その1-2 (■4-3)経営で使うフェルミ推定について カフェを経営しながらカフェ開業のコンサルをしているので、noteにカフェ経営のノウハウをしたためようかと

その1-2(■4 それでも開業するなら勉強しないとね。)の続き、
3経営で使うフェルミ推定とは!です。

フェルミ推定、聞いたことある人もいるかもしれません。一時、マイクロソフトやグーグルの入社試験にて利用されているという噂が広がり話題にもなりました。
フェルミ推定がいわゆる「頭の良さ、賢さ」を図る基準になるかどうかはわかりませんが、少なくとも”限られた材料・情報”を利用してその場その場で「判断」する事に関しては、知っていて損はない考え方だと思いますので、これから起業されようとする方々にはぜひ、勉強して頂ければと思います。

何かを判断するとき、それに関する情報は多い方が有利になるのが通常です。もちろん、間違った情報、役に立つかどうかもわからない多すぎる情報は判断を誤らせるかもしれませんが、それでも、何も手がかりが無い状態よりはあった方が良い。まぁ、当たり前です。

例えば、
ビジネスの現場において、なにか新しい試みをスタートさせようとするとき、それが差別化がされていれば居るほど、新規性があればある程、実績(他社も含め)という最も信頼できるデータがないものです。

そんなとき、出来るだけ情報を集めるのにも「コスト」は必要となってきます。その集めたい情報の、「内容」「質」「数量」によっては、そのコストもとても大きくなる場合があります。

では、面白そうな企画(ビジネス)を思いついて、スタートさせてみようかな?と思った時、どのような情報を元にリサーチさせるコストが妥当かどうか判断すれば良いのでしょうか?と、ここでも必要な情報というのが出てきます。

もちろん、検索すればすぐにヒットするような情報は、ほぼ無料で手に入る「情報」ですので、そういう類のものは入手すべきでしょう。コストが必要ないのですから。でも、それ以上の情報となると・・・。

ここからは、自分の頭で考えないといけません。手元にある情報だけを利用して、論理的に”推量”する方法、それを体系化したものが「フェルミ推定」と言われる手法です。

フェルミ推定とは、「実際に知ることが難しかったり、情報が少なすぎるような場合においても、必要な数値を概算すること」と言えるでしょう。自分の知る範囲の知識やすぐにアクセスできる情報のみを用いて答えを導かねばなりません。なぜなら、時間もコストの一部なのですから。

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