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コバケン先生💝

毎年年末の大イベントは、第九を観に行くこと。それも必ず、世界最高峰の炎の指揮者、
小林研一郎先生率いるオーケストラに限る。
気がついたら、もう何十年にも渡る大ファンに
なっている。

コバケン先生の魅力は、一度でも指揮する
姿を観ていただけたら即、解っていただける。
他の指揮者には全く感じたことのない
たくさんの魅力に溢れ、その叙情的で豊かな表現の素晴らしさは、
例えば初めてオーケストラに触れる方にも
必ず感じていただけるはずだ。

コバケン先生は、普段は
物静かで優しさに溢れた紳士である。
だが、指揮者であるコバケン先生は
物凄く情熱的だ。
どの楽曲に対しても
どの作曲家に対しても物凄い熱量と
大いなる敬意に溢れている。

コバケン先生の演奏会を観に行ったら
必ず経験できることがある。
その素晴らしい体験は今も昔も変わらず、
毎回であることに、もはや奇跡を感じる。

必ず、舞台と観客席が完全に一体となるのだ。
コバケン先生の、楽曲と作曲家、
オーケストラのメンバー、そして観客に
対する愛の深さに圧倒されていき、
みるみるあっという間に、舞台から
観客席にいたる隅隅まで
神聖なエネルギーに満たされていく。
オーケストラの中に、私達の意識は
存在し始めて、ゆっくり溶かされていく。
心の底の底の方から
沸々と沸き上がる幸福感は、言葉にならない。
至福の時、である。

目には見えない、音楽という
素晴らしく偉大で美しいエネルギーに
惜しみ無い愛と敬意を注ぎ続ける
コバケン先生に
また、この年末も再び逢いに行ける。

今年も生きてこられて
本当に良かった。
辛いことが山ほどあっても
人生には、生きる価値がある。

毎年そう思わせてくれる
コバケン先生💝に愛をこめて。






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