もふ

mofumofuさんインタビュー

もふもふさんの略歴

頂いた文章をそのまま拝借します。またサムネイル画像はディズニー好きということでイメージどおりのものを選びました。

りまりま団のもふもふです。
http://rimarimadan.hatenablog.com/

大学は心理学専攻で、4月で新卒5年目です。
普段は技術書典とコミックマーケットにりまりま団として出ています(技術書典6もでるぞ)。サークル番号(き28)

作品例はここにまとめました。
http://rimarimadan.hatenablog.com/entry/2018/11/01/頑張らずに書き続けるための技術%40Tech_Pub_vol_6―書き続け

2018年7月まではITコンサル会社でインフラエンジニアやってました。
体を壊して8月に転職したあとは、SES形態でVueとTypescriptを書いています。
2019年の2月にまた転職して、またSES形態で働いています。今はテストフェーズなのでアドホックテストやってます。

新卒の研修でプログラミングの挫折

――最近ソフトウェアエンジニアになったそうですが、新卒研修以来ずっと苦手だったそうですが。

本格的にプログラムを書いて仕事をしているのは2018年9月からです。言語はVue.js(TypeScript)です。
Javaは新人研修でやったのですが、最悪でした。for文すら怪しかったですね…。
研修は4月から3ヶ月間でした。そのときはHTML + CSS + Java(JSP/Servlet) + SQL(Oracle)でWebアプリケーションを作れるようになるのが目標でした。
研修が終わっても1人では何も作れる状態ではなかったですね。
研修中「全然わかんない〜〜〜!やばい〜〜〜」ってなっていました。
この期間にプレゼンテーションやビジネスマナーなどの研修も受けていました。

――いきなり挫折を経験したんですね。

ところが、唯一自分でもできたものがあったのです。
研修の最後に、「チームからLinuxをOSインストールからやってWebアプリをデプロイする担当を出せ」とお達しがありました。
自作PCを組んで、そこにDVD入れてUbuntu入れて…とやりました。私にはそれがうまくできたのですが、別の人はCPU壊して買いに行っていたりしました。
研修終了後の配属希望で「インフラ系の仕事がいいです!!!!」って言って、めでたくインフラエンジニア見習いとして仕事を始めることができました。
Webアプリを作るためには、Webアプリの仕組み + プログラムの動かし方 + 根気良くデバッグ…と色々な要素が複雑に絡み合いすぎていて、正直、専門外の人が最初に触るにはハードルが高いなと思います。
でもWebサーバの構築であれば、枯れた手順と「打った通りに動作する」ので理解しやすかったな、と思っています。

――確かにWebサーバの構築は技術的に枯れてるし調べればいくらでも情報が集まるので私も好きな分野です。それにしてもハードな研修でしたね。
今はどんなエンジニアを目指していますか。

Webアプリケーションの監視とそのログを元に改善のアクションが取れるエンジニアになりたいなと考えています。SREに近いイメージをしていて、Webアプリケーションを作ったことがあれば、その観点で「いや、こっちの方がいい」と議論ができるんじゃないかと思い、今は開発をやっています。
新卒のときElastic Stackというミドルウェアを使う機会がありました。それはWebアプリケーションのログを収集してダッシュボードで閲覧するようなものなのですが、これもWebアプリ側のログ設計がきちんとできないとダメなんですよね…。
技術書典2はElastic Stackの本を書いて、これが商業本になりました。

――技術書典を2年もやってるってベテランです。記事の寄稿もされてるんですね。

このとき、「Webアプリケーションが実際に作れれば、もっといい使い方が提案できるかもしれないのに」と強く思ったんです。
今は簡単なSPAアプリケーションなら作れるようになりました。じゃあこれをどうやって監視しよう?とか速度を出すにはどうすればいいのか?とかを考えることができるんですね。
で、これはインフラエンジニアの役割なのか?と思うわけです。Webアプリケーション書く人こそ知っておくべきなのでは?
で、そういう知見を集めて同人誌を書いていきたいなあと考えています。技術書典6はVueで学んだことのまとめ本を書いています。

――技術書典の常連ということは、プライベートでも技術的な研鑽とか遊びとか好きなんですね。

正直、自分はまだまだだな〜と思っていましたが、「業務外で技術的な何かをする人って圧倒的に少ない」ことに最近気がつきました。だから、続けることが大事だと思うんです。
でも、「すごく目立つ人」を見ると焦りますし、正直落ち込んだりもします。

――その気持ちはとてもよくわかります!

技術同人誌を書くときに大事なのは「すごいことを書こうとしない」だと思います。自分が仕事とかで困ったことを整理して、解決方や調べ方、自分が工夫したことをしっかり書く。これだけでその本は価値が出ると思います。それが実際に読者が知りたいことでもあります。
技術書典2で書いた同人誌を底本にして、Elastic Stackで作るBI環境という本を2017年に出しました。先ほどの商業版ですね。1度改定もしました。今も3ヶ月で200部くらいは売れています。

――すげぇ!

なぜ売れているのか?と考えると、このミドルウェアはまず環境構築で詰まるんです。この本はOS差異含めて全部やり方を書きました。自分が詰まったからです。(ドキュメント英語だけだし)
KibanaというUIを作るミドルウェアは、操作手順があまり出回っていないので、スクリーンショットをとって動作を追従できるようにしました。
自分が知りたいからです。
で、これは他の人も知りたい情報だったのではないか、と勝手に思っています。

――Kibanaってかっこいいやつですね。しかも環境差異まで書いてくれるものなんか、滅多にないですよ。そしてやっぱりアウトプット出すのは大事ですね。

上を見るのではなくて、未来の自分が同じことで困らないように!って思うのが一番良いと思います。あと、仕事以外の場でやるのがベストだと思います。

――ちなみに独学で今プログラミングを始められているということで、どうやって業務でやれるようになりましたか。

Vue.jsとTypeScriptをやることになったとき、派遣先の社員の方に「どうやったらできるんですか!!!」と聞いたんです。
「まずはWebのコンテンツを使って簡単なプログラムをかく」
「毎日少しずつ続ける」
「動かなくてもいいからとにかく書く」
と言われました。
私はcodeacademyのJavaScript初学者コースを業務外で毎日少しずつやりました。
https://www.codecademy.com/
それでも最初は全く書けなかったので、お願いしてペアプログラミングさせていただきました。
ペアプログラミングではうまく行かないときに、できる人がどうやって問題を解決するのかを観察しました。
…なので、業務中と独学、どっちも使っていると思います。
文法とかはコンテンツがたくさんありますから独学でもいいかなと思います。

――めっちゃ努力してますね!!

新卒のときは諦めてしまっていたのですが、今はやるしかない!と腹をくくった感じです。
でも、インフラの経験があったので、スタックトレース=ログを見るのは苦じゃなかったです。というのもあるので、プログラムわからん!な人は一旦インフラの構築を学んで戻ってみるのもありなんじゃないかなーと思います。

――なるほど。今日はありがとうございました。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

13

佐々木康介

コードを書かないエンジニアのキャリアをマガジンにするためだけにアカウント作りました。インタビュー形式で時間をかけて少しずつ作り上げていくつもりです。多様性をもっと広く知ってほしいし、自分でも参考にしたいので楽しみながらやってます。プライベートでも今年は2冊本を出しました。

コードレスエンジニアのキャリア集

コードレスエンジニアとは、コーディングしないエンジニアのことです(造語)。彼らがどう活躍しているのかインタビューしたものを公開します
1つ のマガジンに含まれています
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。