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その1-2 (■4-4)経営で使う確率論について カフェを経営しながらカフェ開業のコンサルをしているので、noteにカフェ経営のノウハウをしたためようかと

さて、問題です。

ここに、三つの箱があります。中にひとつだけ100万円が入っています。
仮に、A箱、B箱、C箱としましょう。

あなたはどれを選びますか?
たとえば、あなたがA箱を選んだとして、出題者である私(正解を知っている)は、次にこう言います。

「あなたが正解する確率をUPさせるため、助けてあげます。」
さらに、
「あなたが選ばなかったB箱は空箱です。正解は、A箱かC箱です。」
そして、
「あなたは、A箱からC箱に選択し直してもOKですよ。C箱にしますか?」

わたしは、いつもこのゲームを誰かとしていて、常にこういう流れですすめています。
心理戦ではなく、あくまで確率論です。

さて、あなたならどうしますか?

この問題には、確率上正解があります。
正解の選択「A箱かC箱」と、その場合の100万円が当たる確率。その理由を考えてみてください。

どうでしょう?
正解にたどり着きましたか?
箱が二つ残った時点で、一見、正解の確率は2分の1に見えませんか?だったら、初志貫徹・・・A箱で。みたいな気持ちになりませんか?

しかし、それは正解ではありません。
正解でないというだけでなく、A箱の選択を変更しないのは不正解です。確率上損をしています。なぜなら、A箱に100万円が入っている確率は、選択できる箱が2つになった場合でも、変わらずに3分の1のままだからです。 ということは、C箱に100万円が入っている確率は、3分の2ということになるのでしょうか?

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