場が完全に逆転してしまった

遥:ちょっと隣行っちゃお~

そう言って遥香は○○の隣に座った

○:な、なんでですか…

遥:え~なんかいつもより可愛げがあって今日はなんか手名付けられそうだな~って思って笑

○:なんですかそれ…

遥:まだ照れてんじゃん笑ほれほれ

そう言いながら遥香は○○のほっぺたを指でツンツンする

○:や、やめてくださいよ…

○○は顔を赤くして言う

遥:○○いじめるの楽しい~笑

いつもは考えられない状況に遥香が興奮する

○:も、もう…

顔が真っ赤になってしまった○○は遥香の方を向くことができない

遥:楽しい~…たのし…

どてっ

○:ん?

少しすると○○の肩になにか落ちてくる

○:は、遥香さん…ね、寝てる…

なにか見るとそこには先程まで楽しそうにしていた遥香が○○の肩ですやすや寝ていた

○:そんな急に寝れるもんかな…

遥香が起きないように小さい声で言う

○:でも、寝顔もかわいいな…

遥香の寝顔を見てボソッと言う

遥:んあ~…かわいいって言ったぁ…

○:この人どんな夢見てるんだよ…

遥香は○○の言ったことに反応して寝たまま言う

○:とりあえず外出るか…

○○は会計を済ませ遥香をおんぶして店の外に出た

○:外に出たのはいいものの遥香さんの家も知らないしな…

そう困っていると…

遥:ん~…ん、あれ?い、今どういう状況…?

遥香が目を覚ました

○:あ、遥香さん、途中で遥香さん寝ちゃったんで外に出てきたんですよ

背中に乗っている遥香のほうに向けて言う

遥:あ、そうだったんだ…。ごめんおんぶとかしてもらっちゃって…

○:全然いいですよ

○○は遥香を背中から降ろしながら言った

遥:ていうかまたお金払わせちゃったし…

○:まあ、また今度で大丈夫ですよ

遥:うん、ありがと…

遥香はふらふらしながら言う

○:遥香さん一人で帰れます?

遥:うん、大丈夫…

遥香はそう言って親指を立てた

遥:じゃあまた行こうね

○:あ、ま、また

そう言って遥香と○○は別れた

○:本当に遥香さん大丈夫かな…

遥香の背中を見つめながら言う

○:ちょっとついて行ってみるか…

遥香が心配になった○○は遥香に少しついていくことにした

To be continued…















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