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「スエズ運河代替路探る」讀賣新聞 2021/4/21

【記事の要約】
国土交通省が実施した実証実験の一環として、日本通運など物流10社は、国内主要港から露ウラジオストクまで荷物を海上輸送した後、シベリア鉄道に荷物を積み替え、欧州に運んだ。この事業の結果、スエズ運河経由の海上輸送より運賃が2倍かかったが、期間は半分になることが分かった。シベリア鉄道を用いた輸送は増加しているが、一回あたりの輸送能力は海上輸送の30分の1程度にとどまるため、輸送依頼をさばききれない状況が続いている。

【私の考え】
物流が滞る原因には、Brexitなどのシステムの変化や、座礁事故、強風や災害などの要因がある。要因が多くある以上、代替案が複数必要だ。加えて、荷物を分散して輸送する必要がある。鉄道に関しては、中国から欧州に輸送する際は、「一帯一路」を使い、日本からはシベリア鉄道を使うというような使い分けが必要だと思う。近年は特に陸上輸送が注目されているため、代替路として陸上輸送の重要性は増すと思う。

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